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市場との対峙: カナダドルの虚像を見抜き、米ドルと豪ドルで勝利を掴む 24/9/1

Yan氏で~す。
インパクト!!!

今週の戦略回ですね
面倒ですね(笑)
毎週日曜のこの時間は経済指標を見るたびに多いと感じます

ところで、ユーちぇるメンバーシップオフ会の沖縄に
行ってきます。帰ってきたら、また記事にしますね

ではいつものダイジェストです

その前に、BOCがタカ的利下げなら玉砕です。慎重に行動したいのですが、どうしてもGDPの内容がおかしいと思うのですね

記事のまとめ
 今週の戦略は、カナダドル、スイスフラン、ユーロを売ること。買い通貨は、ドル、ポンド、豪ドルを検討中。世界経済の上向きを前提としたトレード戦略となる。カナダドルは通常オン相場で強いのですが、今回はGDPの内容と数値に乖離があり、売りと判断。スイスフランは売りの介入の可能性があり、ユーロは経済指標の悪さと例のEURIBORの件から売りと判断を継続です
明日(月曜日)は北米休場のため、カナダドル売りは注意かチャンスか。USD/CAD、AUD/CADのロング、GBP/CHFのロング、EUR/AUDのショート、EUR/USDのショートなどを検討。
米雇用統計はUSD/CADとEUR/USDは跨ぎで対応しても良いかなと考え始めています
珍しく通貨ペアを出して言い切っています。なぜだろうか?。自分でもびっくりのビックマウスですね。これは当たるのかな(笑)

記事を書いての感想
 今回は狙い目を絞り込んだ戦略で、明確な方向性が見えて良いかなと判断しました。特に、昨日も書きましたがカナダドル売りの根拠となる経済指標の分析は深堀でいてほしいと願望しています。またアナリストが豪ドルへの強気な見方も興味深く考えます。素直にAUDの買いでもいいのかと思い居始めています。

注意事項

投資は自己責任で行ってください。今回の分析は、あくまでも参考情報であり、投資判断を保証するものではありません。

ダイジェストは以上です

ここからは本文です。時間のある人だけどうぞ

では為替のお話から

 経済指標のからですが、
ざっくりといえば、オセアニアは多い。
最大の山場、米国雇用統計がある
でいいかな(笑)

読む人がいなくなりそうなので、少し真面目に

9/2 月
何もできないですが、
先の記事の通り
カナダを売りたいと考えています

9/3 火
オセアニアは別で毎日記事にしているのでそちらを見てください

渋い所では、
16:00 スイス CPI
本命は
23:00 米 ISM 

ISMは皆さん注目ですね。
私は結果を見て、オンオフを確認してからトレードを考えます

でCPIなのですが、良くても悪くてもスイスフランは売られるのではないかと思っています
というか、売りたい人が多いのでは、
知っている方がおおいと思いますが一応貼っておきます
ロイター 8/30

これも、日本ではタイムラグがあって報道されているようです

だったら、介入して、強制的にフラン安にしかないと思うのですが、
SNBは武闘派集団なので、やると思います。
2年連続で、SNBは州政府に上納金を渡していないので、なんとかしたいはずです。ただ限定的でしょうね。健全通貨がここくらいしかないですから。短期的にはフランは売られる可能性はありますが、逆にそれを見越して刈られるかもしれないです。その後で上昇するかもしれないですね。

9/4 水
この日はカナダ政策金利
BOCは何を言うのか
流石に昨日の記事では、0.5%の利下げもあるかもは言い過ぎましたが
指標データーを見ているとそこまで良好に見えないのですがね
6月と7月のデーターなので、8月が良かった場合はBOCの面々は知っていても個人のトレーダーは知りえないのですね
 やっぱり結果を見てからでも間に合うので、我慢するかな?
明日の月曜でカナダドルが強いなら売りたいですがね。どうなることやら

で、世の中の方はこちらほうを待っているのですよね

23:00 米 JOLT

良くても悪くても、ドルは強くなりそうですがね

9/5 木
03:00 米 ベージュブック
14:45 スイス 失業率
21:30 米 ADP
21:30 米 失業保険
23:00 米 ISm製造

9/6 金
21:30 米 雇用統計

他多数って
なんのひねりもないですね(笑)

まぁ隙間を狙うなら、ポンドです
経済指標が少ないので安定している可能性があります
ただ、EURGBPは強いのですが、反転される可能性もあるような
前週のユーロは弱すぎたのが気になります。

GBP、今週9/2~6の指標

しいて言えば、火曜のBRCです。これが良好ならポンドは押し切る可能性があります。この指標は2年位前は星1つでした。当時からよく見ていたので覚えています。前にも書きましたが、結構後から動くのですね

では
マーク、トゥ、マーケットの9月月間記事です
結構ヒントがありますよ

世界経済と金融政策

  • 金利とドル: 2023年後半、市場は積極的な金利引き下げを予想していたが、実際には金利は上昇し、ドルも回復した。

  • FRB: 9月に利下げの可能性が高いが、市場は年末までにさらなる利下げを期待している。

  • ドル指数: 2022年9月にピークを迎えた後、100~107のレンジで推移。米国経済の減速とFRBの政策により、今後下落する可能性がある。

  • キャリートレード: 7月中旬から8月初旬にかけて、円、スイスフラン、オフショア人民元の売却とボラティリティの購入によるキャリートレードの解消が見られた。

  • 日本の機関投資家: 大量の外国債券・株式を保有しているが、レバレッジはかけておらず、円高を利用してさらに購入している。


通貨展望

  • ドル: パウエル議長は緩和サイクル開始を示唆。8月の雇用統計は改善する可能性があり、ドルは短期的に回復する可能性があるが、長期的には下落傾向が続く見込み。

  • ユーロ: 経済見通しは改善していないが、ドル安により上昇。ECBの利下げ打ち止め観測やユーロ圏経済の減速懸念から、上昇余地は限定的。

  • 円: 日銀の介入と米国10年債利回りの低下により、円は上昇。日銀はさらなる利上げを示唆しており、円は今後回復する可能性がある。

  • ポンド: BOEの利下げ見送り期待と堅調な経済指標により、上昇。しかし、追加利下げの可能性もあり、今後の動向に注意が必要。

  • カナダドル: 市場混乱とキャリートレード解消により下落したが、その後回復。カナダ銀行は利下げを継続する見込みで、カナダドルは下落する可能性がある。

  • オーストラリアドル: 年初来安値まで下落したが、その後回復。オーストラリア準備銀行はタカ派姿勢を維持しており、利下げの可能性は低い。

  • 中国元: ドル安とキャリートレード解消により上昇。中国経済は減速しており、さらなる刺激策が予想される。人民銀行は利下げや準備金要件引き下げを行う可能性がある。

この記事のまとめ

金融政策と政治情勢が複雑に絡み合う中、市場は不安定な状況が続く可能性があります。特に、米ドルは短期的な回復の可能性があるものの、長期的には下落傾向が続く見込みです。

一流のストラテジストをもってしても、オーストラリアの利下げはないと言い切るようです。オーストラリアの国内銀行の金利が引き下げたのを知っているのか、中銀のコメントと、国内の乖離には気が付いていないのか、
確かにオーストラリアドルは強いですが、安定的には見えないのですね

米ドルはまったく同じことを考えています。聞こえてくる雇用統計のお話は良好なものが多く、7月の雇用は台風の影響ってのが大半の見方。もしかしたら、民主への忖度が9月6日の雇用統計を押し上げるのか

では、昨日記事の補足内容へ
カナダのお話です
この記事から
 BMOエコノミック 8/30

カナダ経済:第2四半期はプラス成長も、減速の兆候が見え、今後の見通しは不透明

  • 第2四半期の実質GDPは年率2.1%増と予想を上回ったが、6月と7月は横ばいで、第3四半期の成長鈍化が懸念される。

  • 成長は政府支出に大きく依存しており、個人消費は低迷、住宅投資は減少した。

  • 個人貯蓄率は上昇し、1990年代半ば以来の高水準となった。

  • 製造業、建設業、卸売業の落ち込みが成長の足かせとなっている。

  • カナダ銀行は9月に25ベーシスポイントの利下げを決定する見込みだが、今後の経済指標次第では、より積極的な利下げが行われる可能性もある。

結果は
カナダ経済は緩やかな成長を維持しているものの、減速の兆候が見え始めており、今後の見通しは不透明です。カナダ銀行の利下げはすでに織り込まれていますが、今後の経済指標次第では、さらなる利下げが行われる可能性もあります。投資家は、今後のカナダ経済の動向を注意深く見守る必要があります。

BMOも、利下げは織り込みですが、更なる可能性もってことは、やはりって思ってしまうのではないでしょうか?


昨日の記事で、カナダの投機に関する内容に少し触れているのですが、どうやら、民間銀行は好調を維持でしているようです
この記事
BNNブルームバーグ 8/30

カナダの大手銀行は、カナダ経済全体に深く影響を与え、多くの国民がその株を直接または間接的に保有している。しかし、最近の金利上昇により、銀行の業績は悪化しており、貸倒引当金や罰金などの影響で一部の銀行は損失を計上している。
 株式調査アナリストらは、かつては主流だった「買い」の評価を「ホールド」や「売り」に変更しており、ウォール街の支持を失いつつある。専門家は、インフレ、規制、サイバーセキュリティ、経済減速、利回り曲線の平坦化など、銀行の業績不振のさまざまな理由を指摘している。しかし、寡占企業である大手銀行は安定した利益を取り戻し、配当金も引き続き支払われると予想されているため、長期退職投資家にとっては依然として魅力的な投資先と言える。

これはなんともいえない内容ですが、余力があるって取れます。

もう一つ、
BNNブルームバーグ 8/30

経済学者はカナダ銀行の緩やかな利下げを予想

  • ブルームバーグの最新調査によると、カナダ銀行は来年まで0.25ポイントずつ金利を引き下げると予想されている。

  • 大幅な利下げを選択する可能性は低く、調査に回答したアナリスト18人のうち、50ベーシスポイント以上の利下げを予想する人はいなかった。

  • 経済学者の大半は、今後5回の会合で25ベーシスポイントずつ5回の利下げが行われ、翌日物金利の基準値は3.25%になると予想している。

  • この調査は、カナダ経済のソフトランディングと金融政策の緩やかな正常化を予測する楽観的な見方を示唆している。

  • 経済学者の3分の2以上が、2025年第2四半期から第4四半期の間に年間インフレ率がカナダ銀行の目標である2%に戻ると予想している。

  • 翌日物金利が3%に達した時点で金利引き下げを停止するとの予想が中位であり、エコノミストの半数以上は、当局が2026年後半に再び利上げを開始すると予想している。

  • 政策当局は2025年上半期まで中央銀行のバランスシートの縮小を続けると予想されている。

  • 経済学者の間では、それがカナダの高額決済システム「リンクス」で支払い手段として使われる利子付き預金である決済残高にどのような影響を与えるかについて意見が分かれている。

  • 調査対象となったアナリストの半数は、カナダの債券市場における翌日決済への移行がCorraの上昇の原因であるとするカナダ銀行の調査に同意している。残りの半数は、他の理由を挙げている。

  • 調査対象となったエコノミストの90%以上は、四半期に2%のインフレ目標を下回ったとしても、カナダ銀行の信頼性は損なわれないと述べている。

  • 約3分の2は、カナダ政府がカナダの非永住者人口削減計画について明確な方針を示していないことが、カナダ銀行の成長予測の正確性に何らかの影響を与えていると述べている。

  • カナダ統計局は金曜日朝、第2四半期の国内総生産(GDP)が年率換算で2.1%増加し、予測者の平均1.8%を上回ったと発表した。

9月4日のBOCは利下げするのは間違いないようですが、
今の水準で、織り込みが進んでいるのかが解りませんね
もしかしたら、フェイク情報か、
なんども書きますが、経済指標はあまり良くない。

BOC絡みはこの辺で、
全体的なお話へもどります
行きますが、多くの方が色々と語っていますのでさらりと行きます
まずは
BNNブルームバーグ 8/31

世界経済の最新動向

アメリカとヨーロッパ

  • インフレ鈍化: 米国と欧州でインフレが鈍化し、9月の利下げが予想される。

  • 米国: 基調的なインフレ指標は緩やかな上昇、家計支出は増加したが、所得の伸びは鈍化し、消費者支出の持続性に疑問。

  • 欧州: 消費者物価は2021年半ば以来の低水準となり、ECBやイングランド銀行は利下げを示唆。

  • 英国: 住宅価格は下落、住宅購入が困難な状況が続く。

アジア

  • 日本: 東京のインフレ率は加速、日銀は緩やかな利上げを継続する見込み。

  • 中国: 穀物輸入を減らすよう貿易業者に要請、住宅ローン残高は縮小。

新興市場

  • MPOX: ワクチンが利用可能だが、コンゴはまだワクチンを受け取っていない。

  • ザンビア: 干ばつの影響でインフレ率が上昇、中央銀行は主要金利を高く維持する可能性。

  • その他: ハンガリー、グアテマラ、カザフスタンは金利据え置き。イスラエルは利下げを控える可能性が高い。ドミニカ共和国は利下げ。

通貨

  • ドル: 8月に急落したが、短期的な回復の可能性も。長期的には下落傾向が続く見込み。

  • ユーロ: 8月に上昇したが、ECBの利上げ打ち止め観測やユーロ圏経済の減速懸念から、上昇余地は限定的。

  • 円: 日銀の介入と米国10年債利回りの低下により上昇。日銀はさらなる利上げを示唆しており、円は今後回復する可能性がある。

  • ポンド: BOEの利下げ見送り期待と堅調な経済指標により上昇。しかし、追加利下げの可能性もあり、今後の動向に注意が必要。

  • その他: オーストラリアドルは回復、メキシコペソは下落、中国人民元は上昇。

結論

世界経済はインフレ鈍化傾向にあるものの、地域によって状況は異なる。金融政策や政治情勢が複雑に絡み合い、市場は不安定な状況が続く可能性がある。投資家は、これらの情報を総合的に分析し、慎重に投資判断を行う必要がある。

ここでも、オージの文字が目立ちます
やはりオージーなのか、
それとEURIBORでのユーロは弱いって出ています
一回だけ、陽線を付けてくれればエントリーができるので

一日だけ、ユーロが強い日を待っている状態です


ドルで、ユーロと、フランと、カナダドルを叩く計画だったのですが、
オージーが正解なのか。

ロイター 8/31 NY外為市場記事

ニューヨーク外為市場では、ドルが上昇しました。これは、7月の個人消費支出(PCE)価格指数が予想通りで、FRBが来月の会合で大幅な利下げではなく、従来の25ベーシスポイントの利下げを決定するとの見方が強まったためです。
 米PCEを受けて、ドルは対円で0.8%高の146.09円となりました。週間では1.2%上昇し、6月中旬以来最大の上昇となる見込みです。
主要通貨に対するドル指数は、PCE発表後10日ぶりの高値に上昇し、取引終盤では0.3%高の101.7となりました。週間では1%上昇し、週ベースでは4月初旬以来の最高値となる見込みです。米ミシガン大消費者信頼感指数は67.9となり、5カ月ぶりに改善。1年後のインフレ期待は2.8%で、2020年12月以来の低水準となりました。この発表後、ドルが一時上昇幅を縮小する場面もありました。

他の通貨では、ユーロが対ドルで0.2%安の1.1050ドルとなりました。

米国の利下げ観測が高まる中、企業による人民元需要が高まり、人民元は対ドルで14カ月ぶりの高値に上昇。人民元は対ドルで7.0920元となりました。一時1ドル=7.0825元まで上昇しました。

う~ん。オージを選ぶには中国が絡んできますね

ここはポンドか、いやドル。

まだ、悩みますね。

さてと、まとめます

今週は、カナダドル、フラン、ユーロを売る計画

で、買う通貨ですが、ドル、ポンド、オージ
となると、ややオン相場的な相関を模索していることになります

つまり、世界経済が上向きの景観なら、このシナリオが成り立つということです。カナダドルはオン相場ですが、今回だけは、GDPの内容と数値が合っていないので、歪みがあると私は考えています
フランは上で書いた通り狙い目です

ユーロは私の記事を読んでいる人なら、解るはずです

うまくいくのか、明日はレイバーDAYで北米はお休み
休み中にカナダドルを売り払うのも一考かと

USDCADのロング
AUDCADのロング
GBPCHFのロング
EURAUDのショート
EURUSDのショート
当りを考えても良いと私は思っています

雇用統計はUSDCADとEURUSDは跨い位の気持ちで望みたいです


そんな感じです

あとがき
ちょっといつもよりは短めの記事ですね
でも、狙い目通貨を絞ったので許してください
普通のブルームバーグの記事とかロイターの記事を載せてもいいのですが、今回は他の記事をメインにしてみました。マークチャンドラーさんの記事は毎回勉強になります。おすすめです

それにしてもAUDは海外から見ると大分評価が高いのですね。
エセオーストラリア人としては鼻が高いです(笑)

以上です

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