「ココナッツチョコレートマカロン」とバレンタインの想い出
バレンタインの想い出。なにかあったかなぁと思い起こしてみたら、そういえばというのがありました。
中学1年のバレンタインのこと。雑誌で募集していた「バレンタインデーに、本命に渡すチョコレートレシピ」で運よく採用され、編集者とカメラマンがわたしのもとにやってきて、話を聞いたり写真を撮ったりしてたっけ。その特集で”読者の彼氏役”で登場していた男性モデルは、のちにミリオンセラーミュージシャンになりました。残念ながら、雑誌は数年後に休刊になってしまったけれど。
小学生のときは、いわゆるバラマキをしていましたね。「お返し目当て」というアレです。中学生以上からは、本命+お世話になっているひとにプレゼントするスタイルになりました。
大人になったある時点から、日本固有のバレンタインデーのありかたに疑問や嫌悪感を抱くようになって、世間の盛りあがりからは1歩も2歩も引いた立ち位置で、その日が過ぎ去るのを傍観しています。
チョコレートは、自分が食べたいときに食べたいもの(できれば質の高い、こころのこもったもの)をいただくのがもっとも健全だなと、yokoさんのnoteを拝見しながら感じていました。
そして、こういうバレンタインデーは本当にステキ♥と、こころから思ったのが、ちるさんのnote。
いつもの感謝の気持ちを伝える手段のひとつに、バレンタインデーがあるのはいいですね。
わたしが今回つくったのは、誤って大量にオーダーしてしまった「ココナッツファイン」を消費するための、チョコレートマカロンです。
「マカロン」というと、クリームをはさんだタイプの存在感が圧倒的に強いですが、ココナッツをつかったこんな見た目のものも「マカロン」と呼ばれています。
レクチンフリー&グルテンフリー「ココナッツチョコレートマカロン」レシピ
材料(直径約4cm 36個分)
つくりかた
①耐熱ボウルにカカオをいれ、レンジで溶かす
②ボウルにココナッツファイン、エリスリトール、ココアパウダー、卵白、バニラエクストラクトをいれ、よく混ぜあわせる
③ ①を加え、混ぜあわせる
④オーブンシートに並べ、160℃に予熱しておいたオーブンで15分焼く
混ぜて丸めるだけ。実に簡単です。
それでいて、ココナッツと卵白のおかげで軽くておいしく、手の混んでいそうな味わいのスイーツ「マカロン」。
バレンタインデーは「ありがとうを伝える日」になればいいのにな、と願う2022年2月14日でした。