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闇歩きとglobody【"今ここ"に集中すること】

【闇歩き】というものがあるのかー。

NHKの朝イチに片桐はいりさんがゲスト出演されていた回で、闇歩きというものをわたしは初めて知った。

闇歩きガイドの中野さんのHPにはこう書かれてある。

闇歩きとは……夜の山、里、街、海辺や洞窟などを、なるべくライトに頼らずに、闇を楽しみながら歩くこと。

『さるすべり家頁』HPより

どちらかといえば敬遠されがちな闇を『楽しむ』って、これまでにあまりなかった発想なんじゃないかな? と思うと、こちらも楽しくなる。

基本は、西多摩・奥多摩を、あたり一面真っ暗闇の中を電灯もつけずにただただ歩くのだそう。一歩先も見えない中を歩こうとするのだから、手で土を感じたり、手や耳・鼻の感覚を頼りに 文字通り手探りで進んでいくらしい。

この闇歩きをやってみての感想を片桐さんが話しておられたのが、個人的にはとても印象的だった。
(↓正確でなくてごめんなさい。わたしのフィルターがかかってるという点、どうかご容赦ください↓)

一歩先すら見えないのだから、一生懸命手探りしながら進む。山の中を登ったり降りたりしてるけれど、当の本人はそんなことには気づかずに、ただただ目の前のことに一生懸命になる。気づいたら、あらもうこんなに進んでたのね!となったりして。

もしこれが 先が見えてたとしたら、「うわーこの先こんな急な登りあるじゃん、疲れるなー」なんて、先のことを思ってしんどくなったりする。

先が見えないって意外といいのかもしれない。
目の前のことに集中してたら、実はけっこう進んでたってこともある。

『今ここ』を意識するって、現代人にとっては実はなかなかできないことなのかもしれない。

過ぎたことに執着したり、
(自分の振る舞いを悔やんで自分を責め続けたり、誰かに傷つけられたことをずっと握りしめていたり とか)

はたまた 未来のことに執着したり
(起こらないかもしれないことについてあれやこれやと思いを巡らせたり とか)

とにかく無意識に忙しくしてしまっているのかも。

どんなに悔やんでも『今ここ』からしか変えていけないし、『今ここ』にある自分を大切にすることが先の未来を創っていくわけだけど、いつの間にかそんな『今』が見えづらくなっているのかもしれない。

突然話は変わるのだけど←笑、Globodyに毎日取り組んで、はや2ヶ月が過ぎた。
(ヤッター!続いてる~!!)

母におすすめしてみたら「3週間やってみたけど全然引き締まらなかったわ」と言われてしまったり、わたし自身も体重には大きな変化は無かったりで、そこをクローズアップしてしまったら、

「あれ? これ続けてても理想の体にはならないんじゃない? 意味あるの?」 

なーんて悪魔の囁きに、正直揺らぎそうになることもあった。

それでも、どうにか続けてこられたのは、

「この運動をすると汗かいてきもちいい。今まさにがんばってる自分を、自分でほめてあげられる」

という理由だったりするのよねー、と感じていて。

未来の理想像を求めて……というよりは、『今ここ』を楽しむために。で、続けてこられた構図だったから、片桐はいりさんが仰ることと自分の体験がリンクして "こういうことかぁー!" と感じられた出来事だった。

それにしても、闇歩き。気になる!笑





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