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〔3〕「お前があまりにも仕事デキないから怒っただけなのに!」【アンガーマネジメント実践マニュアル】パワハラ上司扱いされて面倒な事にならないように...
【アンガーマネジメント実践マニュアル第3章】
=勢いでキレてしまってパワハラ認定されない為に=
社員の暴走、部下のミス、
締切の遅れ、アホな顧客の対応、
理不尽な取引先の相手、
そうした状況でイライラしてしまうのは、
人間として自然な反応です。
ところが、
誰がみても
『あれは怒るに決まっているよね〜』
という状況であっても、
怒りを露わにしてしまうだけで、
パワーハラスメントとみなされる可能性がある時代…
当然、パワハラは
大きな問題へと発展しかねません!
そこで今回の“COOエクスペリエンス”では、
”我慢の限界を超えて怒りが爆発する前の対処法”
”パワハラ扱いされるのを避ける方法”
”ストレスに負けないためのメンタル術”
についてお伝えしていきます。
COO /社長の右腕、ナンバー2ポジションだけではなく、
管理職やリーダーポジションの方にもオススメの内容です。
セクション1: 我慢の限界 - 怒りが爆発する瞬間
![](https://assets.st-note.com/img/1706752184793-vP53B2psR4.png?width=800)
管理職やリーダーが
直面するストレス要因は多岐にわたります。
プロジェクトの遅延、不十分な業績、部下のミス、
取引先が無謀な注文を平気でしてくるなど、
ビジネスの世界は予期せぬ怒りポイントが
いたるところにあります。
ストレス要因が積み重なると、
怒りが爆発するのも当然ですよね…
怒りが爆発する状況は、
期待に反する結果に直面したとき、
重要な会議での意見の不一致、
部下の繰り返される同じミス等々…
様々ですが、
これらの状況の根本にあるのは、
リーダーとしてのプレッシャー、
責任感、部下や組織への期待という背景があります。
どんな背景があっても、
積もり積もった怒りを爆発させて、
キレてしまったら最後…
いくら正論を振りかざしてキレたとしても、
パワハラ認定されてしまったら、
全てが水の泡になってしまうこともあります。
だからこそ、
怒りを適切に管理し、
パワハラと思われるような言動、
行動は避けなければなりません。
セクション2: パワハラと認識される行動の避け方
![](https://assets.st-note.com/img/1706752671529-IDTWNV29Fp.png?width=800)
職場内での権力や立場の差を利用した嫌がらせ、
虐待行為と相手が思ったら、
それはパワハラになってしまいます。
不当な批判、公私の境界を超えた過剰な要求、
業務外の雑用の強要、過度な監視などが該当します。
「パワハラしたつもりは無かった」と
いくら弁明しても無駄です!!
相手がパワハラだと思ったら、
一旦はパワハラがあったこと前提で
話が進んでいってしまうものです。
特に、
怒りの感情が高まったときに出る言動は、
パワハラと認識されるリスクが高いです!
高圧的な態度や、
過度な批判は部下の自尊心を傷つけ、
信頼関係を損なうことにつながります。
当然、
業務の効率が低下したり、
モチベーションの減退を招く可能性があり、
組織全体のパフォーマンスにも悪影響を及ぼします。
どんなにイライラするような状況になっても、
《深呼吸して一旦、冷静》になりましょう。
冷静になったうえで、
パワハラと認識されかねない行動や
言動は避ける!
建設的な発言をする!
を心がけましょう。
建設的な発言をするには、
相手の話を聞くことも重要なポイントになります。
つ ま り、
怒りの根幹になっている奴の意見に
耳を傾けなければならない!
(心を無にしても良いから、
まずは言い分を聞きましょう。
ここでイライラしては元も子もありません)
ほとんどの確率で相手の言い分には、
納得出来ないと思います…
がッ!
それでも怒り狂ってはいけません。
「こういう生き物なんだなー!」
と思いましょう。
心の中で動物だと自分に言い聞かせて
相手の言い分を動物の鳴き声ぐらいに思っておくと、
ある程度は冷静な状態で話を聞くことが出来ます。
そのうえで、
注意するか?放置するか?
ポジション/プロジェクトから外すか?
を検討します。
適切な指導や教育をするのは、
管理職/リーダーの勤めですが、
ぶっちゃけ受け取る側の問題もありますよね…
何回言っても変わらない奴は変わりません。
放置するのも、
そのポジションから外すのも有効手です。
この国は、
雇う側がどうしても不利な法律で、
下の立場であればあるほど、
逆に力を持つ時代へと変わってきています。
下手に出るのが正解というわけではないですが、
上司が部下に何か指導をするだけで
パワハラと言われかねない
経営陣/管理職にとっては
難しい時代になってきたのは事実です。
その中で、
重要なのは、
己のストレス管理と怒りのマネジメントです!
とにかく怒りの感情がある時の判断や行動は、
よからぬ結果をもたらす場合が多いです。
ムカつく部下、使えない外注先、
アホな取引先を指導して変えようとすると、
こっちがイライラしてしまうことも…
自ら怒りの感情になりにいくことはやめましょう!
「そんなこと言っても
雇ってしまったんだから指導しないと!」
「言うことはキッチリ言わないと!」
と思う気持ちはわかりますが、
言ってもどうせ変わらないし、
もっと優秀な人に来てほしいと思っても、
そんなに都合良く優秀な人を
中途採用出来るケースの方が珍しいのは
過去の経験からアナタもわかっているはずです。
あなたが1日怒ったぐらいで、
変わってくれるような人間だったら、
とっくの昔に変わってくれてます。
① 強く怒ったらパワハラ認定されてしまった。
その上、部下はまったく変わってくれない状況。
② 強く怒らないから、
部下は変わらないけどパラハラ認定されない平和な状況。
だったら②の方がマシですよね。
それぐらいの感覚です!
今いる人員、
リソースで経営するしか無いんです。
どんなに頑張っても昨日今日の短時間で
使えなかった人間が使えるようにはなりません。
とにかく、
こちら側が怒りの感情に支配されない!
ことが重要です。
他人は変えられなくても、
自分の怒りは自分でマネジメント可能ですから!
セクション3: 怒り狂わない行動パターンを決めよう
![](https://assets.st-note.com/img/1706754810368-nmknBKKySA.png?width=800)
重要なのは、
怒りの高まりを感じた瞬間に、
即時に対応する方法を知っておくことです。
デスクワークでも現場作業でも
営業でも共通して使える方法としては→
・深呼吸
・短い散歩
・一時的な作業の中断
です。
これらの簡単な行動だけでも、
感情を鎮める効果があります!
行動はなんでもいいですが
本質としては、
・強制的に怒りの要因から離れる!
・一瞬だけでもいいから怒りを忘れる!
というのがポイントになります。
この本質を押さえていれば、
どんな行動でも良いので、
自分に適した行動パターンを決めておきましょう。
怒りが爆発しそうになったら
決めた行動をとる!
これが当たり前に出来るようになると、
怒り狂って、周りに怒鳴り散らしたくなる衝動を
自分自身で防ぐことが出来るようになっていきます。
怒りは、
感情の一部として自然なものですが、
放置すれば自己や他人への害に繋がる可能性があります。
どうしても、
家に帰ってからも思い出してイライラが止まらない!
という時は次の方法も試してみて下さい→
日記をつける:
怒りの感情が高まった時に、
その原因や感じていることを書き留めることで、
感情を言語化し、理解する手助けになります。
また、後で冷静に読み返すことで、
自分の感情や反応を客観的に見つめ直すことができます。誰かと話す:
信頼できる友人や同僚、上司と話すことで、
解決策を見つけることに繋がるかもしれません。
話すことで、怒りの感情が和らぎ、
適切な対処法を見つけやすくなります。
単純に自分の考えは怒りを吐き出すだけでも
ストレス解消になります!
※話相手がいなければ、
スナックでもキャバクラでも良いですし、
バーのマスターに愚痴っても良いです。
(豪遊しない範囲で)
対人関係が苦手ならペットや物に話しても良いです。
それぐらい声に出して感情を
吐き出すのはストレス解消になります。リラックス法を実践する:
瞑想、ヨガ、ストレッチなど、
リラックスするための活動は、
怒りを鎮め、心を落ち着かせるのに役立ちます。
これらの活動は、
怒りが高まる前の予防策としても効果的です。ポジティブな活動に参加する:
好きな趣味や運動をすることで、
怒りの感情をポジティブなエネルギーに変えることができます。
好きなことに集中することで、
怒りが和らぎ、心が穏やかになります。
コンクルージョン: リーダーシップと感情の管理
![](https://assets.st-note.com/img/1706754416901-qIUipnN8uY.png?width=800)
管理職やリーダーとして避けられないストレスの瞬間と、
怒りが爆発しそうになる状況について深く掘り下げました。
これらの状況は、
どんなに優秀なリーダーでも直面するものですが、
重要なのは、怒りを適切に管理し、
パワハラと認識される行動を避ける方法を知っておくことです。
リーダーシップを発揮するためには、
自己制御が不可欠です。
特に、怒りという感情は、
自分だけでなく周囲の人々にも影響を与えるため、
そのコントロールは組織全体の健康に直結します。
今日の内容を覚えて、
キレそうになった時には思い出して実践して下さい!
いざという時に怒りの感情を適切に表現し、
健全な職場環境を維持することに繋がるでしょう。
怒りの管理は、
リーダー以上のポジションに立つ人にとっては、
必須スキルになりました。
夫婦関係や友人関係でも、
怒りで関係が崩壊することもあります。
人間は怒る生き物ですが、
怒りに支配されては、
失うものが多すぎる昨今…
自分自身の大事な人や物、ポジションを
たった一度の怒りで失ってしまわない為にも
アンガーマネジメントは覚えておいて損はないでしょう!
アンガーマネジメントは、
ビジネスに限らず、
多岐にわたって使えるものです。
奥が深いので、
次回もアンガーマネジメントの応用編を
お伝えしていこうと思います。
【次回のテーマ】
〜私は間違っていない!〜
【アンガーマネジメント実践マニュアル】
=正義感が強過ぎてストレスが溜まってしまう人向け
アンガーマネジメント上級テクニック=
というテーマでお送りするので、
ぜひ、お付き合い下さい。
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このnoteブログ
「COOエクスペリエンス」では、
現役のCOO であり、
次世代COOの育成〜社員教育研修、
コンサルティング等に従事している
実際の経験に基づいた内容になっています。
厄介なマネジメント問題に立ち向かうための
活きた現場の知恵や戦術を、
お伝えしているので、
フォローして頂けたら嬉しいです♪
※毎週、金曜日夕方にnote更新中!
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今回の「COOエクスペリエンス」では、
アンガーマネジメントを深掘りしました。
どんなに常識的にも法律的にも、
マネジメントの観点からみても、
こちらが悪くないとしても、
変な奴が増えてきました。
偏った思想を持った老害も増えてますし、
もしかしたら、
アナタのやり方が古くて、
若手社員から老害と陰口を叩かれているかもしれません…
いずれにしても、
いちいち怒りを露わにしているような
器の小さなリーダーに、
人はついてきません。
自分が悪くないとしても、
怒りや感情的になった対応をしてしまったがために、
会社が傾くこともある得る時代です。
経営だけではなく、
日常生活でも使えるスキルなので、
覚えておいて損はないと思います。
COOをはじめ、
経営者、次世代のリーダー達が
職務を果たすために少しでもお役に立てたら幸いです。
Amazon Kindleでも、
経営、マネジメントに関する知見や、
実践的なノウハウをまとめているので、
ぜひご自身の経験と結びつけてご活用ください。
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会社が立ち上がるのはCEOの力ですが、
その後、会社が伸びるかどうかはCOO次第です!
みんなの為に人柱になってあげて下さい。
職場の平和のために〜犠牲になるのがCOO /ナンバー2の役目です笑
一緒に敏腕COOへの道を歩んでいきましょう!
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