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Coあきないラボ 地域を支える顔の見えるビジネスを

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地域のコミュニティーとしてのハブとして、顔の見えるビジネスの事例やノウハウを紹介します。
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記事一覧

誤作動する脳

誤作動する脳

義父がレビー小体型認知症という症状であることを知り、さらにADHDという発達障害の一つと組み合わさっていたと。どうとらえればいいのかわかりませんでした。幻覚が見えたりするまだまだ認知されていない症状。
(その時の経緯はこちら https://note.com/cony/n/n45c4850ae0e6
あの俳優、ロビン・ウィリアムズさんもレビー小体型認知症だったと言われています。

義父の場合は、

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「チーム農業」という考え方

「チーム農業」という考え方

農家は一人で何でもやらないといけません。
あまりにもやることが多いために、多くの人が挫折していきます。
今、農業承継が上手くいかない、という話を多く聞きます。

食料自給率が年々減少している中で、事業承継がスムーズに進まなければ自給率はもっと大きく落ち込むでしょう。

実際、私が農業に関わる中で課題として感じるポイントは3つ。
・全てを少数で行う労力の負担
・収益性の悪さ

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農家として根を張っていくには?

農家として根を張っていくには?

・田んぼをやらないか?罠をかけさせていただいた後に、
田んぼをやらないか?とお話をいただきました。
約5反(1500坪)の田んぼです。
例年、鹿に田んぼを荒らされ、年齢的にも続けていくのは大変だからと。 (私達よりも体力ある方なのですけどねー。)

9月より狩猟だけでなく、生態系循環サイクルに沿った野菜作りを学んでおりました。
その畑をする場所を探していたので、とても有難いお話。
すぐに

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次世代に繋がる農業を考える

次世代に繋がる農業を考える

突然農業をやることになった二人で、
これからの農業についてのトーク。

私は狩猟をやる準備をしていたら、田んぼを引き継ぐことになり、
お相手さんは、急にお父様がお亡くなりになり相続。
農業を引き継ぐことと、
将来のいつかは手渡すことを踏まえて、
これからの農業のあり方について話をしていました。

**農業は一人だけではやっていけない**

突然やることになると色んな方から教わらないと

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コミュニティに種をまく

コミュニティに種をまく

コミュニティという土壌に種をまく。

種というのは、その土壌、気候にあったものを植えていく。
ワークショップという種であったり、商品という種であったり、サービスという種であったり。
育ちが悪ければ寄り添って、土壌が変われば、違う種を撒き替える。

この種を撒くのは人。
人が変われば、育ち方は違うし、
成る実も変わってくる。

どんな実が欲しいのか?というスタートの場合もあるし、
この土壌は誰が耕し

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Jobs to be done

Jobs to be done

事業は「誰かの用事(Jobs to be done)」を対価を貰って片付けることです。
よく穴を掘るということで、スコップかシャベルか、シャベルカーかの話が出てきて、その人に合う用事のモノやサービスを提供することが大事と言われています。

さてさて、働いている人には関係ないことに聞こえますが、実は就職というのは会社・組織の用事を片付けるということ、という意味で同じ意識を持っことが大事だよ、とお

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持続可能な社会に向けて

持続可能、Sustainableはこれからの社会においてキーワードになる言葉だと思っています。そのポイントとして私は、

1.Community

2.Environment

3.Well-Being

を挙げて、実際に活動をしています。
ビジネスは、社会の課題を持続可能に解決すること
デザインとは、社会の課題を美しく解決すること

と4年前にこのNoteに投稿していました。
懐かしいなと振り返

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事業承継という起業

事業承継という起業

お客様が0から始める起業というのは本当に大変です。
新規客を確保しながら、リピート客になってもらうには広告を打ちながら、接客レベルを常に意識しなければなりません。

私がお勧めするのは事業承継という起業。

商店街などは後継者がおらず閉めていく店が増えています。
そこにはきっちりお客様もついているのにもったいない限りです。

かく言う私もその事業承継でメガネ店を承継させていただきました。
一番の財

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経営者の仕事はスタッフがお客様と向き合える環境を作ること。
会社の本当の財産はBSには乗っていません。
それは一人一人のスタッフであり、お客様なので。

顔の見えないビジネス

どこでも一緒のサービス、そして商品。
そこにはモノはありますが、人はいません。
誰が売ってもいいのです。

消費者も単なる「人」であって、統計解析されたデータでしかありません。
そこに「佐藤さん」「鈴木さん」「山田さん」といった個はありません。

売る側も買う側もお互いの顔が見えなくなってきました。
希薄な人間関係を好む人も多いのですが、
それによって満たされないものも一杯あります。

人の健康は

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人を育てるのではなく、育った人が働きやすい環境を作る

ホラクラシーなど人材開発の書籍を読みながら
いつも悩むのが、役割を担うスキル教育の部分の記述が少ないこと。

あっ、欧米では、
日本のような一括採用して育てるという考えはないね。
それが出来る人を採用するだけだった。
もちろんニュージーランドでも。
会社で学ぶのではなく、
会社は学んだことをアウトプットしていく場。
つまりは、その能力がない人は、
採用まで進まないということです。

そして、新しい

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具体と抽象の狭間

昨晩ニュージーランドから帰国。
与党圧勝の選挙結果を見て、ダメダメを言って代替案を出さないリスクを改めて感じた日本でした。

選挙は選ばれる為に行う活動。
選らばさない活動ではありません。

それは無理、そんなことは前例がない・・・
でも、今のままでは縮小あるいは、破綻していくことは目に見えている。

新しいことを始めようとすると、必ず抵抗してくる勢力があるのは当然で、それらの人も向き合える場を作

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Coあきないラボ

「Coあきないラボ」は、顔の見える小商いを「Co商い」して支えあうことで、コミュニティを作っていくというコンセプトです。ラボから発生する新しいビジネスをプロジェクトとして動かし、ビジネスレベルに持っていくというのが目標です。

私は起業スクールもやっていましたが、スクールの目的は、知識を伝えることではなく、同じ想いの仲間を作ってもらうことにあります。ビジネス作りは人との関係作り。その一番大切な所を

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