【カナダ経済】混迷か回復か!GDP統計と経済指標から今後を探る 24/9/28
Yan氏で~す。
インパクト!!!
昨晩はYEN蔵さんサロン限定ライブで絡んでくれた方ありがとうございました。YEN蔵さん大変に面白かったですし、サロンだけの話題もあって個人的には面白かったです。
ではダイジェストですが、ダイジェスト自体がちょっと長めです。そしてUSDCADのことを書いています
今回はカナダのGDP統計を起点に、最近の経済指標や専門家の意見、市場の反応などを多角的に分析し、カナダ経済の現状と今後の見通しを考えました
専門家の意見の引用: BMOのチーフエコノミストであるDouglas Porter氏の意見を引用し、専門家の視点から見たカナダ経済の課題を浮き彫りにしています。
市場の反応の考察: 為替市場におけるカナダドルの動きを分析し、市場がカナダ経済の現状をどのように評価しているのかを探っています。
過去の分析との比較: 過去に執筆した記事の内容と比較することで、カナダ経済に対する見方の変化や一貫性を検証しています。
今後の金融政策への言及: カナダ銀行の利下げの可能性について議論し、今後の金融政策がカナダ経済に与える影響を考察しています。
カナダ経済の複雑さに改めて面倒だと思いました(笑)。一見すると好調に見える指標もある一方で、懸念材料も少なくありません。特に、山火事や鉄道ストライキの影響による物流の停滞は、カナダ経済全体に暗いイメージになり、これは想定外でしょと思います。
また、専門家の意見や市場の反応も様々で、カナダ経済の今後を予測することは容易ではありません。
カナダ政府とBOCが適切な政策対応というなの利下げで景気後退をコントロールしようとしている。1回目の利下げは現時点では絶妙のタイミングだったのではないかと思います
USDCADのトレード考察
次回BOCの利下げを、「まだ織り込みが薄いのではないか」 と捉えています。
好調な内需: 移民の増加や堅調な消費に支えられ、内需は比較的安定しています。
脆弱な輸出: 資源価格の低迷や世界経済の減速により、輸出は低迷しています。
不安定な金融市場: 金利上昇やインフレ懸念から、金融市場は不安定な状況にあります。
これらの要素が複雑に絡み合い、カナダ経済の均衡を崩しつつり、利下げが50bpになる可能性が出てきているのがCADの売りと考えています。
まだ市場参加者の間で意見が分かれている状態で、50bpの利下げなら、この 「混迷な時期」 こそが、大きな投資機会を生み出すと考えました。
今後のカナダ経済の動向を注意深く観察し、市場のセンチメントの変化をいち早く察知することで、「次の大きな動き」 を捉え、大きな利益を上げることを狙っています。
USD/CADの週足チャートを見ると、現在は大きめのレンジの下限に位置しており、上限までCAD売りが継続する可能性は十分に考えられます。
カナダ経済は、いくつかの課題を抱えています。これらの課題が顕在化すれば、CAD売りが加速し、USD/CADがレンジ上限に向かって上昇する可能性があります。しかし、USD/CADがレンジを大きく超えて上昇する可能性は低いと私は考えます。重要なポイントでもあるレンジ上限でアメリカとカナダは経済的にも地理的にも密接な関係にあり、両国の経済状況は相互に影響し合っています。
例えば、アメリカの景気が後退すれば、カナダの輸出も減少し、CADは売られる可能性があります。しかし、その一方で、アメリカの景気後退はカナダへの投資資金の流入を招き、CADを買い支える可能性もあります。
これは、ニュージーランドが売られない状況と同じです
オセアニア経済で学んだ動きを当てはめると、USD/CADの動きは、アメリカとカナダの経済状況、そして両国間の相互作用によって複雑に変化します。そのため、一方的なCAD売りだけでなく、様々なシナリオを想定し、CADは売っても、ロットを落とす、短き期間等で対応を考えておくことで負けにくく、損切を想定としたトレードを考えています。
ダイジェストは以上です
本文です
今日はカナダです
昨晩はカナダのGDPが出ていましたが、インベストドットコムでは上振れでしたが、売られました
これはなぜでしょうか?
では、指標を見ていきます
2024年7月のカナダの産業別実質GDP
実質GDPは、6月のほぼ横ばいから一転し、7月は0.2%上昇しました。
サービス産業は、山火事の影響を受けた運輸・倉庫・宿泊サービスを除き、堅調に推移しました。特に、小売業、公共部門、金融・保険部門が成長を牽引しました。
財生産産業も小幅ながら増加しました。公益事業と製造部門が貢献しました。
全体として、20部門中13部門で成長が見られました。
部門別の動向
小売業: 2023年1月以来の高い伸び率を記録し、全体的な成長に大きく貢献しました。自動車および部品ディーラーの増加が主な要因です。
公共部門: 7か月連続の増加となりました。公共行政、教育サービス、医療・社会扶助のいずれも拡大しました。
金融・保険: 2か月連続の増加です。金融投資サービスの活発化と、住宅ローン債務および非住宅ローン債務の増加が寄与しました。
公益事業: 3か月連続の拡大です。冷房需要の増加による発電・送電・配電の増加、および工業用途の増加による天然ガス配給の増加が要因です。
製造業: 非耐久財製造業が成長を牽引しました。化学品製造と食品製造が好調でした。耐久財製造業は減少しました。
山火事の影響
山火事は、運輸・倉庫業、鉱業、宿泊サービスに影響を与えました。
運輸・倉庫業では、鉄道輸送が減少しました。山火事の影響で鉄道路線の運行が停止し、貨物輸送や通勤サービスが disruption を受けました。
鉱業では、鉄鉱石鉱山の操業停止により、鉄鉱石採掘量が減少しました。しかし、銅鉱山の操業再開により、銅、ニッケル、鉛、亜鉛鉱石の採掘量は増加しました。
宿泊サービスは、観光地での山火事の影響で減少しました。煙や火気使用禁止により、キャンプ場などの活動が制限されました。
建設活動の減少
建設部門は2か月連続で縮小しました。非住宅建築の減少が主な要因です。
8月速報値
8月の実質GDPは、基本的に変化がない見込みです。石油・ガス採掘と公共部門の増加は、製造業と運輸・倉庫業の減少によって相殺されると予想されます。
図表
図1:7月の実質国内総生産増加率
図2:小売業は7月に2か月連続で増加
図3:鉄道輸送の減少
図4:7月の国内総生産(GDP)の変化率に対する主要産業部門の寄与度
表1:産業別月間国内総生産(2017年)連鎖ドル建て基本価格 – 季節調整済み
指標の内容をまとめると上記のようになります
この他にも、鉄道会社でストライキが最近あってのですが、その前からくすぶっていたと仮定しても、山火事と鉄道が足を引っ張ったと思います
ところが、BMOエコノミストの記事
頭の良さそうなチーフエコノミストの意見が出ています
https://www.forexfactory.com/news/1306347-canadian-gdp-grand-railroad-funk
この記事の要点
7月のカナダの実質GDPは、市場予想をわずかに上回る0.2%増を記録したものの、8月の速報値では成長が停滞し、第3四半期の成長率はカナダ銀行の当初予想を大幅に下回る見込み。
7月の成長は小売業、金融業、公共部門が牽引したが、山火事の影響で鉄道輸送が減少するなど、マイナス面も存在した。
8月も鉄道輸送の停滞に加え、製造業と卸売業の落ち込みが成長を阻害した可能性が高い。
第3四半期のGDP成長率は1.5%を下回り、潜在成長率を下回る見込み。
経済の slack が拡大し、インフレ圧力がさらに低下する可能性がある。
カナダ銀行は10月に50ベーシスポイントの利下げを行う可能性が高まっている。
詳細
7月のGDP成長率は0.2%で、6月は横ばいだった。
成長に貢献したのは小売業(+1.0%)、金融業(+0.5%)、公共部門(+0.4%)など。
特に公共部門は過去1年間で実質2.9%の成長を遂げており、経済全体の成長率の約2倍となっている。
一方で、建設業(-2.7%)と製造業(-2.5%)は過去1年間で減少している。
山火事の影響で、月末にジャスパーを通る交通が停止し、鉄道輸送は前月比4.6%減少した。
8月も鉄道輸送の停滞が経済活動を圧迫した可能性が高い。
さらに、製造業(名目-1.5%)と卸売業(-1.1%)の落ち込みも成長を阻害した。
第3四半期のGDP成長率は1.5%を下回り、潜在成長率と昨年の成長率を下回る見込み。
総合CPIは既にカナダ銀行の目標である2%に達しており、原油価格も下落している。
失業率は6.6%で上昇傾向にある。
カナダ銀行は成長率の上昇を望んでいるが、現状はそれを許容しておらず、10月に50ベーシスポイントの利下げを行う可能性が高まっている。
この記事を考えてみると
記事を書いたポーター氏は、カナダ経済の現状を「グランド・レイルロード・ファンク(大鉄道の機能不全)」と表現し、山火事や労働争議による鉄道輸送の停滞が経済成長を阻害していることを強調しています。また、ポーター氏は公共部門の成長に依存した経済構造の歪みや、インフレ圧力の低下、失業率の上昇など、カナダ経済が抱える課題を指摘しています。
そして、カナダ銀行が10月に50ベーシスポイントの利下げを行う可能性が高いと予想していますと結論していますが、どうなんでしょうか?
ところが、好調だと評価しているニュースもあります
CBCです。
この記事です
https://www.cbc.ca/news/business/gdp-statistics-canada-1.7336065
この記事をまとめると
7月の実質GDPは0.2%増加し、6月の停滞から脱却しました。
サービス産業、特に小売業の好調が成長を牽引しました。
公共部門と金融・保険部門も堅調に推移しました。
財貨生産産業は小幅な増加にとどまりました。
8月は実質GDPが横ばいになると予想されています。
より詳細
サービス産業は0.2%成長しました。
小売業は1%増加し、全体の成長に最も貢献しました。自動車・部品販売部門の増加が寄与しました。
公共部門は0.3%増加しました。教育サービス、医療・社会扶助、行政部門がいずれも増加しました。
金融・保険部門は0.5%増加しました。
財貨生産産業は0.1%増加しました。
公益事業部門は1.3%増加しました。
製造業部門は0.3%成長しました。
8月の実質GDPは、石油・ガス採掘と公共部門の増加が製造業と運輸・倉庫業の減少によって相殺され、横ばいになると予想されています。
その他の要因について
カナダのインフレ率は2%に低下し、2021年以来初めてカナダ銀行の目標に達しました。
インフレ率の低下は、金利引き下げの議論を加速させる可能性があります。
7月のカナダ経済は、小売業の好調に支えられ、プラス成長を達成しました。しかし、8月は成長が停滞すると予想されており、今後の動向に注意が必要です。
インフレ率が目標値に達したことは、カナダ銀行にとって朗報です。今後の金融政策の決定に影響を与える可能性があります。
記事をまとめなおすと、同じ見解で、考え方が違う違和感があります。
ただ、言えているのは、利下げの文字をみます。
どうもちぐはぐな感じですね
カナダの違和感があると私は以前に記事を書きました
これです
2024/9/21
丁度、1週間前ですね
この記事のダイジェストで、私は
カナダ経済は、一見すると力強い回復を示す指標(小売売上高の増加、産業稼働率の上昇)と、減速懸念を示す指標(鉱物資源価格の下落、製造業の停滞、雇用統計の悪化)が混在する状況にあります。
カナダ銀行は、インフレ抑制目標を達成したことを受け、利下げを継続する姿勢を示しています。しかし、世界経済の減速や住宅市場の低迷など、経済には依然として下振れリスクが存在します。
鉱物資源市場は、原油価格の下落と天然ガス価格の上昇など、相反する動きを見せており、今後の動向が注目されます。
カナダ経済は、資源国通貨としての側面と、移民による人口増加と住宅市場の活況という側面を併せ持っており、その複雑な構造が分析を難しくしています。
カナダ銀行の利下げは、経済の減速懸念を和らげ、雇用市場を支える効果が期待されます。しかし、世界経済の動向や資源価格の変動など、外部要因に大きく左右される可能性があります。
カナダ経済の今後を占う上で、鉱物資源市場、特に原油と天然ガスの価格動向を注視していく必要があります。
移民による人口増加は、住宅市場の活況を支える一方で、経済が減速した場合には住宅負債が重荷となる可能性があります。
カナダ統計局が発表する膨大な経済指標の中から、重要な情報を抽出し、総合的に分析することが重要です。
っとまとめています。
となると何かあるのではないかと勘ぐってしまったのでちょっと調べてみます
では順番が逆ですが、今週あったGDP以外の指標を見直します
9/23 新築住宅
要約
8月のカナダの新築住宅価格指数は、全国レベルで前月比横ばいとなりました。
調査対象となった27の国勢調査都市圏(CMA)のうち、13の都市圏で価格が横ばい、8つの都市圏で上昇、6つの都市圏で下落しました。
価格が上昇した都市圏では、レジーナ (+0.3%) とオシャワ (+0.2%) が最も高い上昇率を記録しました。
価格が下落した都市圏では、カルガリー (-0.4%) とセントキャサリンズ・ナイアガラ (-0.3%) が最も大きな下落幅となりました。
前年同月比では、全国レベルで横ばいとなりました。
CMA別では、カルガリー (+4.1%)、トロワリヴィエール (+3.1%)、エドモントン (+2.1%) で上昇が目立ちました。
一方、キッチナー・ケンブリッジ・ウォータールー (-2.8%)、オタワ (-2.8%)、シャーブルック (-1.7%) では下落が目立ちました。
詳細
新築住宅価格指数は、新築住宅の販売価格の経時的変化を測定するものです。
指数には、一戸建て住宅、半戸建て住宅、タウンハウスが含まれます。
価格は、契約締結時に請負業者と購入者の間で合意された価格です。
指数は、国レベル、州レベル、および27のCMAで利用できます。
指数は改訂されず、季節調整も行われません。
考察
8月のカナダの新築住宅価格指数は、全国レベルで横ばいとなり、住宅市場の安定を示唆しています。しかし、CMA別に見ると、地域によって価格動向にばらつきが見られます。一部の都市圏では、依然として価格上昇の勢いが続いている一方、他の都市圏では下落傾向が見られます。住宅市場の動向は、カナダ経済全体に大きな影響を与えるため、今後の動向を注視していく必要があります。
指標の内容を文書にすると、さほど悪い内容ではないです
次です
9/24 製造業売上高
要約
カナダ統計局の速報値によると、8月の製造業の総売上は前月比で1.5%減少しました。
売上減少が目立ったのは、石油・石炭製品と一次金属部門です。
この速報値は、回答率68.2%のデータに基づいており、今後修正される可能性があります。
8月の製造業売上高の公式推定値は、10月16日に発表される予定です。
速報値は、季節調整済みの現在のドル建てデータを用いて算出されています。
過去12か月間の調査の最終回答率の平均は94.2%です。
カナダ統計局は8月の基準月のデータを継続して収集しているため、この速報値は通常の月次リリースよりも修正される可能性が高くなっています。
考察
8月の製造業売上高の速報値は、前月比で減少しており、製造業の景況感が悪化している可能性を示唆しています。
石油・石炭製品と一次金属部門の売上減少は、世界的な景気減速の影響を受けている可能性があります。
こちらは悪いとの評価です。前月が+1.4%で、今回はマイナス1.5%ですからね
次です
9/25 こちらマックレムさんが発言です
https://www.cbc.ca/news/business/macklem-bank-inflation-1.7333482
カナダ銀行のティフ・マックレム予測は、インフレ率が2%に低下したことを歓迎する、為替上昇率を目標範囲内(1~3%)に維持するためには、政策対応が必要だ今後は利下げの可能性があるとしつつ、そのタイミングとペースは経済指標の状況次第で判断との見解
カナダ銀行は過去数月間3回連続で利下げを実施し、現在の政策案は4.25%です。カナダのインフレ率は8月に年間2%となり、3年ぶりの低水準に達成しました。しかし、総裁は住宅価格の上昇やAI技術によるインフレ圧力の可能性も警戒しており、AIが短期的には物価や労働市場の不安定化とな
一部の経済学者は、直近利引き下げの可能性があると予測しており、CIBCは2025年中間までに政策判断がさらに2%あると見ている。
マックレムさんが言っているなら、10/23も利下げ決定ですねっと私は考えます。問題は0.25%か0.5%です
次です
9/26 週間平均給与 結果4.48 前回4.16(訂正後上振れ)
この指標は正式には 日本語では
2024 年 7 月の給与雇用、収入、勤務時間、求人状況ではないかと思うのですが?
なのでこちらの資料で考察します
2024年7月のカナダの雇用状況は、求人数が減少し失業率が上昇する一方、給与雇用者数が増加し平均週給も増加しました。
雇用
給与雇用者数は32,800人増加し、前年比では157,700人増加しました。
増加は医療・社会扶助、公共行政、小売業で顕著でした。
製造業と建設業では雇用者数が減少しました。
医療・社会扶助分野では、2022年9月以降増加傾向にあり、総合医療・外科病院、児童デイサービス、介護施設での雇用増加が目立ちます。
公務員給与雇用者数も増加しました。
小売業は2023年2月以降減少傾向にありますが、7月はわずかに増加しました。
製造業は2か月連続で雇用者数が減少しました。
建設業も2か月連続で雇用者数が減少しました。
求人
求人数は2万2,400件減少し、3か月連続の減少となりました。
2022年5月のピークからほぼ半減しました。
求人率は3.0%となり、前月より0.1ポイント低下しました。
運輸・倉庫業、宿泊・飲食サービス業、製造業などで求人数が減少しました。
製造業の求人数は2016年11月以来の最低となりました。
宿泊・飲食サービス業の求人数はピークだった2021年9月から3分の2以上減少しました。
医療・社会扶助分野の求人率は5.1%で、全部門中最も高くなりました。
オンタリオ州、マニトバ州、ニューファンドランド・ラブラドール州、ノバスコシア州で求人数が減少しました。
ブリティッシュコロンビア州とサスカチュワン州で求人率が低下しました。
給与
平均週給は1.0%増の1,268ドルとなりました。
前年比では4.5%増加しました。
平均週労働時間は前年比0.6%増の33.5時間となりました。
その他
失業率は2.7人で、6月から増加しました。
求人数の減少を反映しています。
全体的に、カナダの労働市場は依然として逼迫していますが、求人件数の減少と失業率の上昇は、労働市場が緩和しつつある可能性を示唆しています。
この指標を見ていると、適切な時期に利下げを開始したと、評価されるのではないですかね。
次は一番最初に、行ったGDPでしたので飛ばして次です
9/28 日付変わった直後の 財政収支です 7月分
2024年7月の財政モニター:主なポイント
財政赤字
2024年7月の予算赤字は44億ドル(前年同月比49億ドル)。
純保険数理計算上の損益控除前の予算赤字は38億ドル(前年同月比40億ドル)。
2024年4月~7月の累積予算赤字は73億ドル(前年同期は12億ドルの赤字)。
歳入
2024年7月の歳入は404億ドル(前年同月比14.3%増)。
全ての歳入カテゴリーで増加。
所得税収の増加が主な要因。
2024年4月~7月の累積歳入は1608億ドル(前年同期比10.2%増)。
法人税と個人所得税の増収が主な要因。
支出
2024年7月の純保険数理損失控除前のプログラム費用は394億ドル(前年同月比10.7%増)。
個人への移転、州・準州・地方自治体への移転、直接プログラム費用が増加。
2024年4月~7月の累積プログラム費用は1469億ドル(前年同期比13.5%増)。
個人への移転、州・準州・市町村への移転、直接プログラム費用が増加。
その他
公債費が増加(金利上昇の影響)。
純保険数理損失が減少。
2024年4月~7月の資金需要は470億ドル。
政府は資金需要を賄い、未償還債務を増加。
2024年7月末の現金残高は716億ドル。
全体として、2024年7月の財政状況は、前年同月と比べて歳入が増加したものの、支出の増加により予算赤字となっています。4月~7月の累積でも同様の傾向が見られます。
注記: 財政モニターは速報値であり、確定値は後日発表される年次会計報告書で確認する必要があります。
それでも、日本に比べて、かなり借金の総額は少ない。
となります。
見ていると、次回も利下げが確定的な内容に見えます
それが、25bpか50bpになるかと話が広がり始めました
織り込みが進んでいるのかという問題
週足チャートを見ていると、織り込みが進んでいるなら、陽線だと思うのですが、今週は陰線で終わっています。カナダとアメリカで利下げ局面では、アメリカが買われるケースと売られるケースがあります
買われるケースは不景気になるとき、それと利下げをお互いにしたとき
売られるケースは、カナダが早く利上げをした時など、景気が上がる示唆してときと当たり前のことを書いています。
ただ、今回は単純にそれが言えないです
まだ、アメリカが確実にリセッション入りとはいえない。GDP3.0%ある先進国がリセッション入りとは誰も言わないでしょ。
となると単純にカナダドル売りでもいいような気がしますが、
この記事が判断を鈍らせます
大分前の記事ですが、時々歯切れの悪い書き方をしているのはこれが理由です
24/3/1 マネクリ
通常のサイクルと違う道を行くアメリカ経済ではないかと微かに過るのですね。
まぁ、素直にカナダドル売りでもいいのかもしれないです。
最近、深堀ではなく、深堀からの逆張りになっているかもしれないですかね
素直になりましょうか!
そんな感じです
あとがき
フォロワー100人まであと1人ですね。最後の1歩が遠いのでしょう。
こればかりは待つしかないし、下手をしたら減ることもあるのですかね
Youtubeデビュー。したら大変そうだな。とちょっとだけ不安です
やっていけるのだろうか。
私は金融関係で働いたことないのですから
宣伝
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