親を愛せないあなたへ。
親に対してそれとなく
割り切れない思いを抱いている人は多い。
毒親、という言葉が一時期流行ったのが象徴的。
けれど私は思う。
本当の意味で、「毒」な親はおそらくいない。
子供に毒を盛った親だったとしても、
それは止むを得ないことがあってのことだ、と。
子から見れば、
それは毒にしか思えなかったとしても、
親は子を愛していなかったわけではない。
親が子の望むようなかたちの
愛情表現を知らなかったことはあるだろう。
知っていても、何らかの理由や事情で
そういう愛情表現ができなかったこともあるだろう。
怒鳴る、放っておく、といった
いまとなっては「パワハラ」といわれるような
厳しさを伴った行為でしか
愛情を表現できなかった人たちもある。
そして、今私が書いたことを読んでも
自分の親に対する思いが割り切れないのだったら、
その割り切れなさを、無理に変えようとしなくていい。
それはあなたのココロの気づかないところに
まだ怒りや、悲しみや、憎しみや、寂しさや、恐れなど
いろんなものが残っているからだ。
抱えきれないほどに。
そして気づかないところにあった
怒りや悲しみなんかが現れてきたとしても、隠す必要も全くない。
ただ、目を向けて、よりそって声を聴いてあげればいい。
一緒にいてあげよう。
泣かせてあげよう。
怖がらせてあげよう。
許してあげよう。
そして自分は、傷ついていただけだと知った時
心から理解する。
ほんとうは、どれだけ自分が深く
親を愛していたかということを。
きっとその日は来るよ。
今日も読んでくださってありがとうございます。
自分にやさしく お過ごしください。
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