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【絶対にしっとり美味しい鶏むね① 無料レシピ3選】

絶対にしっとりなります(2回目)

鶏むね肉は長くなるので2回に分けて。

個人的には最後の磯辺揚げがおすすめです。

鶏むね肉って日本では安いですが、海外では決して安い方ではないのでお得ですね。他の肉に比べて脂が少ないので、水分=旨味と栄養を逃がさないようにすることが大切。水分が約75%、タンパク質が約22%、脂肪はわずか約1.5%です。

具体的には①下味は濃い味の液体の中でする②加熱は低温でするのがポイント。

下味は濃い味の液体の中でする

①の理由はブライニング液やソミュール液と呼ばれる塩や砂糖、昆布や香味野菜が入った溶液に一定時間浸けておくと加熱前に水分を出す「脱水」と、水分が入る「保水」が同時に行われるからです。塩だけでなく砂糖にも似た「親水」という効果があるのでダブルですると塩辛くなりすぎないということです。

順番は「さしすせそ」の通りが良いのですが、今回は時短のため同時にしています。

加熱は低温でする

②の、加熱をしてもパサつきにくい温度は63℃ですが、安全面から50分以上が必須です。なので家庭では75℃以上で数分加熱することがおすすめです。
じゃあ、パサつくやろ!と思われるでしょうが、このしっかり下味をしていることで、通常よりパサつきが抑えれます。
結果として②の加熱の温度が高すぎても大丈夫です。

特に家では低温調理器具がなければ常に63℃を保つことも難しいでしょう。また個人的には多少歯応えも欲しいので、あまり低温だけで加熱しているのは好きではないのです。

なぜそうなるのかは次回の②で。

レシピ①:しっとり鶏むねのピリ辛酢

材料(2人分)
・鶏むね肉 200g(1/2枚)
・水 50g
・塩 5g(小さじ1)
・砂糖 10g(小さじ2強)

・酢 15g(大さじ1)
・唐辛子パウダー 適量

①ポリ袋にカットしていない鶏むね肉、水、塩、砂糖を入れて空気を抜くように揉み込みながら密封して15分以上つけておく。
②15分経ったら水で軽く洗い、しっかりめに茹でたり蒸したりして食べやすい大きさにほぐしてボウルに入れて酢、唐辛子パウダーと混ぜ合わせて完成。

レシピ②:しっとり鶏むねのもやしチーズ


材料(2人分)
・鶏むね肉 200g(1/2枚)
・水 50g
・塩 5g(小さじ1)
・砂糖 10g(小さじ2強)

・ピザチーズ 30g
・もやし 1/2袋

①ポリ袋にカットしていない鶏むね肉、水、塩、砂糖を入れて空気を抜くように揉み込みながら密封して15分以上つけておく。
②15分経ったら水で軽く洗い、しっかりめに茹でたり蒸したりして食べやすい大きさにほぐす。
③冷めているフライパン(油なし)にピザチーズ、もやし、②の鶏むね肉の順に入れて蓋をしながら中火で3分加熱したら完成。

レシピ③:しっとり鶏むねの磯部揚げ


材料(2人分)
・鶏むね肉 200g(1/2枚)
・水 50g
・塩 5g(小さじ1)
・砂糖 10g(小さじ2強)

・小麦粉 10g
・片栗粉 10g
・青のり 適量
・揚げ油 適量

①ポリ袋にカットしていない鶏むね肉、水、塩、砂糖を入れて空気を抜くように揉み込みながら密封して15分以上つけておく。
②15分経ったら水で軽く洗ってひと口大にカットしたら、ボウルに小麦粉、片栗粉、青のりとともに入れて混ぜ合わせ、170℃の油でしっかりめに揚げて完成。


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