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(164)味噌の話

その「味噌」は「本物」ですか?

「味噌」が発酵食品とはいえ、その「味噌」がイオン電解質の「精製塩」を使用しているかもしれません。安価な「だし入り味噌」は発酵が短く、精製塩の可能性があり、そのため風味がないので化学調味料で調整されていると思われます。

たとえば、スーパーで売られている安価な味噌。

裏表示を見ると、
・食塩→おそらく「精製塩」
・エキス→全て「添加物」
・アミノ酸等→「化学調味料」

金額は、400円ぐらい
内容量は、750グラム

なぜ、この「味噌」がニセモノだと思うのか?

自分で「手作り味噌」を作れば、その金額が分かるからです。

・(自然栽培・有機栽培)大豆300グラム→500円
・有機玄米こうじ→1000円
・自然塩→500円
・酒粕→500円
・水、ラップ、容器代

上記でできる分量は1.5キロぐらい。この原材料費で、2500円。
「手作り味噌」750グラム=約1250円

自分で作ると、安価な味噌の3倍の金額になります。私にはどう考えても、「精製塩」「添加物」「化学調味料」にしか見えません。

たとえば大手メーカーの場合、
ジュース:1本100円。
この原材料は、10円ぐらいです。
お味噌が、1パック:400円。
ということは、原材料は40円程度でしょうか?
どれだけ安価な材料で、コストを下げ、企業努力して販売しているのかが分かります。

★「安い」には「安いの理由」があるのです。
企業が悪いのではありません。
消費者が「味噌内容」は問わず、「安い」を求めるからです。
大手メーカーは消費者の「安い」の期待に応えようと努力した結果です。

★「悪」は「知らない罪」の「消費者」の方です。

(個人経営など、内容の良いものを提供しようとしているお店の場合は、原材料の比率がグッと上がります。しかし大手メーカーと価格を比較されてしまうので商品単価を下げなければならず、利益が出ないため、結果淘汰されていってしまいます。)

この安価なお味噌汁を毎日飲む子は、血圧上昇、体温の低下、体内酵素働かず、全身の神経が滞るであろうことが、私には予想できます。ということは「スマホ脳」以前の問題です。「頭が良くなる」とはとても思えません。やがては「気力」を失い、「病気症状」が現れることでしょう。

「味噌汁」は「スーパーフード」ですが、上記のような「味噌汁」はその反対です。むしろ飲ませない方が良いと私は思います。

「お味噌汁が嫌い」という人は、本物の「お味噌汁」を飲んだことがない、あるいは「ニセモノ味噌汁」をキャッチして「防衛本能」がきちんと働いている証拠。

「そんなにお高いお味噌は、うちには無理よ〜」と思いますか?
その前に、買わなくて良いものを買いすぎと、食べすぎの方が問題です。

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