見出し画像

未来の形を変えるウェルビーイング

アジェンダ コンセンサス エビデンス アグリー プライオリティ アサイン サマリー フィックス リソース

皆さんは全ての意味わかりますか?
僕は非常に横文字が苦手で、呪文のように聞こえることもあります。

ルー語が流行った時代もありましたけど、
上記の横文字は全部日本語で言えばよくない??

ビジネス英語にする意味ある??
って、思うこともしばしば・・・

そして今回、気になった言葉が【ウェルビーイング】
また横文字・・・

と思って調べてみると、
あらっ、ちょっと個人的に興味深い内容でした。


1、ウェルビーイングとは?

直訳すると、「幸福」「健康」だそうです。

日本語にすると「えっ!?どっちなん?」となるのですが、

世界保健機関によると

「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、
肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、
すべてが満たされた状態(ウェルビーイング)にあることをいう」

と定義されているそうです。

んー、ちょっとややこしい・・・要するに

「健康という大前提がある上での幸福」

だという風にざっくりとした認識です。


2、あなたにとっての幸福とは?

もしかしたらこの議論は色んな場面で
出くわしたことがあるのではないでしょうか?

あなたにとっての幸福は何?と聞かれると

「お金があること」「地位が高いこと」
「家族といること」「笑顔になれること」

一般的にはこのようなことがあげられるでしょうか。

でも僕の答えとしては
幸福には決められた基準がなくて、
おそらく人それぞれの価値観で違うでしょ?

と、議論する意味がないことだと思っていました。

ただここをもう少し深掘りしてくれたのが、
【ウェルビーイング】だと感じています。

例えばお金や地位があるから幸福か?
と言われると、そうではないケースもよくあります。

2020年に芸能界から悲報が重なったことも
その一つだとも考えられますよね。

一般的には【幸福=Happiness】とイメージするのですが、
これはあくまでも感情的で一瞬しか続かない幸せであると。

【持続する幸せ=Well-being】であると。

お金や地位があるだけでは
持続性のある幸せにはならない。


3、人が豊かに生きるために必要な幸福とは?

テクノロジーが発展し、IoT AI 5Gなどが
これからの時代には必要不可欠だと言われています。

一方で情報がすぐに手に入れられて、便利な世の中になったが故に、
人の心を蝕む世界になってしまったと思う場面も多々あります。

人との関係性や、その人ならではの価値観によって
生まれる持続可能な幸せとは??

本当の意味で人を豊かな気持ちにさせてくれるのは??

その答えが本当の幸福で、それが【ウェルビーイング】だと思います。


4、自己との対話と他者との対話

でもどうすれば【ウェルビーイング】を手に入れることができるのか?

それをわかりやすく紐解いてくれた記事に出会えました。

幸福学は心理学的・統計学的アプローチにより
「やってみよう(自己実現と成長)」
「ありがとう(つながりと感謝)」
「なんとかなる(前向きと楽観)」
「あなたらしく(独立とマイペース)」
という幸せを構成する4つの因子が定義できたことを明かした。

出展
wisdom
世界が注目する「ウェルビーイング」!「ハピネス」とは違う幸せのキーワード


僕の中でとてもしっくりと来る内容です。

ただ4つの因子を簡単にできる人と
そうではない人がいるのも事実だと思いますが、
こうして頭の中を整理することが
とても大事なことだと感じました。


5、日本の幸福度ランキングは51位!?

1位はノルウェーで、上位5ヵ国のうち
4ヵ国を北欧勢が占めているようです。

会社組織や社会全体で考えた時に
人生の中で仕事に携わっている時間が
多くを占めますよね。

健康経営 ワークライフバランス 一億総活躍社会

メディアから上記の言葉を聞いた方も多くいるのではないでしょうか?

その上で
・社員のメンタルチェックが義務化
・長時間労働の是正
・社員の健康維持

などを政府から指摘されていますが、
それだけで本当に幸福度につながるかは疑問です。

本当の意味で仕事へのやる気につながる??

企業への愛情につながる??

個人的な見解としては、
どれもあまりピンとこない・・・

現実的、具体的にはどうゆうこと?

と言うことで、こちらも調べてみました。


「ウェルビーイング」という考え方をいかに企業に持ち込むのか。オフィス用品を扱うコクヨでは、自社の研究機関誌の中で、オフィスに「ウェルビーイング」を取り込むポイントとして、
「ワン・カンパニー:組織文化の浸透」、
「マインドフル:意識の調整」、
「セレクタブル:選択肢の提供」、
「コンビニエンス:手軽なアクセス」、
「ナッジ:そっと背中を押す手」、
「ナチュラル:職場らしさの排除」
の六つをあげています。

出展
<a href="http://jinjibu.jp/" target="_blank">日本最大のHRネットワーク『日本の人事部』</a>
ウェルビーイング


なるほど!
(横文字がでてきているのは気になりますが)
とても整理されている内容だと感じました。

この6要素を完璧に取り入れている企業さんは
なかなかないのではないでしょうか。

僕自身もいくつかの職場を経験しましたが、
多くても3要素くらいしか感じたことがありません。


6、デザイン顧問契約をはじめました

あなたの会社はいかがですか?

インナーブランディングを強化している
企業さんもいるかと思いますが、
今一度、企業のありかたを考えさせられます。

今月からデザイン顧問契約として、
ある企業さんのインナーブランディングの
お手伝いをさせていただくことになったので、
上記の要素をどのような形で取り入れるか

そして社員さんひとりひとりに
どのように周知してもらえれば良いか

答えや解決策は必ずしも一つではなく、
多様な角度から視点を持ち続ける必要があると感じました。

デザインの力で新たな道標を創ることができれば、
きっと社会は笑顔に包まれます。

と、それっぽいことを言ってみました。

そんな簡単な話ではないのですが、
その思想を持って、進むことが大切だと思います。

今日はなぜか眠れず、朝を迎えてしまいました。

ウェルビーイングとは程遠い生活かもしれません・・・

いや、これが僕にとってのウェルビーイングなのかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?