カーペット使われる種類や素材を覚える
今日もインテリアコーディネーターの勉強していきましょう!
このnotoはインテリアコーディネーターの資格を取るための勉強を発信しています。
興味のある人は、是非テキスト代わりに勉強していって下さいね!
子育て中のママや仕事の合間にサラッと読むだけで覚えられるので、是非活用してみて下さい。
今日はカーペットについて勉強します。
リビングや寝室、子ども部屋など、どのお部屋でも使われるカーペットですが、装飾に敷くだけでなく、機能性が優れたカーペットもあります。
衝撃吸収性が高く、保温や吸音など安全性にも優れた床材とも言えるのがカーペットです。
逆に、冷熱に弱いので、防火処理を施した難熱性があるカーペットもあります。
それでは、どんなカーペットの種類があるのか早速見て覚えていきましょう!
ここで分かる事とは?
1. カーペットの製法とパイルの形状が分かる!
2. カーペットに使われる繊維のメリットとデメリットが分かる!
3.. カーペットの施工方法が分かる!
カーペット種類を覚える
カーペットの製法によって種類が違います。
大きく分けて織りカーペット、刺繍カーペット、圧縮カーペットの3つの種類に分けられます。
① 織りカーペット
手や機械などで織り上げたカーペットの事です。
■ 緞通(だんつう)
中国の毯子という敷物の名前が語源。
ペルシャやトルコ、中国などの産地がある。
経糸にパイルを絡めて、結び付けながら織り上げる手織りです。
パイルの結び目が多いほど密度が高いので、高級品とされている。
■ ウィルトン・カーペット
イギリスのウィンストン地方で始まった機械織りのカーペット。
2~5色の柄織りが可能。
パイルが濃密で耐久性があるので、厚手のものが中心のカーペットで、後に、ジャガード織機の開発で広く普及した。
■ ダブルフェイス・カーペット
ウィルトン・カーペットと同じ製法で、上下2枚分を同時に織る機械織りのカーペット。
織り込んだ後は、パイルの中央をカットして2枚に分けるので、2枚のカーペットは左右逆柄に仕上がる。
■ アキスミンスター・カーペット
多色使いができるカーペットで、豊富な色の数があるので複雑な柄表現ができる。
ホテルなどの宴会会場などによく使われる。
② 刺繍カーペット
ミシン針でパイルを差し込んでいくカーペットの事です。
■ タフテッド・カーペット
パイルの抜けを防ぐため、ラテックスを塗布して化粧裏地を貼っている。
ウィルトン・カーペットと比べると、約30倍の生産速度で大量生産ができ、コストダウンもできるカーペット。
手書きのイラストですが、こんな感じです。
■ フックドラグ・カーペット
タフテッド・カーペットと同じ製法で、手工芸的に一本の電動や手動の針でパイルに差し込んでいくカーペット。
③ 圧縮カーペット
繊維を織らずに絡み合わせる製法のカーペット。
短い繊維を薄く伸ばした膜状のウェブを重ねて、多数の針を突き刺しフェルト状にしたもの。
安価でカットが自由なので、施工が安易。
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