北極海の氷が全部溶けても海面は少しも上昇しない
関西のみなさん、
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
関東のみなさん、そして全国のみなさん、
本年もよろしくお願いします。良仁です。
今日は1月10日、関東とちがって関西では、まだ松の内です。
となれば、挨拶も変わります。ややこしいですね。(笑)
関西と関東の松の内の期間が異なる原因は徳川家光が亡くなったことだというのをご存じですか?
松の内は、関西では1日~15日ですが関東では1日~7日です。「明けましておめでとうございます」という挨拶は松の内というのが習わしですが、記録によると、江戸時代、家康・秀忠・家光(1651年没)の頃は関東でも松の内は1日~15日、鏡開きは20日だったようです。
ところが、三代目の家光の命日が和暦の慶安4年4月20日(西暦1651/6/8)なので鏡開きの20日は家光の月命日に当たるので11日に繰り上げようとしたところ、松の内なので鏡餅にはまだ年神さまが宿っているから開けられないということになりました。
幕府が、それなら正月飾りを早く片付けて年神さまに引き揚げてもらおうというので松の内は7日までになったそうです。
なるほど。日本人が神仏と共に暮らしていた時代のお話です。関東の新米天下人には何かと盾突きたい関西では「家光なんか関係おまへん」とか言って変えなかったようです。(笑)
さて、秋月さんの「正月特集|地球温暖化詐欺」前編・後編はご覧になりましたか?方外さんの記事「クライメイトビジネス」とも繫がっていてとても面白いですね。方外さん、秋月さんそれぞれの鋭い切口を楽しんでください。
秋月さんの指摘どおり地球気温の昇降は太陽活動が原因だというのは既に科学的に証明されているにもかかわらず「CO2人為的地球温暖化対策」が国際会議で真顔で議論され、マスコミが大げさに報道し、毎年巨額の国家予算が充てられているのは大変奇妙な光景です。
AFPの巧妙なプロパガンダ記事。これでは学者以外は大半の人が騙されてしまうでしょう。北極と南極にある氷の融解と海面上昇の関連性について補足させてもらいます。記事には次のように明記されています。
ご存じだと思いますが、南極とちがい北極に大陸はありません。北極の氷は全て北極海に浮かぶ氷山です。氷山の密度は0.920g/cm3、海水の密度は1.025g/cm3ですからアルキメデスの原理に当てはめれば、比重0.920の氷山の10.3%が海面に浮き出ているだけです。従って、仮に北極海の全部の氷山が融解しても海面の高さは変化しません。
海水が増えるとすれば、記事の通り北極海周辺のグリーンランドから流れ込むの氷床の融解水と、その10倍以上ある南極大陸を覆う巨大な氷床の融解水ですが、オーストラリアの約2倍、面積1400万km2の南極大陸の98%を覆う氷床の厚さは平均2000mです。その体積は3000万km3。地球上の淡水総量の約61%に相当します。北極の氷山やグリーンランドの氷床とは比べ物にならない巨大な氷床です。その平均温度は−54度で、これも北極の-6度とは比べ物になりません。
お分かりでしょうか?仮に南極の気温が5度や6度上がっても南極の氷が融解する可能性など100%ありません。
逆に、気温上昇で生じた水蒸気が凍って霜となって氷床の縁などに落ちて付着すれば、氷床が大きくなる可能性が考えられます。2015年にそれらしきニュースが報道されています。▼
政官財マスコミが口を揃えて唱える「CO2人為的地球温暖化」とは、科学的に証明できないおとぎ話であり、マーガレット・サッチャーのアイデアを基に、1980年代にIPPCがストーリーを作り、その物語をアル・ゴアが映画化し、偏った思想を持つ自然保護団体が絶賛する裏で金融マフィアが詐欺ビジネスで大儲けしているということを私たちはよく理解して再生可能エネルギー産業の発展がすべての人間の幸福に繋がるように是正しなければならないと思います。