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マルバツ◎

バツをつけた自分に優しくしたいと最近思っている。

バツをつけた自分とは?

例えば、ある面接に落ちた私。

その私は、高いハードルに勇気を出して挑戦した私でもある。他人に対して、正直すぎた私でもある。自分をよく見せようとした私。緊張した私。
スーツにアイロンをかけた私。メイクをした私。
電車に乗った私。地図を見ながら会社に行った私。一次選考は通った私。情熱を伝えた私。夢や希望に胸を膨らませた私。不採用通知を受け取った私。
涙を流した私。
たくさんひとりで頑張ってきた私。

この経験を

失敗

と一言で終わらせてしまうのならば

私の中にいるたくさんのバツをつけた私が
悲しむだろう。

私はベストを尽くしたし
これからさらに飛躍していく。

私がダメな人であるわけでは決してない。

上手くいかないと愛されないなんてことはない。

私はどんな私も好き。
私はどんな私も許す。
私はどんな私だって愛してみせる。

誰かが好かれているから
誰かに認められているから
みんなの人気者だから
成功しているから
才能が豊かだから
若くて健康で見た目がよいから
沢山稼いでるから
立派だから

好き

そんな条件つきの好きは、いつか崩れるだろう。

かっこ悪い私も
ミスをしてしまう私も
たまに上手くいって調子にのる私も
好きな人の前でぎこちなくなる私も
嫉妬してしまう私も
落ち込みやすい繊細な私も
だらしない私も
いつも頑張りすぎてしまう私も

みんな美しいし
私はいつも正しい。

私は私でよかった。

バツなんかつけないし
むしろハナマルをつけよう。

他人から何を言われたとしても
すべての私を100%受け入れ、愛し抜く。

私は私を絶対に選ぶ。

最後に選ぶのはいつも私。

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