なぜ経営者がゴルフにはまるのか
皆さんお久しぶりです!Co-STUDIO株式会社インターンの中橋隆慶です。
皆さんお元気だったでしょうか? 私は絶好調です笑
前回の更新から早くも1か月がたち、どのような記事を書くかしっかり練ってきました!笑
↓前回の第一回目記事。まだお読みでない方は是非チェックしてみてください!
第2回目となる今回は、私のバックがラウンドのメインであるゴルフに関連したコトを取り上げたいと思います。
ズバリその内容は、「なぜ経営者やビジネスマンはゴルフにはまるのか?」という話です。
皆さんはゴルフをゴルフコースでプレーされたことはあるでしょうか?
プレーされたことがある方はわかると思いますが、ゴルフは一日をかけて行うものでおそらくすべてのスポーツの中で一番時間がかかります。
つまり、ゴルフはスポーツとしてはとても非効率的なものなのです。
しかし、ゴルフを行っている人の中には時間に追われて生活をしている一流経営者やビジネスマンがとても多いです。
健康のためだけであれば近所のジムに行って汗を流せばいいのに、なぜ彼らは忙しい中でもわざわざ時間をとってゴルフをプレーするのでしょう?
(実際私の周りにもたくさんのゴルフ愛好家ビジネスマンがいて、忙しい中、学生ゴルファー並みに練習をするぐらいはまっています。)
私はここにゴルフの奥深さがあると思い考察することにしました。
今回は私なりの考察の結果を皆さんに共有して、ゴルフの良さを感じ、是非ゴルフを始めてもらい、いつか皆さんとゴルフをプレーできたらと思います。
ゴルフはビジネスと一緒
私は自己紹介でも書いた通り、3歳よりゴルフをしておりプロを目指し真剣に活動してきました。そしてその後、大学に入り、スタジオでインターンをはじめビジネスの世界に足を踏み入れたのですが、インターンとして活動する中でゴルフとビジネスの間には多くの共通点があることに気が付きました。
1.ゴルフもビジネスも失敗がつきもの
皆さんはトップゴルファーが一日を通して完璧だと思うプレーは何回ぐらいあると思いますか?
実は、完璧なプレーは彼らでも5回ぐらいしかありません。つまり、残りの70回近くは失敗なのです。(トップゴルファーは一日のうち72回前後ショットをします。)
そのため、ゴルファーは常に失敗を前提にプレーをし、失敗したらその後のダメージを最小限に抑えるという作業をひたすら繰り返さなければならないのです。つまり、ゴルファーにとって失敗は当然のものでそれよりは失敗後のリカバリーのほうが重要なのです。
この考え方はビジネスの世界でも大事な考え方のように思います。ビジネスとは不確定な要素を多分に含んだ世界で様々な挑戦をするものであり、そのような世界では失敗を避けることを考えるよりも、失敗は前提に、その失敗をいかに最小化するかを考えなければ前には進めないのだと思います。
2.ゴルフもビジネスも長期的な視点が重要
ゴルフにおいてスイング(体の動き)はとても重要な要素の一つです。スイングが悪いとたとえ使っている道具が良いものでも思うようにボールを飛ばすことはできません。
そのため、多くのゴルファーは練習においてスイングを意識します。
しかし、スイングは体の動きであるため、個人の癖というものが如実に表れ、お手本とされるスイングの形はあるのですが、それを自分の身体で実際に実現するのはかなり難易度が高く時間がかかるのです。
(よく駅のホームで傘をクラブ代わりにスイングをしているサラリーマンがいますが、彼らも理想のスイングに向けて苦しんでいるのです。)
さらに、ゴルフは外的要因にも多分に左右されるスポーツであるためスイングが良くなってもスコアが良くなるとは限りません。
よくプロを目指すゴルファーの間でいわれている言葉として
「その日のスコアは一年前の練習によって決まる。」
という言葉があるのですが、これは本当にその通りで、ゴルフにおいて練習の成果が出るのは実際に一年ぐらいかかり、ゴルファーはそれぐらい長期的な視点で考えて練習をする必要があります。
この考え方もビジネスでも応用できると思います。
ビジネスの世界においても努力の結果が出るのに一年、もしくはそれ以上の時間がかかります。
そのため、経営者やビジネスマンは長期的な視点をもって自分の努力を俯瞰し、努力をしたからすぐ報われるなどという考えは捨てて行動しなければなりません。
私のスイングをモーションキャプチャーで3Dモデル化し解析した際の一枚
3.ゴルフもビジネスも公正さが一流たる要素
ゴルフの大きな特徴として審判のいない唯一のスポーツという点があります。そのため、ルールブックによりルールは規定されていますがプレーにおいて審判の目を気にする必要はありません。
さらに、ゴルフのスコアは基本的に自己申告制で、スコアをごまかそうと思えば容易にできてしまいます。そして、この原則は試合であっても変わりません。
なぜこのような緩い体制であるのかというと、ゴルフにおいてプレーヤーは「一流の紳士」であると考えられているからです。つまり、ゴルファーは常に「一流の紳士」として公正にふるまう必要があり、周りの目を盗んでボールをいい場所に置いたり、スコアをごまかしたりすることはあってはならないのです。
(しかし、実際にはスコアをごまかす人は多く、ゴルフをすると性格がわかるというのもあながち間違いではないのがわかります。)
この「一流の紳士」という要素は熟練のゴルファーになればなるほど兼ね備えている人が多く、公正さとゴルフの熟練度には強い相関関係があると思います。つまり、一流のゴルファーであればあるほど一流の紳士なのです。
(ここでゴルフの上手さではなく熟練度としたのには評価軸の中に単純なプレーの上手さだけではなくマナーなどの要素も含めたかったからです。)
この視点はビジネスにも言えると思います。
ビジネスの世界でもルールブックとしての法律はありますが、ビジネスをするにあたって常に裁判官が見張っているわけではないので審判はいません。
そのため、金を稼ぐ(ゴルフでいうところのスコアをよくする)ためなら多少不正をすることですぐに実現することはできます。
しかし、それでは自分を偽っているだけで何の意味もなく、後々痛い目を見て終わります。
そのため、経営者やビジネスマンも常に公正さをもってふるまう必要があり、公正さとビジネスの熟練度には強い相関関係があります。つまり、一流の経営者・ビジネスマンであるほど一流の紳士なのです。
だからゴルフはやめられない!
皆さんいかがだったでしょうか?つたない説明でしたが、ゴルフとビジネスの共通点についてある程度理解していただけたのではないでしょうか。
そして、なぜ経営者やビジネスマンがゴルフにはまるのかについても少しは理解できたのではないでしょうか。
今回説明させていただいたようにゴルフというスポーツは本当に奥が深いもので、ほかにもビジネスや人生に共通するさまざまな要素を含んでいます。
今はゴルフをしていない皆さんもぜひゴルフを始めてみてください。そうすることで、思わぬところから人生やビジネスに関するヒントが得られるはずです。
ちなみに私がインターン生として動いている中でもゴルフをヒントに成果を出せた経験があります。(こちらについては今後のnoteで共有できたらと思います。)
また、私からのお願いとして、もし皆さんの周りに休日は必ずゴルフに行き、奥さんに「たまには家事もしろ」と怒られている人が居たら「彼はビジネスや人生におけるヒントを探しているのだ」と奥さんに説明してあげてください。
Co-STUDIO株式会社
中橋隆慶
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