中島 貴春 | フォトラクションCEO
株式会社フォトラクション(https://corporate.photoruction.com/)に関することを書いていきます。主に当社のサービスや働くことに興味を持っている人向けです。
建設×テクノロジーに関することを書いていきます。建設テックの市場やサービス、トレンドや動向に興味がある方向けです。主に自分の整理目的のために書いてもいます。
こんにちは。株式会社フォトラクション代表の中島です。 今回、私たちはENR Future TechにGold Sponsorとして参加することを発表しました。 この参加は日本の建設テック企業として初めてのことであり、その背景を含めて、皆様にお伝えしたいと思いブログを書きました。 ENR Future Techとは一言で表すなら「建設テックにおいてグローバルで最も著名で影響力のあるカンファレンスのひとつ」です。 主催しているENRは建設メディアであり、世界中で最も権威が
この度、建設テックに関する本を上梓しました!(いきなり宣伝ですいません) 本書はデジタルゼネコン(Digital General Construction)をキーワードにデジタル化が進んだ結果、建設産業がどのように変化して行くのかを描いています。 建設業の成り立ちから建設テックの現代そして未来に至るまで、これを読めば建設産業のデジタル化の流れが概ねつかめる内容となっています。 特に建設産業に関係のある方に読んで欲しいですが、業界外の方も気軽に読める内容になっているかなと
フォトラクション代表の中島です。 当社が提供しているPhotoructionにBPO機能がつきました! 工事の事前準備や、書類作成、データ入力などをサポートをするアウトソーシング(BPO)の仕組みを、クラウド経由で簡単に活用することが出来ます。 (プレスリリース) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000033069.html 作業代行としてのBPOサービスは以前から提供してたものの、今回リリースしたようにソフト
こんにちは。フォトラクションCEOの中島です。 前回のnote更新から4ヶ月も経ってしまいました....。書きたいネタは山程あるのですが、なかなか書く時間が取れず申し訳ないです。 今回は私が「一般社団法人建設テック協会」(https://construction-tech.org/)の代表理事に就任させていただいたこともあり、背景について簡単に書いていきたいと思います。 (Photoructionのプレスリリース)https://prtimes.jp/main/html/
こんにちわ。Photoructionという建設テックのスタートアップで代表をしている中島です。 1年ほど前に、建設業向けのITソリューションをまとめたものを「建設テックカオスマップ」として公開したら、非常に多くの方に見ていただいたこともあり、今回はそれの最新版を作成してみました! 最近はますます建設テックが盛り上がってきており、ずっと趣味で調査していた建設業向けのITソリューションも、私の手元のデータベースでは既に300を超えています。 今回はその中から3分の1ほどに厳
こんにちは。フォトラクションという建設テックのスタートアップで代表をしている中島です。 この度、フォトラクションは新たに7.6億円の資金調達を実施しました! (※追記 2021/10/27) セカンドクローズとして3億円の調達を実施し本ラウンドにおける累計調達額は10.6億円となりました。 https://corporate.photoruction.com/news/YdfL9A3f 今回は「資金調達をした背景」であったり「どこに投資するのか」、そして「事業に対する想
今回は海外の建設テック企業解説の第2弾ということで、ドイツの巨大建設テック企業であるNemetschek (ネメチェク)に着目してみました。 あまり名前を聞いたことない企業かもしれませんが、建設業の人であれば「ArchiCAD」「Vectore Works」と聞けばピンと来る方が多いのではないでしょうか。 実はNemetschekはこれらサービスを提供する会社の親会社であり、複数の建設テック企業のホールディングス会社となっています。サービス自体の知名度は高いものの、企業と
建設SaaSを提供するProcore Technologies(プロコアテクノロジーズ)が8000億以上の評価額で、ニューヨーク証券取引所に上場予定となりました。 同社が提供するPROCOREは、建設プロジェクトにおける生産性向上を推進するプラットフォームとして、既に年間で400億円ほどの売り上げを生み出しています。 私も創業前から注目していた会社であり、参考にしている点も多々あるため、今回はPROCOREが発表している目論見書(こちら)を見ながら、一体どのようなサービス
※ 本記事は「日刊建設産業新聞」へ私が奇稿連載させて頂いた文書をほぼそのまま掲載しています。 第1回はこちら 第2回はこちら 第3回はこちら 建設DXの具体例 建設業においてDXを推進している具体例をいくつか上げてみたいと思います。 DXは企業を構成する「組織」および「事業」の構造変化が起きる事と考えると、そう簡単に起こせるものではないのですが、小さな変化はすでに始まっています。 例えば、BIMディレクターという仕事が日本でも米国でも出てきていますが、これはワークフロ
※ 本記事は「日刊建設産業新聞」へ私が奇稿連載させて頂いた文書をほぼそのまま掲載しています。 第1回はこちら 第2回はこちら 建設DXの推進方法 DXは企業を構成する「組織」および「事業」の構造変化が起きる事と考えると非常に時間がかかります。 とはいえ、テクノロジーの進化は著しく、今からでも意識して取り組んでいかないと、変化の途中で対応できなくなるという可能性が十分にあります。 建設業の場合はi-Constructionを初め、産業全体でITを活用した生産性向上に取り
※ 本記事は「日刊建設産業新聞」へ私が奇稿連載させて頂いた文書をほぼそのまま掲載しています。 第1回はこちら DXの心構え建設業界においてDXを推進するためには、どのようなことをすれば良いでしょうか。 色々な考えがあると思いますが、まず必要なのは組織における一人一人の心構えだと思います。 DXは企業を構成する「組織」および「事業」の構造変化が起きる事と考えると非常に時間がかかります。 建設業で例えるのであれば建設生産プロセスの変化が起きると言う事であり、今までとは異
※ 本記事は「日刊建設産業新聞」へ私が寄稿連載させて頂いた文書をほぼそのまま掲載しています。 最近はいたる所でDX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉が使われ始めてきました。 私たち Photoruction も建設業におけるDXを推進する事業ですが、そもそも「DXが何か」というのは、目指す人たち同士ですり合わせておいた方が良いかと思っています。 そこで、今回は数回に分けて出来るだけ簡単に、建設DXとは何かを説明していきます。 DXにも様々な解釈があり、あく
建設業の仕事を変える(建設DX)ことになる、テクノロジー(IT)トレンドをキーワード毎にまとめてみました。 どうしてもマニアックになってしまい、わかりにくい点があるかもしれませんが、最後まで読んでもらえると嬉しいです! 建設テックとは。生産プロセスにおけるデータを「溜める」「活用する」技術のこと。 産業におけるIT活用のことを〇〇テック(金融×ITでFinTechなど)と呼ぶ風潮があり、それの建設版を建設テックと呼びます。 Construction TechやCon-T
半年経過したので前回出した建設テックのカオスマップを更新しました。 (前回記事) https://note.com/contech/n/ne7518f36c431 趣味で集めている建設系ソリューションのエクセルが、この半年でたくさん追加されたので作成して見ましたが、前回とほとんど変わらず.... 作成終わった後に1年に1回でいいなと思いましたが、なんとも勿体ないので公開してみることにして見ました。 カオスマップの作成基準・国内企業が開発しているサービスに限定 ・研究開
建設とITを融合した「建設テック(CON-TECH)」が世界中で盛り上がりを見せています。 米国では1,000億円を超えるIPOやM&Aが既に実現しており、次は我こそだと言わんばかりに数多くのスタートアップ が国内外で登場しています。 フォトラクションもそんな建設テック企業の一つですが、今回は建設テックとはそもそもどんな物なのか、そして事業としてどんな魅力があるのかと言う視点でnoteを書いてみました。 建設テック企業で働いてみたいと思っている方、事業の種を探している方
建設×ITのスタートアップを経営をしながら、大学で博士号の取得を目指して建設とテクノロジーに関する研究をしています。 大学といっても活動は1ヶ月に1度、研究ゼミに出るだけで後はひたすら研究と論文執筆なのですが。 とはいえ、会社だけでも十分に忙しい毎日を送らさせて頂く中で取り組むのであれば、研究でもしっかり成果を残したいと思うわけです。 ということで決意表明(?) 「研究の過程で得た知見やデータ、成果物などをnoteで公開していきます!」 少しでも研究を進めるプレッシ