ある日の「おもてなしメニュー」と人生について
人生は選択と決断の連続だと思う。
ふわっとゆるっと流れに身をまかせておくのもアリだけど、ここぞってときには腹をくくらなければなりません。
動いたひとには動いただけの進歩があると信じているから、迷っているならとりあえずやってみようとか、モンモンとするくらいならやめてしまおう、ほかをあたろう、新しいなにかを探そう、というのがマイポリシー。
今年、友人が大きな決断をしました。
わたしはその勇気に拍手喝采。100%支持をしているから、その門出を祝いました。
ちょうど、1年ぶりにうちに遊びにきてくれたNaokoさん。
「ひさしぶりじゃん!もっとボクに会いに来てよ」とでもいいたげに、大はしゃぎだったJoey。
Instagramでもわかるとおり、おしゃれで上質なお店を知り尽くしているゲストの舌を満足させられるものを…と考えるとプレッシャーになって”らしさ”が失われるから、少しヒントをあらかじめもらっておいたんです。
かえってきた回答がこちらでした。
「もしくは、ピスタチオが好きなので…」というヒントもあわせて、だんだんイメージがまとまり、完成したメニューとレシピを紹介します。
このなかの、「乾燥ラディッシュときのこのマリネ」はこんな風につくっています。
スイーツメニュー「マロンクリームサンドのチョコレートクッキー」の余ったチョコレートクッキーは、数日後、アレンジバージョンをプラスしていただきました。
「ピスタチオのフラン」で残ったピスタチオのクリームをはさんで。
こちらは(下の写真)「バルサミコ酢のいちじくジャムとアーモンドのミニケーキ」のケーキに、同じジャムバージョンと、マロンクリームをクリスマスツリーのようにしてみました。
マロンクリームにはジンジャーパウダー、いちじくのジャムにはヘンプシードを。
後日、こんな投稿をしてくれたNaokoさん。
うれしいな。
今後の人生を左右する選択をした友人は、なんだかいつにもましてキラキラ。閉じたドアの先には、輝かしく開かれるドアがある。これは絶対に。だから、この先の活躍が本当にたのしみです。
いい刺激をもらえたし、レシピに関して課題がみつかったしで、有意義な1日でした。
”いい刺激”といえば、この日、ほしいと思っていたものをクリスマスプレゼントでいただいたので、後日あらためてちゃんとスタイリングして(そのくらいいいもの)から報告します。
「乾燥ラディッシュときのこのマリネ」以外のレシピや準備中のところ、当日のようすはVlogでどうぞ。