人の不幸は蜜の味
他人の不幸を喜ぶ感情は「シャーデンフロイデ」と呼ばれ、脳科学的にいくつかのメカニズムが関与しています。
まず、妬みの感情が関係しています。
妬みを感じると、脳の前部帯状回という部位が活性化します。
この部位は葛藤や身体的な痛みを処理する役割を持っています。
他人の不幸が起こると、報酬に関連する線条体という部位が活性化し、快感を感じることがわかっています。
また、脳科学者の中野信子氏によると、シャーデンフロイデは誰もが持つ普遍的な感情であり、他人の失敗や不幸を見たときに脳内で快楽を感じることが確認されています。
これは、自己評価や社会的比較が関与しており、他人の不幸を見て自分が優位に立ったと感じることで快感を得るのです。
このような感情は、私たちが日常的に感じるものです。
どのようにふるまうか・・・とは別の問題です。
感じてしまうことに罪悪感を感じる必要はありません。
どんな感情も自分自身の一部だと割り切って、そんな自分を受け入れてあげましょう。
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