読書のメリット「心を動かす!」読書時間や読書習慣を作ろう
以前、読書について触れた記事を書いたことがあるのですが。
そこではあまり深く掘り下げて話すことはなかったので、今回は「本を読むことで起こる心のメリット」をお伝えしたいと思います!
■本を読むのが苦手だった頃
私は日本にいた頃から本屋さんが大好きでした。
大阪にある地下1階~7階建ての本屋さん。
時間がある時はフロアを順番に見てまわったりしてましたね。
そのくせ本を読むのが苦手っていう。
どういうこっちゃ!
本1冊読むのにどんだけ時間かかるねーんってくらい時間かけて読んでましたけどね。
活字を読むのが苦手だったと思います。(読書するのには致命的w)
それがどっこい、ここ2年程で私の読書習慣が身につくことになるのです。
■読書をして気が付いたこと
読書習慣がつくキッカケとなったのはココオルで活動を始めてから。
2年8ヵ月前に私はココオルにジョインしたんですけど、代表の丸田さんが半年に一度、5冊~6冊ほど私が選んだ本をプレゼントしてくれるという嬉しいイベントが!
本を選ぶ時も、日本から本が届くのを待っている時もワクワクで、届いた瞬間は大喜び!
なので、そのことで読書習慣がつくことになったのは確か。
毎日、少しづつでも読み進めていくと、だんだん活字にも慣れてきました(笑)
私がよく読むのは心理系の本ですが、エッセイや小説、事件のルポなども読んだりします。
本を読んでいると、自分の心が揺れ動いていることに気づきます。
「これめっちゃ共感できる!」と嬉しくなったり。
「うーーん、この一文はちょっとモヤモヤするなー」と頭を抱えたり。
「うそやん!こんなことある!?」と驚きがあったり。
私の心の中がいろんな感情で大忙しになります(笑)
そしてそこに大事なヒントがあるのだと私は感じています。
■心が揺れ動いた
つい最近、西加奈子さんの「くもをさがす」を読みました。
彼女がカナダに滞在中だった時に乳がんが発覚し、カナダで8か月間治療をした日々を綴ったノンフィクション作品。
私にとっては驚きの連続!
まず、彼女のバイタリティー溢れる人柄にビックリ!
それもそのはず、なんせ私は内向型人間なので、私とは正反対と言っても過言ではない(笑)
めっちゃチャレンジャーやし(柔術とかキックボクシングもやってる!)、めちゃめちゃ友達も多くて、しかもみんな彼女と同じでバイタリティー溢れる親切で愛のある人たち。
「えー!?うそやん!これほんまにノンフィクションなん?」って声に出して驚いたくらい。
あと、「それ海外あるあるやなー!」ってめっちゃ共感することもたくさんあったし、彼女の治療に携わる医療従事者たちの言葉が全部関西弁で書かれていたことで、ノリが伝わってきて面白かった(笑)
とにかく私の心は、驚きと共感と笑いで揺れました。
そういった「心が動く」ことが読書のメリットだと私は考えています。
■本を読むことで起こる心のメリット
心が揺れる、動くということは、自分の感情に気づくことだけではなく、自分の価値観に気づくことでもあると考えています。
共感することで気持ちが暖かくなる。
疑問を持つことで、新しい発見や知識を身に着けることが出来る。
涙を流して、気持ちが緩んだり、深く感動することもある。
刺激を受けて自分の気持ちが上がることもある。
本を読んで嫌な気持ちになったり、ある一文がどうしても引っかかったのならば、なぜ自分がそう感じるか?を掘り下げてみるといい。
そうすることで、自分が大事にしている価値観や考え方が見えてくる。
これが読書の醍醐味だと私は感じています。
読書は自分の内面と向き合う時間。
まるで自己カウンセリングのような。
読書が苦手な人も、読み終えるまでに時間がかかってもいいから試してみて欲しいと思う。
自分の人生の解決の糸口がそこにあるかもしれないから。
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