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一口目に顎が痛くなる現象について。

こんにちは!

お出かけ先から我が家に帰ったら、まず照明を付けるよりも、エアコンとこたつのスイッチONが最優先ないつきです。

この記事のタイトルにピンと来たあなたは、いつきと同じ現象を体験済みの模様。

今日、出先からの帰宅中にコンビニに寄ってグミを買い、一口目に感じたいつもの顎の付け根の痛み。

普段なら、
冷たいものを食べた時にコメカミがキーンと痛くなる、あの“アイスクリーム頭痛”と同じ類のものだと思って、
毎回甘んじて受け入れていたのですが。

今回は隣に旦那さんがいたので、

『甘いもの食べると顎痛くなるんだよね〜』

と何気なく口にしてしまったのです。

そうしたら、どうも旦那さんも同じ現象を感じていたらしく、

『自分だけだと思ってた!』

となり、お互いに身近な人間も同じ現象を感じていたことに驚き面白がっていたのですか。

そこは、気になったら分かるまで調べないと気の済まない旦那さんのこと。

今日は運転している旦那さんの代わりに助手席のいつきが調べさせられました。

せっかくなので、話に出ないだけで同じ感覚を感じている方は結構多いかもなので、
ここにアウトプットしてみようかと思います!

ふたりで分析した結果、

『決まって、一口目を口に入れた時だけ感じる』

『痛みはすぐに引く』

『どうも、チョコとかグミとかの甘かったり、酸っぱいものを食べた時に起きている気がする?』

『耳タブの付け根のすぐ下、顎の付け根ところがキュウッと痛む』

お互いに共通する発生条件はこんな感じ。

お互いの自己分析もそこそこに、検索で

『甘い 顎 痛み』

で調べてみると、殆どが虫歯や顎関節症についてのものばかり。

どれも、これじゃないんだよなぁと思うものばかり。

私たちが感じているこの痛みは、素人考えでも決して虫歯や病気などの病院にお世話になるような痛みではなく。

あくまで条件反射的な、

例えば、梅干しを想像した時に、口を窄め唾液が分泌されるような、

そんな感覚なのです。

終いには、

『本当に私達夫婦だけが感じているものなのか?
夫婦が似てくるってこういうことなのか?』

と、冷静に考えればかなり有り得ない疑念が湧きかけていたところで、

自分の中で『そうそう、この感覚!』としっくり来たものがあったので、ご紹介させていただきます。

日本大学松戸歯学部にて生理学の教鞭を取られている、 福島美和子さんと言う方が、この顎の痛みに関して、自己分析されているレポートがありまし た⇩

「甘いもの」を食べると「頬」が痛くなる経験はありますか?私は痛くなります.私が知る限りあと 2
人,同じような症状を持つ人がいます.全て女性
です.甘いものはチョコレートやクッキーといっ
た,いわゆる「ショ糖」の甘みが中心です.私の
ケースでは,空腹・満腹に関わらず発生します.
甘いものを口に入れ,舌に載せた瞬間,耳の前か,
顎の下(下顎角の直下)がキューンと痛くなりま
す.図に示すように,解剖学的な配置から耳下腺
または顎下腺が痛いのだと推測できます.素早い
一過性の痛みです.3 秒くらいで痛みは引き,その
後痛みがぶり返すことはありません.3 時のおや
つでも,食後のデザートでも誘発されることから,
摂食中枢は関係がなさそうです(個人的には,心
から楽しみにしていたものを食べると誘発される
ことが多い気がします).勝手に「甘味唾液腺痛」
と命名しました.甘味唾液腺痛のために,何か不
都合が起こるわけではありません.同じ痛みを感
じたことのない人に信じてもらえないのが唯一の
不都合です.
甘味唾液腺痛の痛みはどこから来るのでしょう
か?根拠もなく考えてみます.一つの可能性は,
アイスクリーム頭痛と同じ関連痛です.しかし,
関連痛の場合は,おおざっぱに言うと「ある臓器
の感覚(特に痛み)が他の臓器で感じられる」こ
とです.甘味唾液腺痛は,発端となる刺激が「甘
味」,つまり味覚を介して生じる特殊感覚です.つ
まり,味覚によって唾液腺の痛みが引き起こされ
ている可能性があります.味覚刺激による反射性
の唾液分泌経路は,味覚唾液反射と条件反射があ
ります.味覚唾液反射では,味覚刺激により延髄
の唾液一次中枢を介して唾液が分泌されます.一
方,条件反射では,大脳皮質を介した視覚(酸っ
ぱそう)などの条件刺激により唾液一次中枢を介
して唾液が分泌されます.私のケースでは,条件
反射では痛みが起こらず,味覚刺激によって痛み
が起こります.もしかして味覚唾液反射が痛みの
鍵になるのでしょうか?想像するといろいろ面白
いです.

日本整理学会webページより抜粋
日本整理学会webページより抜粋

これを拝見し、少なからずこの世に5人は同じ感覚を共有している人間がいるということが分かり安心しました。

しかし、大学の先生のような見識の広い方でも予測の域を出ない感じのようなので、本当に稀なケースなのでしょうか?

それか、あまり興味を持って研究される方がいない分野なのか?

ただ単純に、私の検索力がザルな可能性もあります。

もう一つ、見付けたのがこちらです⇩

Yahoo知恵袋より

こちらは、ズバッと端的。
しかし、すごく納得してしまう説明です。

そして、少なくてもこの世に6人は同じ感覚を共有する人間が存在することがわかりました。

めでたい。

しかし、こちらは『甘いもの』と限定しているわけではないので、普段の食生活では顎の痛みを感じていない私達のこの症状と同じものなのかは断定できません。

いずれにしても、

私達が痛みを感じているのは唾液腺であり、舌に味を感じたタイミングで反射的に唾液が分泌される際に顎に痛みを感じている。

と、いうことのようです。

人体って、不思議で面白いですね。

ちなみにいつきは、生まれつき耳に穴(貫通はしてない)があるし、耳掻きすると咳が出ます(笑)

耳の穴は『魚のエラの名残』なんだそう。
アジア圏で10%いるそうです。
10人に1人いると思うと、結構いっぱいいますよね?

もしかしたら、あなたにもあるかも?

ではでは、お付き合いいただきありがとうございました!


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