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大惨事!!イタリアは第三国なのか?ネット業者変更までの果てしない道のり(その3)

10月2日
またMがいる。今日は30分早引きし、閉店の1時間半以上前に着いたから、今日こそ解決したいところだ。だが、番が回ってくるまで40分待ち、加えてチケットを複数開けたためか、解決の順序が狂ってとうとう麻痺したそうだ。挙句の果てに、「このままだと1か月は待つことになる。もし10€払えば至急の対応をしてもらえるから、2日以内には解決する」と言われる。
自分のミスを棚に上げ、こちらに罪を着せるかのようにまた支払わせるのか、と更に大きな声が出てしまう。
もう他人の目など気にならず完全に切れ、横にいた、翌週からアメリカに出張するという男性に完全なる憐み、もしくはドン引きの眼差しを向けられてしまった。えぇえぇ、是非憐れんでくださいな、と言いたいところだが、もう言葉もとぎれとぎれになり、何を言ってよいかわからなくなってしまった。
数分後、何とか正気を取り戻し「10€払えば本当にこれで解決するんだろうね」と3度念押しして尋ねたら、「うん、解決する。多分」という。その「多分」というのが大いに気にくわないが、一刻も早くこの店に通うのをやめたいので、払う。2日後、解決したら自分が責任をもって電話するという。
果たしてどうなるか。
結局この日は閉店の19時半までいた。

10月4日
着信があったが、別の場所で作業をしており気付かず、終業時間後に電話をする。
Mが出て、解決したよ、という。
本当かはわからないので、そう、とだけ答える。

10月9日
いまだにMY TIMに入れない問題があり、また店に行く。Mが私を見て、こめかみに人差し指をあて、ピストルで頭を打ちぬくジェスチャーをする。
正にそんな気分、だって13回目だから。
MY TIMの件は、別の女性にささっと対応してもらった。
あっけなく終わり、もしかしたらMが能力がないのでは、と疑う。

10月23日
また、例の「請求書の受け取りがされず返送されたから住所変更せよ」というSMSが届き、終業時間中に電話をする。無気力そうな男に「なんだかんだ訂正できない」とかいう嘘のような発言をされ、隣で聞き耳を立てていた同僚に助け舟を求める。
彼女は、周りの男性の誰しもが怖がって寄り付かなくなるほど強い発言をする女性だ(ちなみに旦那にはベタ惚れされている)。
どうやら、訂正しても情報が反映されるまでに1か月以上かかるため、来月の請求書の発行時には例のSMSは来ないだろう、ということらしい。だったら最初からきちんと説明してくれればよいものを、私の声では全く怖さが足りていないということか。
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さて、本日は10月31日、明日から新しい月が始まる。果たして、私の大惨事は10月23日で解決されたのだろうか、それともまだ続くのだろうか。
万が一、更なる問題が勃発した際には、その4として報告しようと思う。

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