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必要な無駄

私自身、無駄をなくしていたら息が詰まってきた

「無駄」だと思うと「必要のないもの」と感じて排除することが多いけど、見方を変えて「余白」と考えると、無駄だと思うことも「必要なもの」に変わると気づいた

無駄がないと気持ちの余白がなくなり、無意識に、自ら、キチキチした型にハメていたら、気づいた時には心にも余裕がなくなっていた

気持ちに余裕のある生活を送るためにも余白は必要だと思えた

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余白のないものを、目で見える物で例えると、私的にはトイレのスペースが代表的だと思います。

当たり前のように使っているトイレですが、

便座がやたらとトイレットペーパーに近かかったり、
便座と人が入る分くらいのスペースで、少しでも動くと壁やドアにぶつかりそうになることに居心地の悪さを感じたことはありませんか?


これは、作ることや物だけが優先されて、人が使う時の動線まで考えられていないのだと思います。

昭和の時代は、配置などもキチンとするために、物がキチキチと置かれていましたが、正直、物ために人が気を遣って動かなければいけなかった状況は多々あったように思います。

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そこから、物を減らしたり、必要最低限のものだけにするという価値観が広まってきた中で、さらに、距離(ソーシャル)をとることが大事になってから、距離感の重要性が重視されて、人と人との間に余白ができたように感じます。

私は、この少しの余白があるのがいいと思います。

それは、気持ちの余裕にも繋がるからです。

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例えば、

駐車場で、隣に車がいると、隣の車にぶつからないようにドアを開けようと気を使うけど、隣に車がいないと何も気にしないで乗り降りができます。


同じ場所でも、少しの余白があることで、周りを気にしないでのびのび過ごすことができるということです。

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それは、心のスペースでも同じことで、

今回、無駄をなくして息苦しさを感じたことで、
「無駄なもの=必要のないもの」と思っていたものが、
「無駄なもの=余白」だと気づいたら、私にとっては余白は必要なものだと分かりました。

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考え方として、
「無駄なものは一つもない」と言う人もいますが、

正直、
私は、無駄なものはあると思います。
現実、無駄なものはたくさんあります。

しかし「無駄なことをやるかやらないか」「無駄なことをどう活かすか」で、そこに対する価値や意味合いはそれぞれで変わってくると思います。

そして、それを、無駄だったかどうは自分が決めることです。

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講師 旭 美由紀

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