【来たか!】豪CPI、市場予想を裏切るか!NZは電力危機&米国乳製品高騰に揺れるNZD買われるか! 24/8/27
Yan氏で~す。
インパクト!!!
最初にダイジェストです
豪CPIは小幅下落予想します!が、市場反応は不透明です
CPI予測: ガソリン・食料品価格下落、電気料金割り戻しなどにより、7月CPIは小幅下落の見込み。予想値3.4%を若干下回る可能性が高いが、住宅価格上昇や自動車販売増加など上昇要因もあり、下落幅は限定的か。
市場の反応: CPIが予想を大きく下回れば、利下げ期待から豪ドル安となる可能性。一方、織り込み済みなら豪ドル買いも。市場心理を読み解く必要あり。
NZ経済: 建築コスト上昇は鈍化傾向。一方、電力価格高騰による企業倒産懸念も。再生エネ推進は長期的な課題。
NZ乳製品市場: チーズ・粉乳価格は上昇。牛乳生産量は減少傾向だが、今後の生産拡大に不透明感も。NZドル相場への影響に注目。
だけですね。1万文字以上になり、CPI分析は面倒なことをやって、たったの4項です(笑)乾いた声で
ダイジェストは以上です
本文です
現在20時ジャストです
この時間から、下書きがあり手持ちのデーターがあるとはいえ、記事を書き上げるには、それなりの時間が掛かります
明日のオージーのCPI分析を考えていたのですが、時間的な問題でできないです。しかも明日は本社でくそったれな会議です
色々と言いたいのですが、専業トレーダーなれない自分がいけないと思い我慢します(情けない)時間がほしい。
それでも、NZDの方で、ネタかなと思うようなのを見つけました
今日もオセアニアですね
まずはニュージーランドからです
指標はなかったので国内ニュースへ
NZヘラルドはほとんどが有料記事で見れなかったです
一つだけタイトルで気になるものがありました
ピーター・ジャクソン卿の1億500万ドルのライアル・ベイ買収とのつながり:2024年最大の取引
これだけで、色々と想像ができます
このニュースから考えられること:
ピーター・ジャクソン卿は、ニュージーランドの著名な映画監督である可能性が高い。 彼の代表作には「ロード・オブ・ザ・リング」三部作や「ホビット」三部作があり、世界的に高い評価を受けています。
ライアル・ベイは、ニュージーランドの首都ウェリントンにある地域である。 映画製作スタジオや関連施設があることで知られています。
ピーター・ジャクソン卿がライアル・ベイを買収したということは、彼が映画製作事業をさらに拡大しようとしている可能性を示唆しています。 買収額が1億500万ドルと高額であることから、大規模な投資であることがわかります。
この買収は、2024年におけるニュージーランドで最大の取引の一つとされていることから、経済的にも大きな影響を与える可能性があります。 映画産業の活性化や雇用創出など、地域経済への波及効果が期待されます。
何か面白い映画ができるのではないかと思った次第です
次ですRNZ
RNZ 24/8/27
建築コストのインフレ率は、サプライチェーンの混乱緩和、需要の停滞、建設業者の利益率削減により、パンデミック前の水準に戻りつつあります。最新の四半期では0.3%の上昇にとどまり、年間率も大幅に低下しています。建設業界では仕事量が減少し、請負業者は価格競争を強いられていますが、消費者にとってはコスト抑制のメリットがあります。現在の安定した環境は、建築を検討する人にとって、見積もりと実際の費用が近いものになるという安心感をもたらしています。
つまり、CPIが下がり、政策金利も下がるということです
ところがこちらは大変にまずいことになっています
電気代で会社が倒産って記事です
北島中央部の小さな町ラエティヒでは、製材所閉鎖の危機に住民たちが不安を抱えています。ウィンストン・パルプ・インターナショナル社が電力価格の高騰を理由に工場閉鎖を提案し、230人の雇用が失われる可能性があります。住民たちは、工場閉鎖が地域経済に深刻な影響を与えることを懸念し、政府の介入を求めています。具体的には、電力価格の引き下げや電力補助金など、工場の存続を支援する対策を求めています。一方で、エネルギー企業の長期的な行動、特に再生可能エネルギーへの投資不足なども問題視されています。
ウィンストン・パルプ・インターナショナル社との協議期間は9月2日に終了するため、今後の動向が注目されます。
非常に小さな町のお話に見えますが、総人口が520万人で、一つの工場で地域を支えている現状です。
続いて、間に合わないかもしれないニュースです
太陽光発電への政府資金増額で17万8000世帯に電力供給可能
間に合わないようですね。北島かもわかりません
もう一つ
最近の豪雨と強風により、ニュージーランドの水力発電湖の水位が上昇し、電力供給への圧力が緩和されています。メリディアン社によると、マナポウリ湖の貯水量は6月中旬以来初めて平均を上回り、プカキ湖の貯水量も改善し始めています。また、強風はワイタキ川の水力発電所への負担を軽減するのに役立っており、メリディアンの風力発電所は先週、最大9ギガワット時の電力を生産しました。これは、ワイタキ水力発電所計画に沿った6つの発電所の1日当たりの発電量合計を上回ります。
政府はガスとか石油の発電推進なので、これは国民的にはいい話です
という感じで、NZ国内は大した話題がなかったのですが、
昨晩のアメリカの酪農市場で気になる記事が出ていました
dairy herd 24/8/26
CMEチーズ市場は、USDAの強気な冷蔵レポートを受けて今週急上昇しました。ブロックは1ポンドあたり2.1400ドル、バレルは1ポンドあたり2.2500ドルに達し、どちらも2023年1月以来の高値となりました。クラスIII先物もスポットチーズとともに急騰し、9月、10月、11月の契約はそれぞれリミットアップで決済されました。
これは来たか!!
もう一つ
dairy herd 8/26
最新の牛乳生産レポートによると、2024年は牛乳生産量が毎月減少傾向にあります。特に6月の数字は予想よりも大幅に下方修正され、コロラド、アイダホ、アイオワなどの州では高病原性鳥インフルエンザの影響で大幅な減少が見られました。
一方、牛の頭数は増加しており、現在の経済状況と気象条件が生産に有利に働く可能性があります。しかし、牛乳の生産量を実際にどれだけ増やすことができるかは未知数です。
主要24州の7月の牛乳生産量は合計182億ポンドで、2023年7月より0.2%減少しました。6月の修正生産量は179億ポンドで、2023年6月より1.5%減少しています。
乳牛1頭当たりの生産量は平均2,047ポンドで、2023年7月より2ポンド増加しました。これらの州の農場の乳牛の頭数は888万頭で、2023年7月より31,000頭少ないですが、2024年6月より3,000頭多いです。
ニューメキシコ州では最大の減少となり、4,800万ポンド(-8.9%)減、31,000頭減の4億9,100万ポンドとなった一方、サウスダコタ州では2,900万ポンド(+7.4%)増の4億2,000万ポンドとなりました。
やはり、6月は少ない生産だったのですね。
こんなのは無理だは。
世界のトレーダーは凄いな。おそらくこれを知っているのかな
NZDをトレードするのは 粉乳の先物が重要なのですね
その粉乳ですが
今日は上昇です
ところが私が見たNZDUSDは既に上です
押し目を待ちます
押し目でロングを考えてきます
ではオーストラリアです
明日が、月次CPIです
7月分です
予想はこんな感じですね
予想は減ですね。それでも3.4%です
前回は記事にしてありますが、小売りとか四半期とかがあり色々と大変でした。
今回はあまりにも調べるには時間がありません。
解るものだけでも書いていきますが、もの凄く中途半端ですが頑張ってみます。
ガソリンからです
オーストラリア石油協会 最新より
ガソリン小売価格(ULP)のグラフ解説
このグラフは、オーストラリアにおけるガソリン小売価格(ULP)の全国平均の週ごとの推移を示しています。期間は2023年12月31日から2024年8月25日までとなっています。
主なポイント:
価格変動:
年初から6月中旬にかけて価格が緩やかに上昇し、ピークは204セント/リットルに達しました。
その後、6月中旬から8月下旬にかけて価格は下降傾向にあり、8月25日時点では185セント/リットルとなっています。
グラフ下部の小さなグラフは、より長期的な視点での価格変動を示しています。これを見ると、2023年11月から緩やかな上昇トレンドがあり、2024年6月中旬にピークを迎えた後、下降トレンドに転じていることがわかります。
ということはCPIにはマイナスです
では次食料品ですが
これから想像してみます
ヤフーファイナンス 8/27
https://au.finance.yahoo.com/news/coles-woolworths-drop-prices-on-800-essential-grocery-items-stretch-budgets-further-235737376.html
オーストラリアの二大スーパーマーケットチェーン、コールズとウールワースは、今週、年間利益を発表すると同時に、数百種類の必需食料品の値下げを発表しました。
コールズは肉、乳製品、食料品など360品目以上の価格を12週間にわたって値下げします。
ウールワースは、新鮮なタンパク質、食品、家庭の必需品を含む450以上の製品を11月26日まで値下げします。また、季節限定ではなく年間を通じて販売される新しい低価格商品シリーズも導入します。
値下げの背景
コールズは、2024年度の法定税引後純利益が2.1%増加して11億ドルになると報告しました。
ウールワースは明日決算を発表する予定で、税引後純利益は16億7000万ドルになると予想されています。
両社とも、この値下げは顧客の予算管理を支援するためであると述べています。
値下げされている商品の一部
コールズ: ビーフシズルステーキ、骨なしハーブ&ガーリックチキン、ポークミンチ、サラダ、ミニパネディカーサ、コーンチップス、グレインウェーブス、ランドリーリキッド、ドッグフードなど
ウールワース: シャンパンレッグハムスライス、ビーフシズルシュニッツェル、チキンウィング、ヨーグルト、アイスクリーム、クリーナー、ヨーグルトパウチ、ドレッシング、ポテトチップスなど
コールズとウールワースは、顧客の生活費負担を軽減するために、数百種類の必需食料品を値下げしました。これは、両社が今週発表した好調な年間利益を背景に、顧客への還元を図る狙いがあるとみられます。
ということは、6月までは成績が良かったが、7月に何かあったのではないかと勘繰ります。また、次回の第三四半期CPIはこれで、下がるのではないでしょうか。
この記事は忘れてはいけないですね
続いては住宅全体の記事ですが
ABC 8/27
この記事は、オーストラリアの不動産市場における「安売り」問題について取り上げています。
安売りとは
不動産が推定販売価格や売り手の希望価格よりも意図的に安く宣伝される行為を指します。これにより、購入希望者が集まり、競争が激化することで、最終的な販売価格が釣り上げられる可能性があります。
現状
メルボルンやシドニーでは、安売りが横行しており、購入希望者は広告価格よりもはるかに高い価格で購入することになるケースが増えています。
ビクトリア州では、安売りに関する苦情が過去1年間で倍増しています。
問題点
購入希望者は、安売りによって誤解を招かれ、時間やお金を無駄にする可能性があります。
不動産業者の中には、安売りを意図的に行い、購入希望者を欺く者もいます。
解決策
不動産業者の中には、売主がオークション前に希望価格を公表することを義務付けるべきだと考える人もいます。
不動産広告に最低販売価格を記載することも検討されています。
購入者の代理人は、購入者が最近売却された物件を見るなどして、住宅の価値を把握することが重要だと強調しています。
結論
安売り問題は、オーストラリアの不動産市場における深刻な問題であり、政府はより明確な法律の導入や、買い手と不動産業者の両方に対する教育の強化など、対策を講じる必要があります。
安売り詐欺の問題のニュースですが、これはまだ、住宅が下がっていない証拠になりますね
時間があれば、不動産協会を見るのですが、これが面倒で価格指数が古いもので以下出ていないのです。センチメントはまだ高いってことで許してください
こんな記事もあったのですがね
オーストラリア住宅研究所
この記事は、オーストラリアの住宅が最後に購入された時期に関するCoreLogicの新しいデータについて解説しています。
主なポイント:
2021年は住宅購入のピーク: 2021年は住宅市場が活況で、推定549,000戸が売却されました。これは、住宅価格の高騰、低金利、政府の支援策などが要因でした。
過去5年間での購入が全体の20%: オーストラリアの住宅の5軒に1軒は、過去5年以内に購入されています。
都市別の状況: パースは2024年までに売却された住宅の割合が最も高く、ブリスベンは過去5年間で最大の在庫回転率を記録しています。一方、ホバートでは購入日が古く、最も一般的な購入年は2017年です。
2021年以降の市場変化: 2021年末以降、住宅価格は全国レベルで7.6%上昇しましたが、2022年の市場下落の影響を受けた購入者と比べると、資本成長リターンは低い傾向にあります。また、住宅ローン金利が上昇し、2021年に住宅ローンを組んだ世帯の多くは、月々の支払額が大幅に増加しています。
最近の購入者の状況: 最近の住宅購入者は、住宅ローン金利の上昇や経済状況の変化に直面していますが、ローンの延滞率は低く、住宅価格の下落に対するバッファーも持っています。
2024年以降の見通し: 2024年の購入者は短期的には大きな資本増加のリターンを得られない可能性がありますが、金利低下や所得増加により、住宅ローンの返済能力は向上すると予想されます。2025年以降の住宅市場の動向は、金融政策の緩和や購入能力の制約など、様々な要因に左右されるでしょう。
まとめ:
この記事は、オーストラリアの住宅市場における最近の動向と、それが住宅購入者に与える影響について解説しています。2021年は住宅購入のピークでしたが、その後の金利上昇や経済状況の変化により、住宅購入者は厳しい状況に直面しています。しかし、データからは、最近の住宅購入者の多くは住宅ローンの返済能力を持っており、市場は比較的安定していることが示唆されています。今後の住宅市場の動向は、金融政策や経済状況など、様々な要因に左右されるため、注意深く見守る必要があります。
最後がポイントで、買えるのが凄いですね!
次は自動車です
2024年7月 販売台数速報
豪州新車販売、7月は2.7%増の9.9万台
オーストラリア連邦自動車産業会議所(FCAI)発表の7月の新車販売台数は、前年同月比2.7%増の9万9,486台。
1-7月累計販売台数は前年同期比7.9%増の73万1,898台。
7月の販売台数(車型別)
乗用車:0.8%増の1万7,291台
SUV:0.7%減の5万6,590台
小型商用車:12.8%増の2万1,707台
大型商用車:12.8%増の3,898台
電気自動車(EV):販売比率は6.6%(前年同月は7.0%)
ハイブリッド車:前年同月比で88.4%増
プラグインハイブリッド車:128.9%増
7月の販売台数(メーカー/ブランド別)
トヨタ:18.3%増の2万2,705台
マツダ:2.0%増の8,476台
フォード:9.0%増の7,749台
起亜:7.6%増の6,620台
現代自動車:7.7%減の6,021台
モデル別販売台数
1位:トヨタ「RAV4」(5,933台)
2位:フォード「Ranger」(4,915台)
3位:トヨタ「HiLux」(4,747台)
まとめ
2024年7月のオーストラリアの新車販売台数は、前年同月比で増加。
1-7月累計販売台数も前年同期比で増加。
車型別では、小型・大型商用車が大きく伸びた一方、SUVは減少。
EV販売比率は微減したが、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車は大幅に増加。
メーカー別では、トヨタが大きく販売台数を伸ばした。
モデル別では、トヨタのRAV4が首位。
って、ここまでは記事のために色々と調べたのですが、調べきれないのでとりあえずは今回は、結果を見てから考えることにしたのですが、
意外と、ガソリン価格が下がっているのと、明確に食品を下げるというのと、不動産がまだ好調なこと そして、自動車も売れているのですが、前月よりは悪く、昨年よりは良いって結果です
まぁ、ここまで見ていると、
では
ABCニュースのASXタイムラインです
市場の動き
ASX 200は、企業決算が相次いで発表されたことを受けて、小幅な下落で取引を終えました。
エネルギー株は上昇しましたが、情報技術株は下落しました。
ウッドサイド・エナジーの株価は、半期利益の減少にもかかわらず上昇しました。
コールズの株価も、2024年の利益が11億ドルとなったことを受けて上昇しました。
一方、ジョンズ・リング・グループの株価は、収益減少を報告した後、大幅に下落しました。
企業ニュース
コールズは、年間利益が11億ドルに達したと発表しました。同社は、スーパーマーケットの売り上げが好調だったことと窃盗による損失を抑える取り組みを理由として挙げています。
ウッドサイド・エナジーは、半期利益が14%減少し、16億3000万ドルになったと発表しました。同社は、この下落は最大の輸入国である中国からの需要が弱い中で、原油価格が下落したことによるものだとしています。
オージー・ブロードバンドは、売上高が27%増の10億ドルとなり、通年の純利益が22%増加したことを発表しました。
ビバ・エナジーは、半期利益が10%増加して1億9,210万ドルになったと発表しました。
レジス・ヘルスケアは、通年の利益が24.7%増加して3,560万ドルになったと報告しました。
グスマン・イ・ゴメスは、6月30日までの1年間の税引き後プロフォーマ純利益が570万ドルだったと報告しました。これは前年同期の300万ドルから増加しました。
「今買って後で支払う」会社ジップの株価は、同社が通期決算を発表した後、8.5%下落しました。
その他のニュース
リビア東部ベンガジの政府は、石油生産と輸出を停止すると発表しました。これにより、石油価格が3%急騰しました。
連邦政府は、来年の留学生卒業者数を27万人に制限する予定です。
オーストラリアの労働法が改正され、労働者は退勤する権利と勤務時間外の接触を拒否する権利を持つことになりました。
連邦政府は、航空会社の欠航や遅延に対する現金払い戻しを義務付ける政策を検討しています。
リチウム市場は、需要の低迷と供給の増加により、厳しい状況が続いています。
今週の予定
水曜日:オーストラリア – 7月のCPI指標、第2四半期の建設工事、米国 - Nvidia の結果
木曜日:オーストラリア – 第2四半期の設備投資
金曜日:オーストラリア – 7月の小売売上高、民間部門の信用、米国 – PCEとコアインフレ、ヨーロッパ- CPI
オーストラリア証券取引所の動向、企業の決算発表、経済ニュース、今後の予定など、多岐にわたる情報を提供しています。市場はFRBの利下げ期待から上昇しましたが、個別の企業の決算内容によっては株価が大きく変動しました。また、リチウム市場の低迷やオーストラリア経済の先行きに対する懸念など、市場には依然として不確実性が残っています。
スーパーマーケットの小売り2大巨頭が利益が多いのは、消費が順調ではないかと思いますね
あとはシドニー概況
ロイター 8/27
豪ドルとNZドルは、国内のインフレ指標発表を控えて上昇が一服しています。
豪ドルは、米ドルの上昇を受けて、最近の高値から押し戻されています。
NZドルも、高値から後退し、支持線である0.6178米ドルに近づいています。
28日に発表される7月の豪消費者物価指数(CPI)上昇率は、政府の電気料金の割り戻しにより大幅な鈍化が予想されていますが、予想レンジは2.7─3.7%と幅があります。
ウエストパックはCPI上昇率の予想を3.4%に引き上げ、割り戻しの影響は8月と9月に集中するとの見方を示しました。
市場は、米エヌビディア決算や米インフレ指標などイベントリスクに備えており、これらの結果次第で相場が大きく変動する可能性があります。
おっとここで重要なワードが出ています
割り戻しですね
8月と9月のCPIは大きく低下する可能性がある: 電気料金の割り戻し分が、これらの月のCPI計算に反映されるため、全体的な物価上昇率が抑制され、CPIが大きく低下する可能性があります。
10月以降はCPIが再び上昇する可能性がある: 割り戻しの効果が薄れると、電気料金が再び上昇し、CPIも上昇に転じる可能性があります。
インフレ抑制効果は一時的: 割り戻しは一時的な措置であるため、長期的なインフレ抑制効果は期待できません。
この見方が示唆すること:
豪準備銀行の金融政策への影響: もし8月と9月のCPIが大幅に低下した場合、豪準備銀行はインフレ抑制目標達成に近づいていると判断し、利下げを検討する可能性があります。
豪ドルへの影響: 利下げ期待が高まれば、豪ドルは売られる可能性があります。
市場の反応: 投資家は、CPI発表を注視し、その結果次第でポジション調整を行う可能性があります。
政府の電気料金割り戻し政策は、短期的にはインフレを抑制する効果がありますが、その効果は一時的である可能性があります。市場は、今後のCPI発表と豪準備銀行の対応を注視していくでしょう。
となると、これも記憶しておいて、次回の9月の8月分と10月の四半期は、下目線ってことでいいのかと思います。大分先ですが、これはやり易くなったと思いますね
では最後に
ロイモーガンレポートが4つ出ています
大変に貴重です
ロイモーガン 8/27
主なポイント:
選挙:
二大政党制に基づくと、連立政権が50.5%で労働党の49.5%をわずかに上回っています。
しかし、どちらの主要政党も過半数に達していないため、少数派政権を樹立するには小政党や無所属議員の支持が必要となります。
政府に対する信頼は依然として低く、オーストラリア人の53.5%が国が間違った方向に向かっていると回答しています。
消費者信頼感:
ANZ-ロイ・モーガン消費者信頼感指数は82.6でほぼ横ばいですが、6週間平均としては2月以来の最高値となりました。
しかし、長期的に見ると、消費者信頼感は依然として低い水準にあります。
インフレ期待:
インフレ期待は4.8%と、先週記録した2年半ぶりの低水準をわずかに上回りました。
住宅ローンストレス:
住宅ローン保有者のうち、29.8%が住宅ローンストレスの「リスク」にさらされており、前月より0.5%ポイント減少しています。
これは、主に世帯収入の増加と金利上昇の停止によるものです。
しかし、今後、住宅ローンのストレスレベルは、中央銀行が再び金利引き上げを決定するかどうかに左右されます。
オーストラリアでは、連立政権が労働党をわずかにリードしていますが、選挙結果は依然として予測不能です。消費者信頼感は改善傾向にあるものの、依然として低い水準にとどまっています。住宅ローンストレスは減少していますが、今後の金利動向によっては再び増加する可能性があります。
次です
ロイ・モーガンが発表した最新の週次インフレ期待は、2024年8月19日~25日の週で4.8%でした。これは今年これまでの平均5.0%を下回り、7月から0.3%ポイント低下しています。
月次で見ると、7月のインフレ期待は5.1%と、前月より0.2%ポイント上昇し、2024年4月以来の最高値となりました。
インフレ期待の上昇は、主にガソリン価格の高騰が影響しています。7月にはガソリンの平均小売価格が1リットル当たり3セント以上下落しましたが、その後再び上昇しています。
一方、8月下旬にはガソリン価格が再び下落傾向にあり、それに伴い週間インフレ期待も低下しています。
今後の焦点は、今週後半に発表される2024年7月の月次CPI数値です。この数値が、インフレ期待の低下傾向を裏付けるかどうかが注目されます。
地域別のインフレ期待
インフレ期待は南オーストラリア州とクイーンズランド州で最も高く、それぞれ5.9%と5.5%となっています。
タスマニア州では最も低く、4.4%となっています。
地方のインフレ期待は5.1%で、首都圏の5.0%を上回っています。
8月下旬の週間インフレ期待は低下しましたが、長期的に見るとガソリン価格は高止まりしており、インフレ圧力の上昇要因となっています。今後のインフレ動向を予測する上で、今週後半に発表される7月の月次CPI数値は重要な指標となるでしょう。
次です
主なポイント:
住宅ローンストレスのリスク減少: 2024年7月時点で、住宅ローン保有者の29.8%(160万4000人)が住宅ローンストレスの「リスク」にさらされています。これは、6月から0.5%ポイント減少しており、第3段階の減税による世帯収入の増加が主な要因です。
金利上昇の影響: オーストラリア準備銀行(RBA)が2022年5月に金利引き上げサイクルを開始して以来、住宅ローン問題に直面しているオーストラリア人の数は79万7000人増加しました。
今後の見通し: 8月には住宅ローンストレスのリスクはさらに減少すると予想されていますが、RBAが9月に金利を引き上げた場合、9月と10月には再び増加する可能性があります。
住宅ローンストレスの要因: 住宅ローンのストレスレベルは、金利だけでなく、失業や主な収入源の喪失にも大きく影響を受けます。最近の所得税減税は、多くのオーストラリア人の可処分所得を増やし、住宅ローンのストレスを軽減するのに役立っています。
第3段階の減税により、7月には住宅ローンストレスのリスクが減少しましたが、今後の金利動向によっては再び増加する可能性があります。住宅ローン保有者は、今後の金利動向と雇用市場の状況を注意深く見守る必要があります。
最後です
ANZ-ロイ・モーガン消費者信頼感指数は8月下旬に82.6とほぼ横ばいで、6週間平均としては2月以来の高水準となりました。消費者信頼感は、82週連続で85を下回っているものの、前年同時期より4.5ポイント上昇しています。州別ではビクトリア州と西オーストラリア州で信頼感が上昇した一方、他の州では低下しました。現在の財務状況や将来の経済見通しには大きな変化はなく、購買意欲が若干改善しました。特に賃貸住宅居住者の信頼感が上昇しており、住宅ローン返済者を上回っています。
ざっくりと、手持ちの資料と、今日の記事で明日のcpiをまとめてみます
明日のCPI予測:小幅な下落
明日のオーストラリア7月CPIは、小幅な下落となる可能性が高いと考えられます。
下落要因
ガソリン価格の下落: ガソリン価格は6月中旬から下落傾向にあり、CPIを押し下げる要因となります。
食料品価格の値下げ: コールズとウールワースの値下げは、食料品価格の下落につながり、CPIを抑制するでしょう。
電気料金の割り戻し: 政府の電気料金割り戻し政策は、8月と9月のCPIを大きく低下させる可能性があります。
上昇要因
住宅価格: 不動産市場は依然として好調で、住宅価格の上昇はCPIを押し上げる要因となります。
自動車販売: 自動車販売台数は増加しており、需要の高まりは価格上昇につながる可能性があります。
その他の要因
インフレ期待の低下: インフレ期待は低下傾向にあり、企業の価格設定行動に影響を与える可能性があります。
消費者信頼感の改善: 消費者信頼感は改善傾向にあり、消費の増加を通じてインフレを加速させる可能性があります。
結論
総合的に考えると、ガソリン価格の下落、食料品価格の値下げ、電気料金の割り戻しなど、CPIを押し下げる要因が優勢であると考えられます。しかし、住宅価格の上昇や自動車販売の増加など、上昇要因も存在するため、CPIの下落幅は限定的となる可能性があります。
留意点
CPI発表後の市場の反応: CPIの結果が市場予想と大きく異なる場合、豪ドルや株式市場が大きく変動する可能性があります。
今後の金融政策への影響: CPIの結果は、オーストラリア準備銀行の金融政策決定に影響を与える可能性があります。特に、CPIが大幅に低下した場合、利下げの可能性が高まるでしょう。
最後に
今回のCPI予測は、入手できた情報に基づいて行っています。しかし、経済状況は常に変化するため、予測が外れる可能性もあります。CPI発表後は、実際の結果と市場の反応を注意深く見守る必要があります。
予想値3.4%との比較:
結論から言うと、7月のCPIは予想値の3.4%をわずかに下回る可能性が高いと考えられます。
根拠
電気料金の割り戻し: これは、7月のCPIを大きく押し下げる要因となります。ウエストパックの分析でも、割り戻しの影響は8月と9月に集中するとされており、7月にも一定の効果があると考えられます。
ガソリン価格と食料品価格の下落: これらもCPIを抑制する方向に働きます。特にガソリン価格は、CPIに直接的に影響を与える項目であり、その下落はCPI全体を押し下げる効果があります。
インフレ期待の低下: インフレ期待が低下していることは、企業が価格を引き上げるインセンティブを弱めるため、CPIの上昇を抑制する可能性があります。
不確実性
住宅価格の上昇: 住宅価格の上昇はCPIを押し上げる要因となりますが、その影響度合いは不透明です。
自動車販売の増加: 自動車販売の増加もCPIを押し上げる可能性がありますが、その影響は限定的かもしれません。
その他の要因: 予測できない外的要因が発生する可能性も常にあります。
総合的な判断
上記の点を総合的に考慮すると、7月のCPIは予想値の3.4%をわずかに下回る可能性が高いと考えられます。しかし、その差は大きくない可能性があり、3.4%に近い値になる可能性も残されています。
となりますが、トレードは別です。
相場が織り込まれているなら、売られます。
思ったほど、悪くないと考えるなら、買われます
ただ、利上げ期待があると思っている人が多いのであれば、CPIが下がるのであれば、AUDは売られる可能性はあると私は考えます
そんな感じです
あとがき
オーストラリアのCPIを予想を短い時間でやったので、ブレ幅があると思います。トレードは自己責任で行ってください。これは私の考えですのです。売り目線ってのが不安ですね。チャート的に出来そうなものがないかなと見ています。
手持ちデーターがあったのと、ロイモーガン市場調査があったので間に合ったと思います。ロイモーガンの分析は助かります。
以上
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