災害報道は見過ぎちゃダメ?
心トモ-こことも-の沖田さやです。
新しい年を迎えた1月1日。
能登半島地震という大きな地震災害が起き、私はTV越しに「少しでも多くの人が助かってほしい」と願うしかありませんでした。
このたびの災害に対し、心よりお見舞い申し上げます。
皆様の一日も早いご再建をお祈りいたします。
現在、被災地の映像や災害報道などが多くTVで流れています。
そうした災害報道を見て心を傷めている方も多いかと思います。
「被災地の為に自分自身に何ができるのか?」と考えることはとても良い考え方なのですが、災害報道を追いかけ過ぎてしまうと
「被災地に心を寄せる」という考えや思いではなく、自分自身の精神に悪影響を与えてしまうことがあるので注意が必要です。
✿災害報道は見すぎないようにする
ニュースで必要な情報を入手した後は、災害報道を見ないようにすることがとても大切です。
「被災地に心を寄せる」ことはとても大切な気持ちなのですが、余りに辛い映像を見過ぎてしまうといつの間にかストレスで心が疲れてしまいます。
『何度も同じ映像を見る』、『ながら見をする』ことも避けましょう。
災害報道を見た量が多ければ多いほど、心や精神への影響は強まります。
大人も子供も鮮明に映像を思い出せてしまうようにならないよう、気をつけてください。
✿いつも通りの生活をする
いつも自分がしている1日のルーティンを崩さないように、いつも通りの生活をすることがとても大切になります。
穏やかないつも通りの生活をすることに罪悪感を感じる必要はありません。
いつも通りやるべきことをやっていく、ということがとても大切です。
✿心を痛めたことを誰かに伝える
これは被災者の方も同じなのですが、心の傷みや辛さ、苦しさを誰かに聴いてもらうことは自分の心のケアに繋がります。
災害の衝撃的な映像を見てしまったり、実際に災害に遭った苦しさや辛さ、悲しさを誰かに聴いてもらうことで、自分の心と向き合い、気持ちを整理することができます。
心トモ-こことも-では、辛い気持ちに寄り添いながらお話を聴かせていただきます。
話し相手が見つからない時は心トモ-こことも-にお電話ください。
✿心の病を抱えている方は特に気をつけて
今現在、鬱病や不眠症などの心の病を抱えている方は、特に災害報道に対して気をつけておかなければなりません。
過去のトラウマを思い出してしまったり、今の苦しみが酷くなってしまう恐れがあるからです。
自分自身の心や精神状態を優先し、災害報道から距離を置いてくださいね。
今はまだまだ不安な状態が続きますが、これから段々と被災地を支援することが出来るようになってきます。
その時は、被災地のために、被災者の方々のために、自分にできる方法で支援をしていきましょう。
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