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過敏性腸症候群を発症した話
こんにちは!ころまる。です!
今日は、私が経験した、過敏性腸症候群のお話を
していきたいと思います!
これ、本当につらい病気です。
ぜひ、読んでいってください〜!
<いつ、どうして発症したか>
私が過敏性腸症候群を発症したのは、
高校に入ったばかりのころです。
私は、
中学までは大体同じメンバーであがってきたため、
友だちづくりをまともにした記憶がありませんでした。
けれど高校に入ってみると、
知っている人が全然いない状態。
話さなきゃ。
グループに入らなきゃ。
そう思って色々努力はしてみたものの、
分かりやすく、友達づくりに失敗しました。
そんな中、
いわゆる自称進学校といわれるような高校で、
とてもプレッシャーのかかる授業が続きました。
静かな教室。
いつ当てられるか分からない緊張感。
それに耐えられる強さは、
まだあの頃の私にはなかったです。
ある日突然、
毎日、お腹が痛くなるようになり、
授業を抜けてお手洗いに行っても、変わらず。
毎授業、毎授業、
授業を抜けなければならない状態。
静かな中、
先生に、体調不良を伝えるのもとてもストレスが
かかりました。
そこから、
「またお腹が痛くなったらどうしよう」
「みんなの前で恥ずかしい思いをするのは嫌だ」
そんな不安で頭がいっぱいになり、
その不安から、またお腹が痛くなる...
の繰り返し。
普通に授業を受けたくても、
まともに受けられる状態ではなく…
私の場合、
それが高校3年間、続きました。
<発症してつらかったこと>
一番つらかったのは、
周りの人の理解がなかったことです。
「お腹痛くなったって、先生に伝えればいいじゃん。」
「気にしなければいいよ。」
「さぼりでしょ?」
そんな言葉をかけられることが少なくありませんでした。
そのたびに、
(いやそりゃそうなんだけど...)
(気にしないようにはしてるけど...)
という思いになり、
同じように苦しんでいる人や
理解してくれている人はいないんだという
錯覚に陥り、
とても孤独な戦いでした。
病院に行って、
お医者さんに、
「何の異常もないからどうしようもできません」
と言われ、
診察室で号泣した日もありました。
保健室の先生も
「過敏性腸症候群」という病名自体を
あまり知らないようだったので、
助けを求められる人がいなかったです。
また、食べるもの全てが怖くなってしまい、
好きなものも食べられなくなったのが、
つらかったです。
本当にひどい時は、
お昼ご飯は、おにぎり一口だけ食べて、
あとは残していました。
体重もだいぶ減っていき、
体力もかなり落ちていたと思います。
<気をつけたこと>
上で書いたように、
口に入れるものをとにかく気をつけていました。
賞味期限や、買った日付...
少しでも、
「お腹が痛くなってしまうかも」という不安が起きないように心がけていました。
また、空気を飲み込むとガスが溜まり、
お腹が痛くなりやすいと聞いて、
それも気をつけていました。
ただ、気をつけることを意識すればするほど、
気になってしかたがなくなる
負のループもあったので、
細かいところまでルールを決めてしまうのは、
あまり良くないかもしれません。
内科でもらった薬も、
精神安定剤も持ち歩いていましたが、
内科でもらった薬は私には効かなかったし、
精神安定剤は、強すぎて、依存性が心配だしで、
お守りにはなりませんでした。
安心できる場所に身を置くことが一番だと思いますが、
なかなか環境を変えることはきっかけがないと難しいとも思うので、
こればかりはなんとも言えないというのが正直なところです...
<どういうきっかけで治ったか>
私の場合は、大学に入ったタイミングで治りました。
気をつけたことはたくさんあったのですが、
その努力では治ることはなく、
結局、
一番の薬は環境の変化でした。
高校の時は、狭い教室に緊張感のある授業でしたが、
大学では、教室は広いし、高校よりも自由度が高く、
いつでも授業を抜けられる安心感がありました。
席も決まっていないので、
不安な時は、後ろの端っこの方に座っていました。
調子が良くない時でも、
①すぐ出られる
②お腹が鳴っても大丈夫なくらいの雑音
③広い空間
この3つが揃っている環境では、
お腹が痛くなりづらかったです。
ただ、
自分だけがどれだけ不安にならないように
気をつけても、
不安になりやすい環境や、
体調不良を申告しづらい環境では、
やはり難しいものがあります。
過敏性腸症候群で悩む人が少しでも減るように、
この病名や症状の理解が進むことを、
強く願っています。
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