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ABテスト失敗例を告白に例えてみる

ABテストツール(Ptengine)を提供しているので、日頃ABテストについて考えることが多くその発散をしていきたいと思っています。

うまくいっていない企業が本当に多い

これが本当に多いんです。
今までGoogleOptimizeが無料で提供されているので、概念は理解しやすいのでちょっと触ってみる、そしてどうやって続けるかわからなくなっちゃうんんですよね。

逆にうまく利用できている会社さんもいて明確な違いがあるんです。
それは、「一つのABテストから得られるインサイトをしっかり蓄積している」これにつきます。

ABテストは単純にクリエイティブの勝ち負けで終わらせてしまうと、多くても3回くらいで終わってしまいます。

広告バナーでもテストされている人でもバナーのテストをしている代理店さんは多いのですが、大体数回やって頭打ちになるんです。

文字を多くしてみたり、強調する場所を変えてみたり。。。
続かない原因は明確です。
テストを経て、Why、Who、Whatを追求する方が、Howを追求するより変化率も高く、汎用性の高いインサイトを得ることができるからです。

Whyの部分はサービスを運営する会社のベースとなるので変化させることは難しいですが、Who(誰に:ターゲット)とWhat(価値:ターゲットの便益)はマーケティングでコントロールすべきところです。

マーケターは、事前にWhoとWhatを仮説として設定し、Howを通してWhoとWhatをアップデートするということをするとマーケターの本質に近づきます。

ABテストに立ち返ると、ABテストによって定量的、定性的に検証してWhoとWhatをアップデートしていくことができることを主眼に置くことが重要ということです。

100回告白するというテストの良い例悪い例

例を挙げてみましょう。

例えば
100回告白して、どのような告白が成功率が高いか
を検証するとします。

失敗するテスト

失敗する人のABテストとは、
100人の対象者に対してメッセージAとメッセージBを50通ずつ送って、Yesをもらえる確率がどちらが多いか
という検証をしているのです。

実際こんなことはしないはずです。正直言ってサンプルの無駄遣いです。
一度アタックしてしまったら、その対象者は次の検証には使えませんからね。実際、これぐらい慎重に顧客を扱うべきです。

成功するテスト

ナンパ師が近いイメージです。
100人に一人づつ、顔を見ながら話してみます。
服装や仕草から、その人が今どのような状況なのかを類推し(Who)、その人にどのような価値があるのかパターンをわけながら(What)、失敗を繰り返し、より確度の高い対象に対してアタックし高い成功率を導き出していくことができます。
そこには明確な手応えあり、なしの感覚によって軌道修正することで、学習し資産となり、サンプルが増えても早く高い成功率に持っていくことできます。

ABテストでも後者の考えは非常に重要です。
テストを繰り返すことで仮説を潰しては立てることを繰り返して、早く継続的な成長を実現する力を作ることができます。

つまりはABテストで手応えを知ることが重要

通常の多くの企業が実施しているABテストは先ほどの「失敗するテスト」のようなアプローチがほとんどなのです。

しかし、パターン別の手応えを掴むことに対して、どうやってやるかについてわからない人が多いです。

一つの提案としては、PtengineでABテストを実行することです。

正直に、テストを実施して大きな優位差が生まれるケースも多くありません。しかし、

Aパターン、Bパターンで誰がどのような反応を示したのかを、設定必要なくすぐにヒートマップで確認できます。

訴求で変わるユーザーの興味関心

そしてABテスト結果は、サイト訪問の流入元別でも自動で出してくれるのでWhoに対しても理解を進めることに役立ちます。

新規訪問とリピーターで異なる結果

無料でも実施でき、有料版も14日間トライアルできるのでぜひお試しください。しっかりCTAも置いていきます😎
Ptengineに登録して無料でABテストを始める


ABテストを有意義に利用してください

小さく試して失敗して大きな成功へ。
これは今の時代に求められる働き方ですよね。
これはまさにABテストでも同じで、Webマーケティングにおいて重宝するツールなのです。
わからないことがあったら気軽に連絡ください!喜んで対応します
また何か考えたら投稿いたします👋

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