ちゆ

2018年秋生まれ、自閉スペクトラム症の男子を育てています。フリーオペラント法ABAを…

ちゆ

2018年秋生まれ、自閉スペクトラム症の男子を育てています。フリーオペラント法ABAを基本にして、日々試行錯誤しています。

最近の記事

「発達の気になるお子さんの理解と具体的支援について」講演会へ

講演会に行ってみた。きっかけは、児発に貼ってあったポスター。 「お。面白そうな表題。」と言うのが最初の印象だったのだけれども、帰宅して調べてみながら あれ?これ、うちの神OT と肩書きがにていないか?? と。余計に気になって、参加を決意。 普段は自分の軸をフリーオペラントABAに置いていることもあり、頭でっかちな自分がぶれることを怖がって他の関連の講演には尻込みすることもあるのですが。さすが神OTの力はこんなところにも。神OT、偉大(笑) 「障害を理解すること と 障害

    • 【睡眠障害】服薬開始〜改善

      服薬開始 以前の記事(こちら)に書いたように、夏を過ぎて、息子の睡眠障害がぐぐぐっと出てきていました。 10月には本当に父・母共にグロッキー。 3人一緒に寝ると、親2人とも潰れる。と言うことで、どちらかが隣の部屋で寝る、と言うことになっていましたが、そーれーでーもー。 前回の睡眠障害の記事を書いてすぐに、主治医との診察があった…はずが、息子の風邪でお流れになりまして。再予約をとなると年明け、と言う話で。「いや、めっちゃくちゃ急いで取りたいです」と、先生と直談判、なんとか

      • 【診断まで】5.周囲の無理解、孤独、不安

        青空子育てサークルで感じていた「関係を持ちたい」息子 初語が出たのは2歳ちょっと前だった。それは振り返ってみると「感動の共有」のための言葉(「カンカン!」=踏切/電車だよ! と私に共感を求める言葉)で、「要求」の言葉ではなかった。その時点ですでに「関係性」の情緒が育ち始めていたのかもしれない(ASDの子は「必要」と感じて発語することが多いため、要求の言葉が先に出ることが多い)。 外遊びのその子育てサークルでも「お友だちと積極的に関わる」と言うことはあまりないものの、毎回お友

        • 息子の睡眠障害。母グロッキーです。

          これまでの経緯思えば入眠障害だったのか 1歳前から、「寝つきが悪い」ということに気がつき始めた。朝寝をしなくなり始め、午睡と夜は朝まで、という睡眠リズムになっていっていたのだが。寝かしつけるのに恐ろしく時間がかかった。 30分なんて早い方で、午睡では1時間〜1時間半。夜だと2時間かかることはザラだった。かと言って朝がずれるわけではなく、6時頃には目が覚めている。恐ろしい…。 自分が幼少期から寝つきが悪かったこともあり「こんなもんかね」と思っていたけれども、思い返せば入眠

        「発達の気になるお子さんの理解と具体的支援について」講演会へ

          【診断まで】4.親子発達支援クラスと初語

          市の親子発達支援クラスへの参加 コロナのため、遅れに遅れていた、親子発達支援クラス。本来なら4月開始だったのが、遅れて7月から開催しますという連絡が来た。当然参加登録。本当は半年のところだけれども「プレオープン」ということで、3ヶ月からのスタート。月2回、午前中2時間。何をどうするんだろう。と言う不安の中、参加した。 時間までの自由遊び、朝の会、運動遊び、制作、終わりの会、と言う流れで進んでいく。保育士と心理士が一緒になって行われている。市では初めての事業ということもありこ

          【診断まで】4.親子発達支援クラスと初語

          【ちょっと前のこと】支援機関連携 進捗

          2回目がようやく決まった。すでにもう7月も半ばを目の前にしているけれども。振り返りつつ。実は3回目の地域支援を金曜日に控えている、のだが。 前回行われた、東京都の支援である「地域支援」という名の巡回支援。T先生が入っていただいてからすでに大分日が経っていた。そんな中で、「次回いつやるのか」ということが見えないまま、日が経っていく。私の中では焦りがあった。息子は年少さんになる。幼児クラスは縦割りのこの保育園、今のクラスよりも大きなクラスにいきなり放り込まれ、集団活動も増えてい

          【ちょっと前のこと】支援機関連携 進捗

          【診断まで】3.外の世界を広げるための挑戦

          水遊びに挑戦庭遊びが大分できるようになってきて、世界が広がってきた、と感じてきたので「次はそろそろ、水行こうかね」と。1歳になる前にもやっていた「ウッドデッキにたらいを出して、水遊び」を開始しました。いや、すごい勢いで水に入っていく姿は…ある意味豪快でした。外遊びの一環として靴のままたらいに入る。満面の笑みで。もう、水遊びパンツ、とか着替えさせている余裕なしです。ボールやらなんやらを色々とたらいの中に投げ込んだり。すごいなあ、パワフルだなあ。と思いながら毎日3回くらい着替えさ

          【診断まで】3.外の世界を広げるための挑戦

          桜の花を共に楽しむ

          「桜、咲いてるね」昨日、関東地方は雨でした。私の住んでいる地域ももれなく雨でした。ですが、桜は満開になって。まだ満開になったばかりだからしっかり咲けるだろうから花散らしの雨にはならないだろうけれども、来週末にはきっともう散り始めているよね。と、夫と話し、3人でドライブ花見をすることにしました。 以前、書きましたが(こちら)桜の季節は私にとって、とても切ないものに3年前からなっていました。共同注視がないこと。自閉症だ、と確信したあの桜の日を、忘れることができないままこの季節を

          桜の花を共に楽しむ

          【リアルタイム】支援機関連携の難しさ

          それぞれの思いとテリトリーとTOR?通っている療育専門の病院で、幸いにも息子を担当してくださるOT(作業療法士)の先生(T先生)は、私が「神!」と叫びたくなるほどの対応をしてくださる。OTでは、日常動作を含め様々な作業を通じて、苦手な動きをできるようにし、日常生活の自立を目指すもの、だと私は理解している。 そのT先生が保育園への巡回に入ってくださり、そこに息子の通っている児童発達支援機関(以下 児発)、子ども家庭支援センター(以下 子家セン)の息子の担当の方も立ち会われて、

          【リアルタイム】支援機関連携の難しさ

          【診断まで】2 試行錯誤

          初めての指さしそれが出たのは、本当に突然でした。食事時。1歳半になるまさに前日の昼ごはんの時。「明日は、発達相談だ」というその日。ご飯は、1歳ごろはほぼ自分で食べていたのですが、いわゆる「中折れ」というやつです。消失していってしまっていました(2歳半過ぎた今も半分以上支援が必要です)。なので、私が選んで食べさせていたのですが、その時、 「こっち食べたい」 と言うように、自分の好物を指差して来ました。 「えっ?こっち?」と、そのお皿を差し出すと、食べさせてくれ、と言うよう

          【診断まで】2 試行錯誤

          【診断まで】1.微かな違和感から始まる疑い

          初めの微かな違和感産後。私のメンタルが不調なこともあり、3ヶ月は息子の様子を発達目線で捉えることはしませんでした。息子は読み聞かせや絵本を見せたり、おもちゃの刺激にも敏感に反応し、クーイングも早く、笑顔を見せることも、目もよく合わせて笑う。本当に、何も、何も疑問を抱くこともありませんでした。 それが私の頭に「微かな」疑問が浮かんだのが、おそらく5ヶ月ごろ。寒かったけれども、それでも家の中にいるとどうしても煮詰まってしまう私は、ベビーカーを出して、よく散歩に行きました。近くの

          【診断まで】1.微かな違和感から始まる疑い

          自己紹介。

          初めまして。「ちゆ」です。ちゅーママの変換形も。2018年9月生まれの男子ママです。 「ABATーApplied Behavior Analysis Technician」 を目指して、勉強中です。理由は、自分の息子が「自閉症スペクトラム」だから。現在、家庭での朝晩のABAセラピーを3月からやっています。楽しそうにセラピーを続けてくれるので、自分がもっと理論と技術を習得することで、息子君のセラピーを進めることができるのではないか。また、息子君が壁にぶち当たった時に一緒に解決

          自己紹介。