見出し画像

(160)娘から学ぶマナーレッスン番外編

★「記憶力」は気合い★

まお先生と現地レストランで待ち合わせ。私の方が先に着いて座っていました。上座に堂々と…。

まお先生はいらっしゃるなり、
「ついたてなどで、左側から座れない場合は右からで良いですが、基本的には椅子の左側から座るのがマナーです。
それから、お客様をお待ちするときは自分は下座でお待ちしましょう。」というご指導から入りました。

詳細は4回に分けてご紹介したとおり。

この間、私は写真もメモも一切取りませんでした。しかし先生がお話されたことの99.9%は網羅できていると思います。

写真記憶と、ストーリー記憶、場面記憶で覚えていきます。接客の男性のセリフまで全部覚えています。
先生が「海老の頭」を残していたら、執事のような接客担当の男性が
「美味しいからトライしてみて。」
とか、
スープを飲むのに箸を指して
「明日になっちゃうから、スプーンにしてね。」と冗談を言っていたことも、
パンを持って来てくださったタイミング、飲み物の注文の会話、お化粧室に行った時間も最初から最後までほぼ覚えています。

メモが取れないので最初から特に気合いが入っていました。まず、
「一部始終全て記憶するぞ‼︎」
と決意表明を自分にしました。

「記憶力」は「脳」を鍛えれば鍛えるほど年齢に関係なくグレードアップしていきます。私がその証明。

「筋トレ」や「柔軟」は休むとすぐに筋力が落ち身体は硬くなります。それと理屈は全く同じ。

伊集院静さんが60歳になったとき、
「仕事量を3倍に増やした」
と話していらっしゃったが、その意味が分かる。

若い時のままのペースでは「老化促進のスピードの方が速い」ため、頭が退化してしまう。

父や母、まわりを見ていると50歳あたりからだんだんおかしくなってくる。60歳を過ぎるともっとおかしくなり、65歳過ぎると完全におかしいところが顕著に出てくる。
そのおかしさを見抜くバロメーターは「会話テンポ」。会話スピードがどんどん遅くなっていく。

歳を取ると24時間ではなくなるという。
1秒で「そうです。」と言えば終わる会話が、「そう〜〜なのよ〜〜〜〜〜ね〜〜〜。」と返事だけで30秒。若い人の30倍時間がかかる。

父も会話がのろかった。返事を聞いてるだけで明日になりそうで辟易した。「あ〜〜〜〜〜、そうだ〜〜な〜〜〜あ〜〜〜〜〜。」

「認知症」にならない秘訣は、
・「毎日新しいことをすること」
・「記憶すること」
・「書くこと」

年を重ねれば重ねるほど
「努力・努力・努力・努力」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?