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9月相場に向けて警戒すべきはMMF? 金利と為替の行方を予測 24/8/25

Yan氏で~す。
インパクト!!!

では、今週というか、気になった記事からトレード戦略を考えます

本文ではグタグタと書いていますのでダイジェストだけ見れば大丈夫です
ではダイジェストです
今週の注目点

  • FRBの目標インフレ指標であるPCEデフレーター

  • ユーロ圏の8月の速報値

  • 東京の8月のCPI

  • オーストラリアの7月の月次統計

  • 中国のPMI

考察

  • 米ドル: 利下げ期待とMMFへの資金流入が続くが、市場動向は不透明。ドル安傾向だが、MMFの資金運用先次第でDXYは102ドルまで戻る可能性も。

  • ユーロ: 利下げ期待があるにも関わらず上昇しているのは、ドル安の影響が強い可能性。調整局面に入る可能性もあるため、注意が必要。

  • 円: 日銀は追加利上げが難しい状況。円安は米国金利と市場心理に左右される。

  • 豪ドル: 市場は利下げを織り込み済みだが、豪準備銀行は強気だが、市場は慎重な姿勢がばれたか?欧米トレーダーが仕掛けるかも

  • ポンド: 今!好調なポンドだが、調整局面に入る可能性も。押し目の水準を見極めることが重要。

  • 中国: 金融緩和で景気下支えを図るも、不動産市場の低迷など課題は山積。人民元の動向は外部要因に左右される。

ニュージーは別です。先ほどあげた記事を読んでください

トレード戦略

  • ユーロショートのタイミングを探る。

  • ポンドの調整局面に備えるがEURGBPが反転ポイントに見える

  • NZドルでユーロとポンドを叩く可能性も検討。ただし、アメリカの牛乳在庫不足による実需買いがNZドルを支えている可能性があるため、注意が必要。これも一つ前の記事を読んでください

ダイジェストは以上です

ここから本文です

まずはこの記事です

ああ、言い忘れました。
この記事はXには出さずに、NOTEのみ告知です
普段からNOTEでを見てくれている方への配慮です

ではロイター 24/8/23

これですね。ドル円が爆発的下がらない理由は(多分)

MMFの事を少し詳しく解説します。多分あっていると思います

MMFへの資金流入と金利

MMFへの資金流入が増加すると、短期金利に与える影響は、MMFの運用方針によって異なります。

  • 短期金融市場への投資が多い場合:

    • MMFが短期金融市場で運用する資金が増加し、短期金融市場における資金供給が増加します。

    • これにより、短期金利は低下する可能性があります。

  • 債券市場への投資が多い場合:

    • MMFからの債券需要が高まり、債券価格が上昇します。

    • 債券価格の上昇は、利回りの低下を意味し、結果として短期金利は低下します。

MMFへの資金流入とドル

MMFへの資金流入は、ドルに対しては上昇圧力となります。

  • 安全資産としてのドル: 経済の先行き不安が高まると、投資家はより安全な資産を求めてドルに資金を逃避させる傾向があります。MMFへの資金流入は、このようなリスク回避の動きを示唆している可能性があり、ドル高につながる可能性があります。

  • 金利差: MMFの利回り上昇(または低下幅が小さい)は、他の通貨と比較したドル建て資産の魅力を高めます。投資家は、より高い利回りを求めてドル建て資産に投資するため、ドル高につながる可能性があります。

まとめ

  • MMFへの資金流入は、MMFの運用方針によって短期金利を上昇または低下させる可能性があります。

  • MMFへの資金流入は、一般的にドル高につながる可能性があります。

  • 金利と為替レートは、様々な要因に影響されるため、MMFへの資金流入だけでそれらの動向を予測することはできません。市場全体の需給バランスや、他の経済指標、金融政策なども考慮する必要があります。

重要なポイント

  • MMFへの資金流入が増加しても、必ずしも短期金利が上昇するわけではありません。MMFの運用方針によって、短期金利は低下する可能性もあります。

  • MMFへの資金流入は、一般的にドル高につながる可能性がありますが、他の要因も考慮する必要があります。

  • 金利と為替レートは複雑な相互作用を持つため、常に最新の市場動向を注視することが重要です。

おそらくこれを読んで?って思うかたがおおいはずです。
債券市場の動きは、私のブログを読んでいる方なら、直ぐにわかるはずですが、金融市場での動きは別です

解りやすく、今、話題の牛乳(笑)で解説します

短期金融市場への投資が多い場合を牛乳の取引で正しく説明します。

状況

  • MMFへの資金流入が増加し、MMFが主に卸売市場で牛乳を売買する状況を想定します。

MMFの行動

  • MMFは集めた資金で、卸売市場で大量の牛乳を買い付けます。

市場への影響

  • 卸売市場での牛乳の需要が高まります。

  • 一方で、酪農家(牛乳の供給者)からの供給量はすぐに増えるわけではありません。

  • 需要増加に対して供給が追い付かないため、卸売市場での牛乳の価格(卸売価格)は上昇します。

金利への影響

  • 卸売価格の上昇は、牛乳全体の価格(小売価格も含む)の上昇圧力となります。

  • しかし、MMFは大量の牛乳を買い付けた後、それを加工業者や小売業者に販売します。

  • MMFからの牛乳の供給が増加することで、加工業者や小売業者は、より多くの牛乳を手に入れることができます。

  • 結果として、加工品市場や小売市場での牛乳の供給が増加し、価格(小売価格も含む)は低下する可能性があります。

  • この牛乳全体の価格(小売価格も含む)の低下は、金利の低下に相当します。

MMFが短期金融市場に多くの資金を投入すると、一時的には短期金融市場での金利(卸売価格)が上昇する可能性があります。しかし、MMFがその資金を市場に還流させることで、最終的には金利(牛乳全体の価格)は低下する可能性があります。


まぁ絶対ではないのですが、金利が下げ切れない理由はこの辺りではないかと思った次第です。確定ではないのですが、利下げが織り込まれていた割にはドル円は意外と下がりました。しかし、踏みとどまっているのも事実です
142円を割れるかがポイントではないかと思います

後は、株です。米株がどうなるかですね。景気後退が起きるのかが、どうなるのかです

バフェットさんも、かのソロス氏の盟友であるドラッケンミラー氏もそのソロスも米株の保有率を下げていると報道があったので、
この辺りは、利下げしても、株は上がらないのではないかと踏んでいるのではないでしょうか?

その時期は、言われると、11月の大統領選挙がポイントではないでしょうか?


ここで、今週の動向をまとめてみました

  • 米ドル:

    • FRBの利下げ期待からMMFへの資金流入が続くも、利下げ後の市場動向は不透明。

    • ドル指数は5週連続の下落で今年最大の週間下落となり、100.60付近で今年最低値を更新。100割れるか?割れなければ102まで戻る可能性もあるのでは、MMFの資金投入先が金融市場に行けばですが、債券市場か、資金がでるのであれば別です。この辺りは素人である私達リテールにはわからないところです。MMFのワードが出たら内容を見ていくしかないですね。

  • ユーロ

    • 8月のCPI速報値は小幅低下見込みも、市場はECBの利下げを確信しているのか?。織り込み済なのか、それともドルの弱さでユロルは上がる局面なのか?。利下げ期待が出ているならユーロは売られるはずです。よってユーロは今年の最高値を更新したが、調整局面に入る可能性があり、上昇を追いかけるのは控えるべき。

  ロイター 8/24 


    • 日銀は金融政策の正常化を継続したい意向だが、株価暴落が影響。

    • 円の短期的な動きの鍵は米国金利の動向にあり、ドルが144円を下回れば円高に進む可能性があるが、FEDというかアメリカの動向に左右されている。日銀は追加利上げはできないと私は考えます。IMFはできると報道もありますが、無理かと思います

  ロイター 8/24


  • オーストラリア:

    • 豪準備銀行は利下げを検討するのは時期尚早との見解。

    • 市場は年末までの利下げを90%近く織り込み。

    • 豪ドルは回復基調にあり、0.6700ドルの領域を突破すれば更なる上昇の可能性。

普段から、追いかけていますので、特になにも書きませんが、欧米でようやく年末の利下げを織り込み始めたと出てきました。AUDはオフ相場になった場合は売られると考えます。株価には注意です

  • 英国:

    • イングランド銀行は来月利下げを行わない可能性が高いが、年末までの利下げは織り込み済み。

    • ポンドは今年最高の週となり、約2.0%上昇。

    • 勢い指標は伸びているが、調整局面に入る可能性も。

これくらいは、誰でもわかると思います。問題は押し目がどれくらい下がるかです。
ロイター 8/24



  • 中国はちょっと詳しく書いてみます

中国経済動向の今週の注目


金融政策

  • 金利政策の変更: 中国人民銀行は、従来の1年物中期貸出ファシリティ(MLF)金利よりも、より短期の金利(7日物レポ金利)を重視する方針に転換しているようです。これは、金融政策の柔軟性を高め、経済状況の変化に迅速に対応するための動きと考えられます。

  • MLFを通じた資金供給: MLF金利の引き下げは見送られましたが、中国人民銀行はMLFを通じて市場に資金を供給する可能性が高いとされています。これは、景気を下支えするための措置と考えられます。

経済指標では8月のPMI(購買担当者景気指数)です

製造業と非製造業の活動状況を示す重要な指標です。7月までは4ヶ月連続で下落しており、8月のPMIがもっとも注意しています

補足
7日物レポ金利とは、中国の中央銀行である中国人民銀行が金融機関に対して行う、資金の貸し出し(レポ取引)における金利のことです。この取引は7日間という短い期間で行われ、金融機関は一時的に資金不足になった際に利用します。

重要なポイント:

  • 短期金利の指標: 7日物レポ金利は、中国における短期金融市場の金利を代表する指標の一つです。この金利の変化は、中国の金融政策の方向性や金融市場の流動性を反映します。

  • 金融政策の手段: 中国人民銀行は、7日物レポ金利を調整することで、金融市場への資金供給量をコントロールし、経済全体の金利水準に影響を与えます。金利を引き下げれば金融緩和、金利を引き上げれば金融引き締めとなります。

  • 最近の下落: 2023年8月現在、中国人民銀行は7日物レポ金利を引き下げる傾向にあります。これは、中国経済の減速懸念に対応し、景気を下支えするための金融緩和策の一環と見られています。

具体例:

  • 中国人民銀行が7日物レポ金利を引き下げる → 金融機関はより低い金利で資金を調達できるようになる → 企業や個人への貸出金利も低下する可能性がある → 投資や消費が活発になり、景気が刺激される

まとめ:

7日物レポ金利は、中国の金融政策を理解する上で重要な指標です。この金利の動向を注視することで、中国経済の先行きや金融市場の動向を予測する手がかりを得ることができます。


為替市場

  • 人民元: オフショア人民元は、中国のマクロ経済データよりも、円の動向やキャリートレード戦略の影響を強く受けているようです。7月以降、人民元はドルに対して上昇していますが、これは中国経済のファンダメンタルズよりも、外部要因によるものと考えられます。


中国経済は、現在、複雑な状況にあります。政府は金融緩和などを通じて景気を下支えしようとしていますが、不動産市場の低迷や輸出の減少など、多くの課題を抱えています。人民元の動向も、中国経済のファンダメンタルズだけでなく、外部要因にも大きく左右される状況です。今後の中国経済の動向を予測するためには、これらの様々な要素を総合的に分析する必要があります。

私が考える今週の注目点

  • FRBの目標インフレ指標であるPCEデフレーター

  • ユーロ圏の8月の速報値

  • 東京の8月のCPI

  • オーストラリアの7月の月次統計

  • 中国のPMI

今週は9月で、EURUSDのショートをするために情報整理する期間
また、ポンドが順調すぎるのも疑わしい
弱くなるユーロ相手に、先週の最後には反撃を受けているのが気になります

となると、現在無敵モードのNZDで、ユーロとポンドを叩くのも手ではないかと、そのNZDは毎日、粉乳の先物チャートを確認しないといけないですね

気が付くがおそかったNZDの強さの秘密もったないですね。
でも、今年、この流れを覚えたので、次回は失敗しない!

そんな感じです

あとがき
 日曜といえ、2本記事を書くのは面倒です。もとい、大変ですね
それでも、記憶のために書いています。紙にこんな感じって書くよりも楽ですからね。本文ではNZDの買いって書きましたが、アメリカの牛乳が在庫不足でNZDから輸入が増えているって、大口は知っていたのでしょうね
実需の買いは、トレンドが出たらってやつです。後はアメリカの牛たちが夏バテから回復するまではってやつですね。これは気温をみればいいのか(汗)
はぁー、これは大変ですね

以上です

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