お着物会 水鳥から 新入社員の皆様へ

千砂６１歳

本日は「お着物会 水鳥」のオンラインオフ会にご参加くださりありがとうございます。

趣味が高じた着物好きの集まりが、皆さまのおかげで、予想より大きなコミュニティーとなりました。新入社員になる方々にメッセージがほしいというご要望がございまして、僭越ながらわたくしから最初にお話させていただきます。

もしわたくしが、若い方に働き方をアドバイスするなら、なのですが。
まずひとつめは、更年期があるという前提で逆算思考をしてほしいということです。更年期は個人差があります。あるかもしれないし、ないかもしれない。重いかもしれないし、軽いかもしれない。
でね、あった場合、思うのです。こんなに大変な思いをするなら、こんなに想像もしてないことが起こるなら、あんなに仕事を頑張るんじゃなかった、と。

もちろん、これといった症状がない方もいらっしゃいます。皆様の更年期が軽かったり、何も感じないものであることを心から祈っています。

ですが、更年期という魔物がその先にいるかもしれない。その可能性を、キャリア構築のどこかで考えてもよろしんじゃないかと思います。

ふたつめは、関わる人や環境をご自分のなかで精査してほしいということです。とんでもない会社にあたってしまったとしても、そこで巻き起こってる激流に流されないでほしいのです。パワハラのようなことにあったとしても、その相手の仕事ぶりはどういうものなのか？冷静に考えてみてください。会社に貢献している人なら、その会社はその人を擁護するかもしれませんよね。それから、その取り巻きにはどういった人がいるのか？人事もそのなかに入っているのか？しっかり探ってみるのです。いったんひいて。メタ認知？というのですか？それで、ご自分の状況を分析してほしいのです。

最後は、ご自分の違和感を大事にしましょうということです。どうして世の中的には、とか、世間的には、がまだ続いてるのかしらって思います。わたくしたちの時代で十分したはずなのに。これからわたくしより下の世代、ロスジェネ世代で、生活保護を受けざるを得ない方が増える可能性がございますでしょ。働いても働いても、給与が増えなくて大変らしいんですよ。それに、いやらしいんですって。非正規だからこそ働ける大手だってあるわけです。魅力的なポジションで。そして、そこで頑張って、その実績とともに求職活動をしたところで、どこかで正社員になれるわけではないらしいのです。気づくと年齢も重ねているわけです。

話がそれましたけど、そういう大変な時代に働き手となるわけでしょう？そんななか大切な道しるべは皆さまの違和感です。おかしいと思えば、そこを見過ごさないでほしいのです。

長くなってしまいましたが、参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

それでは、お次よろしくお願いしますね。