coconutty511

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最近の記事

外見至上主義

 Instagram等でのインスタ映えや、レストランにおいて味ではなく見た目が評価される、今の時代の外見至上主義の考え方が、社会にまで及ぼしてきていることが見受けられる。  メディアの扇動による、特定の美を、美の基準とする考え方の拡大や、例えば化粧品の起用モデル等に見受けられる、当たり前のように肌が白く体型の細い女性が見られることも、1つの原因だと考えられる。  このような考えの拡大は、いずれ、不平等な社会を作り出すと考えられるし、この考え方により、疎外感を感じたり不利益

    • 校則の意義

       中学生の時に言われて、いまだに腑に落ちていない言葉がある。「髪の毛を下ろすな」と言う言葉である。そして、他にも、当時意味がわからなかった校則が何個かある。  靴下は必ずハイソックス、眉毛を整えてはいけない、下着の色は男女ともに白、など、全てが何のための校則か理解ができなかった。意味がわからなさすぎて、1度先生に、なぜそのような校則が存在するのか聞いたことがある。しかし、納得のいく答えは1回も返ってきたことがなかった。  私の個人の考えとして、必要最低限の、人としてのマナ

      • 小さい子のスマホ事情

         最近、スマートフォンを持ち始める年齢が、下がってきている気がする。自分は中学1年生の時に初めてスマートフォンを買ってもらったが、それでも当時では早い方だった。  しかし、今では、小学生から持ち始めることが多いらしい。それを見てとても驚いた。スマートフォンはいろんな情報に簡単に触れることができる、大変便利なものではあると思うが、中には、正しくない情報や、恐ろしい情報にも簡単に触れられるという面がある。  果たして、小学生に正しくない情報と正しい情報の区別ができるのだろうか

        • 天国と地獄

           最近祖父をなくした。祖父の死を経験し、悲しんだ。しかし、その次に考えたのが、天国や地獄の有無についてである。私よりも深い悲しみに暮れていたのは、母だった。その光景を見たときに思ったのが、心から天国があって欲しいということだった。  そこで思ったのが、天国や地獄は、単に残された人間の悲しみを紛らわすためのものなのではないかと言うことだった。そんなものは存在しないが、死んだ人間を、死んだ、と受け入れたくない、という心理から生まれたものなのではないかと思った。存在しているかわか

        外見至上主義

          被災地での女性への理解度の低さ

           SNSを見ていて、個人的に気になった話題があった。被災地における、女性の生理問題の話題である。男性の、女性への理解が低すぎることに、日本の教育における、いい加減さが見えた気がした。そして、知らないということが、どれほど怖いことであるかも知った。  ある男性の意見で、私が大変衝撃を受けたのが、「我慢できないのか」というものだった。あまりの無知さに開いた口が塞がらなかった。そして、それに加えて、ナプキンを1日1人1枚で足りると思っている男性が多いこと、そしてナプキンよりも今は

          被災地での女性への理解度の低さ

          やりたいことと向いていることの違い

           私は今、自分の将来の夢に近づくために、それに関係する接客業のバイトをしている。接客がとても好きなので、将来は絶対、常に人と関わる仕事がしたいと思い、そのために日々頑張っている。  しかし、もうバイトを始めて結構経つが、一向にお客さんとのコミニケーションがうまく取れない時がある。普通に会話ができても、将来したい仕事に絶対必要な、相手が求めていることを察知する能力、や相手に寄り添う能力、というものが自分には他の人と比べて欠如していることに気づいた。  そこで、いくらやりたい

          やりたいことと向いていることの違い

          日本の直接的でない表現

           日本人としてずっと生きてきて、日本語を不思議と思った事は1度もなかった。しかし、最近、外国語の勉強を始めて、日本語の不思議さに気づいた。  日本語には直接的でない表現の仕方がたくさんある、ということだ。そして、それが「美」として捉えられるのだ。例えば、「月が綺麗ですね」という有名な表現がある。意味は、好き、という意味である。日本人でない人からすると、好き、と言ったほうが早いし、相手に伝わるのではないかと思うだろう。しかし、日本人からすれば、好き、という直接的な表現よりも、

          日本の直接的でない表現

          激安ファッションサイトの流行

           最近、中国発祥の激安ファッションサイトが若者を中心に大流行している。ものが安く買える事は、もちろん良いことであるが、同時に日本の衰退を感じた。  物価が上がり続けているにもかかわらず、それと割にあった形での賃金の上昇が一向にされない、日本人の「あきらめ」、そして、それに対して声を上げず、政府のされるがままである日本人の衰退を感じたのだ。  中国の激安ファッションサイトでしか、洋服を買おうと思わなくなってしまった若者たちは、なぜ自分たちが置かれている状況に声を挙げ、それを

          激安ファッションサイトの流行

          ミス日本

           最近、ミス日本のグランプリをめぐって、SNSで騒がれている。気になって見てみたら、どうやらグランプリをとった人は、日本人の血が入っていないようだった。私も最初それを見たときに感じたのは、「なぜ」だった。   しかし、そのグランプリの選定理由を見てみると、大変納得した。確かに彼女には、日本人の血は入っていないが、幼少期を日本で過ごし、自分を日本人だと思って生きてきたのだという。日本人として、日本で一生過ごしたい、と言う彼女の強い気持ちを見て、自分が情けなくなった。日本人であ

          デートでの「割り勘」「おごる」論争

           最近、こんな話題がSNSで討論されている。デートでは割り勘するべきか、男が奢るべきか、という話題である。個人的には、どんなに男女間で所得の差があろうと、決して男女関係において上下関係はできてはいけないと思っているので、割り勘するべきだと思うのだが、男が奢るのが当たり前、という声が多いことに、衝撃を受けた。  割り勘が当たり前、と考える理由として、女性に多かったのが、その分、女は美容や見た目にお金がかかるし、その人と会うまでにそれにたくさんお金をかけるから、だった。しかし、

          デートでの「割り勘」「おごる」論争

          反日、反韓について思うこと

           よく、昔の日本人からひどい目に遭っていた、と主張する韓国人がニュース等で流れるたびに、「もう謝っただろ」や、「反日教育を受けていることに気づけ」などといった声が、結構SNSなどで見られる。そのような意見を見るたびに、私が思うのは、「日本人も正しい教育がされているとは限らないのではないか」ということだ。  しかし、ほとんどが決まって口にするのは、あたかも自分たちは正しい教育をされたからこそ、そんな反日になるほどの教育はおかしい、という前提で話が進められている事だ。確かに、政

          反日、反韓について思うこと

          韓国での日本ブーム

           私たち日本人が、韓国を思い浮かべたときに必ず頭をよぎるのが、韓国で、日本人は過去の歴史のせいで嫌われているのではないか、ということである。しかし、私は最近、韓国で日本ブームが今起こっていることを、韓国に留学している友達から聞き、とても驚いた。韓国人にとって、日本人は悪であり、日本人は憎むべき存在であると思っていたからだ。  しかし、日本のアニメ、クレヨンしんちゃんを始め、一昔前の昭和のJ-Popや日本の居酒屋文化などが、韓国の若者を中心に大流行していると聞き、とても嬉しかっ

          韓国での日本ブーム

          韓国アイドルの日本進出

           韓国のアイドルのファンクラブは、決まって2種類存在する。本国のファンクラブと、日本のファンクラブである。なぜ韓国アイドルは、必ず日本進出をするのか。理由を考えたときに、考えられる理由が、自分的には2つあると思っている。  まず1つ目が、単純に、日本の市場に進出した方が儲かるからである。日本は、市場がやはり韓国よりも大きいので、進出することで、儲かるというメリットがある。  2つ目が、オタク文化がある日本に進出することで、受け入れが簡単にされるからである。アイドルという文化

          韓国アイドルの日本進出

          『Eye Love You』(TBS)第二話感想

           このドラマは、主人公が相手の目を見ると、相手の心の声が聞こえる、という設定なのだが、相手が韓国人なだけあり、年下韓国人の心の声が韓国語だから、相手が何を言っているのか主人公もわからないのだが、その心の声は視聴者にもわからないようになっている。  なので私は、ドラマが終わった後、それを見返し、翻訳して、何を言っているのか調べたのだが、そこで気づいたのが、わざと字幕などを入れないこのドラマの構成の素晴らしさである。字幕を入れれば分かってしまう。しかし、私のように、意味が知りたい

          『Eye Love You』(TBS)第二話感想

          『Eye Love You』(TBS)第一話の感想

           このドラマは、日本人の女性が、韓国から日本に留学しに来ている年下韓国人との、恋模様を描いたドラマで、今回出演が決まった韓国の俳優さんが、もともと、とても好きな俳優さんだったので、とても楽しみにしていた。先週、ドラマの第1話が放送されたので、感じたことを書いていきたい。  まずストーリーの構成がとても良かった。どのようなところが良かったかと言うと、日本のドラマの良さと、韓国のドラマの良さが、ちょうどいい割合でどっちも入っていた。私が考える、日本のドラマの良さは、ドラマの始ま

          『Eye Love You』(TBS)第一話の感想

          オタクが匂わせを嫌う理由

           アイドルオタクは、自分の好きなアイドルが異性の存在を匂わせるような行為や言動、通称「匂わせ」と言われるものを非常に嫌う傾向がある。直接的に表現しているわけもなく、本当にその異性の存在のことを匂わせている行動や言動とは限らないかもしれないのに、勝手に想像を膨らませ、そう決めつける時もある位である。  では匂わせのどこがそんなにいけないのだろうか。その理由として、ファンではない異性への愛情表現を公の場に発信することへの不信感からくるものなのではないかと思う。公の場でそれを発信

          オタクが匂わせを嫌う理由