私が催眠を伝え広めて行こうとする理念
私は、来年2024年より本格的に、催眠療法や催眠をベースとしたカウンセリングや心理療法などについて、米国催眠療法協会の資格認定講座を含めた養成システムを始動させていこうとしています。
現在、各種資料も制作中ですが、今までのWebsiteを、今までセラピストとしてクライアントさんを受け容れていたWebsite「セラピールーム」から「心・身・魂の療術研究所」というトレーニングルームを併設し、そちらで展開していこうと、目下Websiteも製作を急いでおります。
その中でも随所に私の思い、理念など載せておりますが、こちらでもその一部を少しずつ掲載して行こうかと思います。
なぜ、セラピストとしてクライアントを受け容れるだけでなく、催眠や心理療法を伝え広めていく活動を決めたのか?
私の理念の一部です。
★潜在意識は、あなたの日常すべてに繋がっている★
催眠、というと何やら特殊な仕事、特殊な技術のように見えてしまうこともありますが、そもそも催眠状態というのは、例えどんなヒトの日常でも毎日10回以上は出入りしている状態であり(この時に、単純な言い方をすれば、ヒトの顕在意識は潜在意識の奥深く偉大な世界と繋がりやすくなります)、潜在意識というのは、あなたの日常のすべての言動・行動の裏・下に常に常に脈づいてあなたの生活に影響を及ぼしているもの。
あなたの24時間365日は、潜在意識のプログラムや法則によってすべて仕組まれていると言っても過言ではないくらい、あなたに影響を与え続けています。
そして、現代の日本においては、ご自身の自我(顕在意識)が、潜在意識の向かっているベクトルとちぐはぐした方向を向いていたり、仲良くない人が非常に多いです。ご自身がご自身の土台・奥・芯の部分である潜在意識と仲良いか悪いかすら気付かず、人生を過ぎ去らせてしまっている人も多いです。
心理学の巨匠、ウィリアム・ジェームズは、無意識と言う概念すらまだ発見されたかされていないかという時代にも拘わらず、言いました。
「あるべき姿と比べて、私たちは半分しか目覚めていない。」
ジェームズは、私たちは肉体的資質・精神的資質のごく一部しか使えておらず、私たちの持つ可能性の半分も使えていないのだと、そして、「幸福な人生を阻む大敵は外ではなく内にある。すなわち、あなたの心の中に潜んでいる。」と言いました。
潜在意識は、いつもいつもあなたの言動や行動のもとにあります。あなたが、日常生活で「あれ?またこんなことに。前も同じようなパターンをやっているんだよなぁ…」だとか、「いつも子供や夫(妻)、友人とこういうことで喧嘩してしまう」「職場の上司や部下といつもこういうことで、嫌な気分に感じてしまう…」などなど、そしてあなたは顕在意識で決めてそうやっているつもりなのに「なぜか」ズレたことになっているように感じたり、自我ではそうならないようにと思っているのについ思ったことと違う言動や行動が出ている…などなどということも、ありますよね。
潜在意識と仲良くしている人は、こんなことがありません。自分の人生に揺ぎ無く安心感と感謝を持ち、自分や他人に対して信頼を持ち、自分の生活や人との交流も積極的、建設的に動き、自身の責任に圧し潰されるようなこともなく活き活きと自分をコントロールして生きることができています。
こういうことこそ、潜在意識の学びの中でたくさんお伝えしていくところでもありますので、ここでは長く書きませんが、いつも「何か物足りない」「なにか、生きづらい」「私は不幸だ、運が悪い」「もっと幸せになりたい」などと思っていながら、ジェームズの言うように実はあなたの中の可能性を使っていないだけ、身体的資質・精神的資質を一部しか使っていないがゆえにそれが起こっているだけ、というなら、たった一度きりの人生で、「自分自身」を余すことなく使い発揮させること、潜在意識という本当の自分のしかも9割以上も占める部分と、仲良くしない手はありません。
…その方法を学ぶのが、「催眠療法」です。
そして、あなたを含め、人は、24時間365日、常に暗示に晒されています。街中から五感を通して来る”情報”、家族などとの会話、そして、実は自分自身の中での”思考(これは言い換えると、言語による自分自身との会話)”によっても、常に常に常に、暗示を受け続けています(発し続けてもいます)。
日常の自分自身が受けている、もしくは自分自身が自分自身に入れている暗示が、あなたの人生を不利な方向へ導くものであったとしたら、これは、コントロールせねば、ご自身でご自身の人生を振り回し、望まぬ方向へ加速させながら転がらせていくことになります。
また、あなたにもしお子さんや配偶者がいらっしゃったら、彼らの人生に直に強い影響を及ぼします。
特に特に、幼い頃にはその”暗示”が本当に直に入りやすい。お母さん、お父さんからの暗示は、行動からも言葉からも、物凄く入りやすく、これは直に、その子の成長後に影響を及ぼします。
「催眠療法」などと言って、「治療法」ではないのです。大昔からある(催眠の歴史は古代エジプトやローマから既に始まります)、日々の知恵なのです。
お子さんには、栄養のある良いものを食べさせてあげたいと同様に、人生の栄養となる良い暗示やストローク(接し方)を浴びせて、子育てをしたいですよね?そして…お子さんが成長してからも、良い関係を、築き続けたいですよね。
そして、古代ギリシャの医師ヒポクラテスは「まず何よりも害をなすなかれ」と言いましたが、お子さんに良い栄養を与えて差し上げるためには、お子さんやご家族、ご友人などと健全に素敵な関係を築いていくためには、まず何よりも、まずはご自身が、知らず知らずの内に毒を浴びたりよろしくない栄養ばかりに身を浸すことのないようにし、自分自身がしっかりと良い栄養を入れて生きることですよね。
心・身・魂の療術研究所では、現段階では米国催眠療法協会(ABH)の催眠療法士資格を取得することができます。が、資格を取得する・しないに拘わらず、何より催眠療法は、人生に、そしてあなたご自身の人間性、器に、大きな大きな宝物となる可能性を、人生大きなところから細部までに至り、拓いてくれることのできるものです。
医療業界や対人支援職ももちろんそうかもしれませんが、何よりもまず、日常を送っているひとりひとりの足元からこそ、本当の平和、本当の愛、本当の健康、本当の自由が、広がっていきます。これを無視して、世界平和やひとりひとりの真の健康はない。私が催眠をやっている根底には、常にこの思いがあります。
「心・身・魂の療術研究所」トレーニングルームWebsiteの公開はもう少しだけ先になりますが、もしご興味お持ちいただきましたら、ぜひ、以下Websiteより近日、リンクし発表いたしますので、どうぞご覧くださいませ。
また、「ホーム」下部のお問い合わせフォームメッセージより、”この記事を見た”というようなことでご興味お伝えくださいましたら、先んじて個別無料相談として承ります(トレーナーとしてだけでなく、実は今もセラピストとしてもいらした方のお話を伺い、その方に一番合った方法を提案するために既に行っております)。ぜひ、お話お聞かせくださいませ。