見出し画像

過ぎた恋への執着について

この3連休中に覚悟を決めて実行したことがあります。うん、スマホの初期化。このところWi-Fiへの接続が調子悪く、動作も重い、感知も鈍っているという、もはや使用料が高いばかりで使い物にならないハコと化しておりましたので、初期化に踏み切りました。主な設定は完了したのであとはまた少しずつカスタマイズしてゆくとします。

調子の悪いツールを使い続けるストレス

いやしかし、調子の悪いツールを使い続けることのストレスってばかに出来ないですね。パフォーマンスもテンションも落ちる落ちる。携帯ショップで見てもらって故障ではないことがわかり、かつ自宅のWi-Fiも問題ではなさそうだったので初期化を決めたのですけれど。そこに至るまでの自分自身の調子の悪さと言ったら!

スマホが使えず困るというような場面は無かったのですが、不調なツールを持ち歩かねばならぬというだけでストレスがスゴイ。自身のパフォーマンスの維持のためにもツールをメンテナンス・リフレッシュするというのは大切だなと改めて思いました。アウトプットのクオリティこそ落ちないにせよ、モチベーションやテンションに関わることとなると、生み出すお金や時間にいつどんな影響が出てもおかしくないもんね。

不思議なタイミングの話

ふとこれまでのことを振り返ってみると。仕事とか人間関係とか内面とか、清算やリフレッシュが必要なのではないかと思われる時期に限って携帯も初期化しているような気が。蓄積された古いモノ、断片、残骸。タイミングとは不思議なもので。いや、気のせいかもしれないし、後付けかつデタラメなんですけど。

執着とか思い出とか亡骸みたいなものだとか

「蓄積された古いモノ、断片、残骸。」って言って思ったけれど。知らず知らずのうちに、そういうものは積もってゆくよなぁと。自覚がなくても。そして重苦しく、思考や言動を制限してゆくんだ、じわりじわりと。

なぜそんなことを考えたのかというと……自身の行動が制限される中でふと、ひとさまのことにも目が行ったから……。

そういうタイミングなのか年ごろなのか、今、私の周りには過ぎた恋に縛られ続け苦しんでいる人が複数名いる。その恋が彼彼女らにとってとても大切なものであったことはわかるのだけど、あまりにも不幸な顔をしてるのだよね、離れてから時間が経っていても。

もちろん他人がとやかく言うことではないし、スマホ初期化の話から派生して、ひとさまの大切な恋愛へのケチのような発言だなんて怒られそうだけれど。

ただ、私は「誰かの幸せを願うなら自分がその人より幸せにならなきゃならないんじゃなかろうか、こと恋愛においては。」って思うし、去った人への想いはどうあれ、自分のためにも相手のためにも誰かのためにも更新するに越したことはないと思ってる。

ちなみに私は「過去捨てすぎ、忘れすぎ!」と言われたことがあるレベルなのでそういう意味ではまるで参考にならないタイプですが……。

去った人の気持ち、これから続いてゆく人の気持ち。

そしてまた、これまで自身がどういう立場に立つことが多かったかによってとらえ方は随分と変わると思うんだけど、んまぁ正直、「過去の恋愛を抱きしめたままこっちに来られましてもねぇ!」って。そりゃそうよ。思い出すだけで腹立つワ!(笑)

縛られてる本人たちだって感じていることだろうけどもさ。去った人の気持ちはわからないし、理由があるから離れることになったのだし、大切なものであることに変わりはないのでしょうけれども、新たに関係を築いてゆく相手には関係ないことだし、むしろ不要、それを大っぴらにすることはマイナスですから。さすがにそれはデリカシーに欠けるでしょ。気分良くないよ、モヤっとするよ。過去があるから今のその人がいる、経験として認めこそすれ、過去の恋人のことは今の恋人や未来の恋人には何の関係もないのだから。

誰のためでもないけれど

私自身が「これから出会う人に失礼」と思うタイプだからということもあるけれど、友人たちがそこにハマっているケースも結構多くて、それがまたなんとも複雑な心境になるのだよね。

それぞれの場所でさ、それぞれの最高の人とさ、すこしでも多く笑顔でいられるように、一分一秒でも長く一緒に居られるように、そう願わずにはいられないじゃないですか。

友人として正直なところを言えばさ、「あなたのことを置いて行った人のことなんて知らない!離れても尚あなたのことを悲しませる人のことなんて知らない!」って気持ちがあるのだよね。本人が選んだ人だとわかっていても。そして私が気を揉むようなところじゃないともわかっちゃいるのだけど。

人の心というのは難しいものですね……。うん、難しい、ね。彼彼女らが心から笑顔になれる日が一日も早く来ることを祈りつつ……。

いいなと思ったら応援しよう!

ろこ
サポートありがとうございます。いただいたサポートは創作活動にあてさせていただきます。