夢を叶えるひとつの方法は「アウトプット」だと思う
夢を叶えるために、一生懸命に努力しているひとをみるのは頼もしいし、いい刺激になります。勉強したり、練習したり、我慢したり…その手段はさまざまですが。
わたしが取り組んできた/いる方法は、「アウトプット」です。これは、「発信」ということばにも置き換えられますね。
とりわけフリーランスの場合には、この「アウトプット」がすごく大事になってくると思うんです。自分はなにができるひとで、どんなことをやっていて、これからどういうふうになっていきたいのか。それを日々、「発信」というかたちで表現していく。そうやって、何者でもない自分に彩りを加えています。
いつ、どこで、誰の目にとまるかは未知。だからこそ手抜きをしない。そのときの精一杯でやる。そして、それを「継続」させる。つづけていれば、必ず誰かがみてくれますから。
「好き」を貫いた結果、『Maison de i-bee(メゾンドアイビー)』の公式サイトにてレシピをご紹介させていただくことになりました。
こんな光栄なお話がやってくるとは。
うれしい気持ちと、改めて気を引き締めて精進していこうという想いであふれています。
昨日公開されたばかりの最新レシピは、年末年始のテーブルにぴったりの一品。ぜひご覧くださいませ。
これまで、いくつかのWebサイトでレシピの紹介をした経験はあるものの、あくまでも大勢いるライターのうちのひとりとして記事を制作していたにすぎず(たったひとつだけ、食材メーカーのサイトでレシピページを持たせてもらったけれど、わりとすぐにその会社はなくなってしまった)、ブランドと一緒に取り組むのははじめてです。
いつか、こんな感じのお仕事ができたらいいなと夢を描きながら、今から約7年前の2015年5月に「フォトブック」をつくっていたのを思い出しました。
このときすでに「クリエイター」と名乗っていたんですね(笑)。いったもん勝ちだと思って。
このブックを名刺やポートフォリオ代わりに持ち歩いて、ひとにみせていました。これによって仕事の依頼を受けたり、展示会に呼んでいただいたり、仕入れ値くらいの価格で食材を提供してもらえたりといったプラスの効果があったので、「アウトプット」のやりかたは工夫次第だなと思うんです。
編集の仕事が軸にある今だからってわけではないけれど、生きていくうえで必要不可欠だとつねづね感じているのが「編集力」で、これもやはり「アウトプット」につながっていきます。
前にやった方法ではない、よりよいなにかをみつけて修正していく。これは、いろんなシチュエーションで役にたつスキルです。
レシピもそう。
ひとつのレシピから、どれだけアレンジ案が浮かぶか。わたしは「編集力」を鍛えるために、いつも考えています。
VIPのおもてなしの日につくった「パブロバ」と、プリンのトッピングにした「クランブル」をあわせて、あらたなスイーツに。
「チョコレートクッキー」の生地をタルト型に焼いて、ピスタチオのフランで用意した「ピスタチオのクリーム」と、ギーの”バタークリーム”で新メニュー。
コリコリにかたまった頭よりも、やわらかいしなやかな発想でいたいと思っています。「アウトプット」も忘れずにね。叶えたい夢はまだまだたくさんありますから。