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お母さんのあなたに、自分時間をプレゼントしたい

自分の時間がない。
これはお母さん共通の悩み。
家事、育児、仕事・・・だけではない自分に戻れる時間は必要だ。


自分のことはいつも後回し。
お母さんはそういう人が多い。

お子さんを幼稚園に入れたら一息、ということもある。でも2番目がいたりして、なかなかそうならないことも多い。
働いていて保育園に入れた場合は、フルタイムワーカーだと家事、育児、仕事で自分の時間はなかなか取れない。

落ち着く時間が少しでもほしい

特に子どもが小さいとき。

寝不足で、赤ちゃんに合わせて生活は不規則になりがち。母乳だったら常におなかがすくので、自分のごはんも作らないと倒れる。ミルクは作る手間がある。そしておむつ替え、買い物、洗濯・・・。
帰宅したら散らかっていた、と怒る男性が結構いるみたいだけど、片付ける時間が本当にないんだよ~~。
それは要領が悪いせいかもしれないし、片づけが苦手なせいかもしれない。
でも本当に時間がないんだよ~。

私も片づけられなかった。家はいつも散らかっていた。

それでも、だからこそ自分の時間が欲しい。

自分が自分でないみたい。
考える時間とか、落ち着く時間がない。
頭がおかしくなりそう、になる。

ムンクの「叫び」みたいな顔で、切望していた。

椅子に座ってご飯を食べたい(人が作ってくれたごはん)。
ほっとお茶を飲んだり、甘いものを食べたりしたい。
それも、「いつ起きるか」とドキドキしながらではなくて、家事の合間に立ったままではなくて、ゆっくりと一息つきたい。

本を読みたい。
ベッドで寝落ちしそうになりながらではなくて、落ち着いて読みたい。

考え事したい。
これからの自分のこと、子どものこと、仕事のこと。
考えたり、計画したいことはたくさんあるのに、気がつくと日が過ぎている。

自分の買い物もしたい。
美容院も行きたい。
運動したい。

勉強したい。
講座に行きたい。
コンサートに行きたい。

子どもが生まれたことで生活も変わるので、見直したいことも出てくる。
保険や口座の見直しをしたい。
引っ越し先を考えたい。
自分の体の検診をちゃんと受けたい。

などなどなどなど・・・。

やりたいことも必要なこともたくさんある。

自分時間を誕生日プレゼントにリクエスト

知り合いのⅯちゃんは、誕生日のプレゼントに「自分時間」をお願いしたそうだ。
彼女の連れ合いは優しくて、いろいろやってくれる。でもこのお願いにはびっくりしたそうだ。
「そんなこと、考えつかなかったみたい。今の生活に充分、満足していると思っていたのね」
と苦笑した。

「今の生活に不満があるわけじゃない。でも、自分のことをする時間なんて、ほんとうにないもの。
毎日ほぼ同じ服を着て、子どものことと家事でいっぱい。子どもはかわいいけど、疲れるよ」
とよくため息をついていたから。

お連れ合いはリクエストを受けて、1日自由をくれたそうだ。
それまでも子どもを連れて散歩に行ったりしていたけれど、2,3時間程度。
その時間は集中して家事をするか、お昼寝していた。

もらった「休日」に、Ⅿちゃんはワクワク。
美容院へ行って、一人でランチして、久しぶりに自分の服や小物を買った。

「通販ばっかりだったから、試着しただけでうれしくて! 
店員さんに”お似合いです”なんて言われて、涙が出そうになった」
そのあと、子どものものも「一人でじっくり選んで」購入。

上機嫌で帰宅したら、連れ合いは疲れた顔をしながらも、笑顔で「お帰り」と迎えてくれたそうだ。

「一日中、二人でいる大変さもわかってくれたみたい」
何より生き生き元気になったⅯちゃんを見て、時々半日の「自分時間」をくれるようになった。

自分もうれしいし、連れ合いに「二人きりの育児」をちゃんと体験してもらってよかった、という。
「これでようやく復帰のことが現実的になったよ。それまでは無理かも、と思ってたから」

それもわかる。
「家にいる間は家事と育児は任せた」というスタンスが多い。
でも、育休が開けたらいきなりパートナーが家事・育児を分担するというのは難しい。
予行演習はいるよね。

それについても、今度書きたい。
まずは自分時間。

頼める人を探そう、つらさを伝えよう

もちろん、ご両親や連れ合いの方が見てくれるならいい。
でも、それもできないことはよくある。

そういう時は、ファミリーサポートやベビーシッターさんをどんどん頼んでいい。保育園の一時保育もある。
ご近所さんや知り合いも、頼めたら頼みたい。
頼める人を探そう。

「買い物をしたいからなんて、いえない」という人もいたが、私はいいと思う。
いいにくかったら「疲れたので、リフレッシュしたいんです」というのはどうかな。
これから何度か頼むことを考えたら、うそをつかないほうが気持ちが楽。

いいにかったら、違う方にお願いしよう。
あるいは正直につらさを訴えよう。
今は少しずつワンオペ育児の大変さや、育児ウツのことが社会に伝わってきている。

「自分が自分に帰れる時間」はとっても大切だと思う。

自分を見つめる時間だけど、子どもとのことも違う目で見られる。
子どもと近すぎるより、少し距離があるとまた「かわいい!」って思える。

意思疎通がまだとれない赤ちゃんと、ず~っと一緒にいるのは、カオス。

仕事では「日本語が通じる」楽さがある

私は育休中よりも、復帰して仕事をしたときのほうがある意味で楽になった。リズムができて、「日本語が通じる」相手の中に入った。
「会社に着くととホッとする」といって笑われたこともあったけど、その時の後輩がいま育児中で
「その気持ち、よくわかりました!」といってくれた。

ひとりで本を読みながらランチできた時は、うれしかった。
お迎え時間を考えて、お昼をつまみながら仕事していたこともあったけど。

専業主婦の方も、サポートをお願いしてほしい。
専業の方のほうが、長い期間子どもとだけ過ごすから。
2、3時間などと区切ると、ファミサポなどはそんなにお金もかからない。

何よりも、自分時間をもらうと、心から笑顔になれる。
家族にやさしくなれる。
前向きになれる。

自分時間をもらったら、勉強しなきゃ、とか、資格をとろう、と思わなくていい。
もちろん、それもできたら素晴らしいけれど、のんびり時間でもいい。
「何もしなかった」時間を無駄と思わないで。

「リフレッシュして、自分になった」

笑顔になれた。
ご機嫌になれた。

お母さんがご機嫌なことが、一番。

少しだけ離れてみて「会いたかったよ~💛」って、帰ってくればいい。
あなた時間を、あなたに

今は頼みにくいかもしれない。
でも、調べてみてね。
できるときに頼もうって思えるだけで、気持ちは楽になる。



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