京都産の規格外野菜で「サステイナブルなピザ」づくり
noteをやっていてよかったと思う瞬間がたくさんあります。
たとえば、こういう考えかたもあるのだと気づかせてくれるnoterさんの存在や、「スキ」やコメントによる心強さを感じるとき。そして、素晴らしい想いを持った企業や商品との出会いです。
noteがなかったら、『OYAOYA』を知る機会がもっともっとあとになっていたかもしれません。
『OYAOYA』の代表、小島さんの想いが伝わるnote。
4/14の投稿で、ハッとする写真がありました。
不揃い野菜の写真です。
わたしが子どものころ、父は畑を借りて野菜や果物を何種類もつくっていました。
でこぼこのトマト、曲がったキュウリ、双子になったジャガイモやサツマイモも常連。食卓はいつも、いろんな”顔”をした土のにおいのする野菜でいっぱいでした。
”不揃い”が当たり前だったから、スーパーで売られる形の揃ったキレイな野菜がむしろ”異様”なのかもしれないというのを、『OYAOYA』の投稿を拝見するまで忘れていたのです。
わたしを含む消費者が、見た目のうつくしさを求めすぎているのだとしたら、それはとても残念なこと。おいしいのに、ひとに味わってもらえないまま捨てられる野菜があるなんて、悲しすぎます。
不揃い野菜をスーパーで買えないなら、小島さんが商品化し、世に届けているサステイナブルな『OYAOYA』を、うちの定番にしたいとnoteをとおして純粋に思えたのです。
まずは、おすすめの3種類がはいった「乾燥野菜お試しセット」をカートにいれ、もうひとつ、名前に惹かれた「乾燥オランジェ」を追加しました。
それぞれは、こんな感じです。
玉ねぎと白ネギは特に香り高く、にんじんは旨みと甘みがギュッと凝縮。そのままポリポリ食べてもいけます。
これをピザ生地に練りこみ、さらにトッピングにもつかってみようとアイデアが浮かんでできたのが、今回の「サステイナブルなピザ」です。
レクチンフリー&グルテンフリー「京都産 規格外野菜のサステイナブルなピザ」レシピ
材料(直径約25cm1枚分)
つくりかた
①ボウルにアーモンドパウダー、タピオカスターチ、グリーンバナナパウダー、ドライイーストをいれよく混ぜあわせる
②残りの材料を加えよく混ぜあわせる
③ラップをし1.5倍の大きさになるまで発酵させる
④天板に生地をひろげ、190℃に予熱しておいたオーブンで10分焼く
⑤トッピングをのせ、さらに10分焼く
このピザのもうひとりの主役は、姉お手製のベーコン。
アボカドもコロコロにカットして。
生地にはいった乾燥野菜がチラみえしています。
『OYAOYA』の乾燥野菜の甘みと旨みと香ばしさが、濃厚なベーコンとアボカドとうまく調和。味わい深い「サステイナブルなピザ」になりました。
毎日きっちり「エコ」な暮らしをしようとすると窮屈に感じてしまうし、なかなかできない部分もありますが、週末だけはなるべくゴミを出さないようにするとか、サステイナブルなモノをつかったり食べたりするとか、なにかひとつでもSDGsを意識する心がけ。この小さな積み重ねを、この先もしていきたいなと思っています。