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経営者3年目が考える、組織に所属する意味

コーヒーショップとパティスリーを事業承継して3年目に入る。
赤字が少し黒字になった段階だ。リニューアルしやり方を変えたことによりスタッフさんはほとんど全員入れ替わってしまった。
ここで社員で働いてくれていた人が2人やめる。中心で働いてくれていた人なので会社にとって大きな変化だ。人が入れ替わっても成り立つ仕組みを作れているのか試されるタイミングだと感じている。
ここで組織で仕事をする意味について改めて考えてみた。

組織に所属する意味は何があるだろうか。
個人で行うよりスケールの大きな仕事ができること。
つまり大きな価値を世の中に提供できる。
生活も組織に属したほうが安定する可能性が高い。
組織で大きな仕事をすることで大きな給与を得られるからだ。
組織に属するというのは業務委託という関係性も含む。
組織に関わって大きな価値を皆で作り提供することが社会にとって価値のあることなのだ。

「独立して自分の店を持ちたい。」「フリーランスとして自由に稼いでいきたい。」人には色々な夢がある。
実際のところ叶えることは難しいだろう。幸せの定義とは「自己決定が自由にできること」だと思う。
自由というのは一定のルールが決まっていないと成立しない。
夏休みの自由研究で「自由にやってください。」と言われるより「〇〇についてやってください。」と言われたほうが動きやすいのと同じだ。
「赤信号は渡ってはいけない。」こういったルールが明確であるからこそ世の中がスムーズに動いていくのだ。
組織も同様である。
全て自分で決めて自分の範囲で仕事をしていくということはできる範囲も小さく、また自分の実力次第でお金も稼ぐことができるかどうかわからない。
そういった環境にチャレンジすることを否定するつもりはない。
組織≠個人という考えの人が一定数いるが、組織=個人と考えていったほうが良い。組織の価値が上がれば自分の価値が上がる。組織の価値が下がれば自分の価値も下がる。
組織で何かを成すことが個人の価値を大きく高めていくのだ。また自己成長もできる。

個人でリスクを取って小さな価値を生み出していくより、組織に所属してより大きな価値を生み出していく方が良い。
そして大きな価値を生み出していくことで個人の成長にも繋がり、個人のブランドも上がっていく。そうすることでお客様に価値を提供し、より安定したお給料をいただく。
このような働き方が実際今後に日本には良いのではないか。
フリーランスでも価格で比較され買い叩かれ収入が少なくなったりするような個人の価値もなかなか上がらない働き方よりも組織に所属したほうが良い。
社員の退社で自分が感じたことだ。

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