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家族旅行で信州へ(下諏訪・上田)

お盆に家族旅行で信州へ行ってきたので記録にて。単なる覚え書きなので、気負わずゆるゆると記載していきます。8月11日は下諏訪から上田に移動して1泊、12日は上田でのんびり過ごしました。

そういえば諏訪湖の写真1枚も撮ってないな…

8時5分のあずさ77号で…

私は私はあなたから…はて、あずさとはこのような車輛だっただろうか?

これについていくつかのSNSに投稿したところ、各方面から次のような情報が続々と寄せられました(情報くださった方ありがとうございます)。

・繁忙期の臨時列車用の車両
・1世代前のあずさ号のリニューアル車
・高崎線の特急で利用されている
・東大宮の車両基地によく止まっている
・草津、赤城、踊り子、湘南で、バリバリの現役

ということで、そもそも77号なんていう時点で繁忙期対策の臨時列車でありましょうから、この車輛がどちらか他所から引っ張って来たやつであることは間違いないようです。あずさとしては珍しいのに乗れたんじゃないかと。
(いつも電車酔いする妻が「乗り心地ガタガタ過ぎて逆に酔わなかった!」という微妙なコメントをしておりました)

諏訪大社秋宮

下諏訪駅から秋宮まではおよそ徒歩10分。諏訪大社は春宮・秋宮(下社)、上宮・本宮(上社)の4つが存在するのですが、今回はこのうちの秋宮から訪問しました(今回は予定の関係で下社のみ)。

暑いさ中ですが、大勢の参拝客がおられました。

私は酒クズなのでどうしてもこういうのに目が行ってしまう…。
「神渡」(みわたり、と読みます)は私的全国ベストオブ日本酒のひとつと呼べるお酒です。こっちこないとなかなか見ないです(真澄は都内でいくらでも出回っているのですが)。

秋宮の中で、信州らしいおみくじを見つけました。

赤りんごと青りんごがあるのですね。
どれにしようかな…。

私が引いたやつはこれでした。
何か小判が付いているのがありがたみ。

ニデックオルゴール記念館 すわのね

娘のリクエストにてこちらへ。ちょっと前は家族でよく来ていたのです。
以前は「諏訪湖オルゴール博物館 奏鳴館」という名称でした。

ここはいわゆる我々が知るところのオルゴールの歴史的なコレクションや、オルゴールの派生的な流れで生み出された自動演奏装置全般について幅広く展示、解説を行なっています。

このように来訪客が手回しすることで奏でられるギミックも数多く展示されています。

また、オルゴール制作体験といったコーナーもあるので、夏休みの自由研究などに活用したい方はこちらを訪れるのも良いかもしれません。

入口にて出迎えてくれる温泉むすめ。下諏訪綿音。「機械弄りをしている最中だけは顔つきが変わり、集中力が増す。ただし、納期は守らない。」って何か私みたいだなこの人(笑)。

山猫亭 本店(手打ちそば)

はい、私ら家族3人、揃って食べられにきてしまいました(笑)。

冗談はさておき、ここ山猫亭は諏訪大社秋宮の真ん前にあるお蕎麦屋さん。信州来たらそば食べるでしょ、って勢いで決めてしまいました。

3人いるので、「とくもり」(3.5人前)ってのを注文。

おおおおお、特盛り過ぎんでしょこれ!!!

輪に盛られた蕎麦がビジュアル的にも美しい。

そしてめっちゃ美味い!!
無限に食べれてしまうこのクオリティよ。

家族なので天ぷらも頼んだけれど、この揚がり具合が何とも最高ですね!!

…ということでこのお店オススメです!一見すると「ちょっと(値段)するなぁ~」って思ってしまいますが、何人かで食べるならこの「とくもり」をみんなでシェアすればむしろリーズナブルです!!見た目よりボリューミーなので、かなりお腹いっぱいになりますよ!!

それにしても店名が気になるんだよなぁ~。

諏訪大社春宮(に貼ってあったポスター)

すみません(誰に)。春宮の方は写真撮ってないのです。というのも私たちにとってはあまりにもおなじみ過ぎる場所なので。だいたいこの時点ではnote書くとか思ってなかったですし。

アニメ好きなのでとりあえずこういうのは見たら撮ってくるのです。この作品「逃げ上手の若君」は鎌倉幕府滅亡のあたりから始まるという、ちょっと珍しい時代を舞台とした作品ですね。物語の重要な役どころとして諏訪頼重(CV:中村悠一)が登場することから、ここ諏訪が本作の聖地となっているようです。

下諏訪~上田に移動(松本、篠ノ井経由)

長野行きの在来線に乗って、まずは篠ノ井を目指します。

姨捨、景色凄かった!!
そして姨捨スイッチバックって実在したんだ!!

ところで篠ノ井~上田間はJR東日本ではなく「しなの鉄道」という区間になります。篠ノ井駅では改札出なくても乗り換えできるのですが(当たり前です。もともとJRなんですから)、切符が直通で買えないという利用者にとっては極めて理不尽な仕様となっているのが困りもの。この問題、前にもnoteで書いたことありますが、正直今でも納得いってません。

このため篠ノ井~上田間の乗車に際し、今回しなの鉄道の車内でこのような切符?を発行してもらいました。

3人分まとめて1枚とかいうアバウトな仕様の車内補充券(笑)。

揺れる電車の中で一生懸命計算してくれたしなの鉄道の方ご苦労様でした。
でもこういうのって、本来鉄道会社の側がどうにかすべき問題ですからね?
(経営分離問題は乗車客側にとって一切何の責任もないはずなので)

そんなこんなで、電車は上田に到着です。
約2時間半に渡る信州の旅路、家族ともどもお疲れ様でした。

麺将 武士(もののふ)

晩ご飯は上田駅真下にあるラーメン屋にて。ここ麺将 武士(もののふ)は、メニューが戦国時代の武将関係にちなんで名づけられているインパクト大のお店です。

あいにくラーメン自体の写真は撮っておらず。私が王様中華そば、妻と娘が「道山」と「肉道山」を食べていました。私は味噌麺のスープだけ分けてもらったのですが、ニンニクが結構効いていた気がします。

夜は旅館で家族ボードゲーム会

夜は地元の労働者の宿みたいなところに泊まりました。この時期、一般的なホテルは予約埋まってるか、価格がバカみたいに跳ね上がっていたので、とりあえず一夜の宿があるだけマシでした。まぁウチらみたいにアウトローな一家にはあれで良いのかも(良いのか?)。

「ナンジャモンジャ」。「命名は長野県にまつわるもの」という長野県縛りでやった結果、「波田スイカ」とか「白井悠介」とか「岡谷発天竜峡行き」といったカオスな名前が飛び交うゲームとなりました。

「ボブジテン」(その3)。拡張カードセットの「リサ」を使うと五七五調で単語の解説をしなくちゃならないというルールが発生します。私たちはこれ「七七も付けて良い」ということにして遊んでました。

上田城跡公園

上田観光と言えばとりあえずここでしょう(あと他は温泉でしょうか)。

上田の街はそこかしこに六文銭のデザインが散りばめられ、地元ゆかりの武将に関するモニュメントや解説板がそこかしこに設置されています。そんな真田の里を最も象徴している場所が、この上田城なのです。

とはいえ、まぁ家族旅行なんで、そこはあまり気張らずゆるゆると。

眞田神社にてお参り(写っているのは私の家族)。

ここには真田幸村が合祀されているようです。

城内には抜け穴としても機能する井戸があったらしいです。

とりあえず一番奥まで来てみたけど、何もなさそうなので引き返します。

真田幸村公とツーショット。
イーーーーーッ!!(違)

なんかおみくじ見つけた。
センサーに向かって手を振るって、ずいぶんハイテクだなぁ(死語)。

やってみた(私の手)。

番号が表示されるので、それを下の引き出しから取る方式。
(センサー何か意味あるか…?)

中身はこんな感じのおみくじ。
私、大吉引いちゃったよ!!

ちょっと疲れたので風鈴の音を聴きながら休憩。
ソフトクリームまで真田仕様になってるよ!!

んじゃま、そろそろ出ますか。
お、発掘調査や資料集めを行なっているらしい。
懸賞金総額500万円か…。

発掘調査なう。
生々しいなぁ…。

たまには自撮りなど

どうも、実はあさま山荘からきました。
手にはゲバ棒を持ってます(嘘)。

上田市観光会館(サマーウォーズ展示など)

上田城址公園の向かい側にある上田市観光会館は、お土産売り場と休憩所が併設されているような施設です。

1F。ガチャガチャがみんな真田だよ…。

2階に上がると、このような真田三代の姿を見ることが出来ます。

2Fの一角には、アニメーション映画「サマーウォーズ」の展示コーナーが。

ここ上田市は「サマーウォーズ」の物語の舞台となっていることから、一般社団法人アニメツーリズム協会より、「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」のひとつとして認定されています。

「サマーウォーズ」祈願の絵馬。
上田は真田だけではないのですよ。
(しかしどちらも合戦ではありますね…)

「サマーウォーズ」の監督、細田氏のインタビュー記事を掲出。

私は見なかったけど、「サマーウォーズ」記帳用ノートあったらしい。

おぉ、何とこれがここのご朱印らしいよ!?

ということで、御朱印をペタンコしてきました。私はこの映画、以前確か見たことあるはずなんだけど、こういうのあるんだったら事前にもう一度履修してくるんだったなぁって思いました。

アリオ上田

ここは上田駅からも上田城址公園からも近く、文字通り上田周辺の皆様方の買い物や食事、憩いの場となっているショッピングモールです。

とりあえず私ら家族の信州での観光めいたスケジュールはここまで。あとは休日らしく、新幹線の時間までのんびり過ごすのです。

まずはお昼、とりあえずここにしようって事前に決めてました。

ポムの樹 アリオ上田店

いや~地元にもあるんですけどね。でもやっぱしこういうオシャンティーなお店って、家族お出かけのときに行きたくなるってもんじゃないですかっ。

久々に家族で各々好みのオムライス。
Sってサイズ頼んでるはずなのに、意外とボリュームあるぞ…?

美味しかった美味しかった、ご馳走様~して出る間際に、こんなの見つけてしまいました。

山田尚子監督って、京都アニメーションで「響け!ユーフォニアム」や「聲の形」に関わった方ですね。そのような方の作品がポムの樹とタイアップしているとは知らなかったなぁ。


さて、家族がまったりとショッピングなどしている中、ここから私だけ別行動を取らせていただきました。私が上田に来たら、何としてもここにだけは寄らねばならない場所があるのです。それは…

やきとり番長 上田駅ナカ店

上田駅ナカ、JR&しなの鉄道と上田電鉄を結ぶ通路の角に位置するインパクト抜群のこのお店こそが、お酒と焼き鳥をこよなく愛するお酒趣味人の聖地オアシスともいえるお店なのです!!

このお店の価値を唯一無二としている必殺の妙味「美味だれ」とは何か。
まずは理屈抜きで見ていただきましょうか。

このドロっとした「美味だれ」の中に、

串焼きをこのように、

とぷん、と漬ける

その後、しばし、ぐりぐりする

気が済むまでタレを付けたら、ゆっくりと上げていく
(あ、二度漬けは禁止なので念のため)

あとは喰らうのみ!!

焼き鳥はまだまだあんで…

ぐりぐり…
せいやっ!!

この世にこれに勝る至福があろうかよ

日本酒は地酒飲み比べ

とりあえず今回のセレクトはこちら

なみなみだよ!!

ぷはぁ~~~~~🍶

ご馳走様でした~!!

日本酒3種飲み比べ&串盛り5本で、お値段何と1,930円也。
人は2,000円弱で天国に到達できる。

ということで、全国の酒飲みの皆様いかがでしょうか。
私的にはこのお店のためだけに上田に来る価値があるとすら思っています。

帰りの新幹線にて

私が天国にいる間、アリオで買い物してた家族と合流し、いよいよ帰路!

行きのあずさも77号だったけど、帰りも7号車7番というラッキーナンバー。
(意識してたわけでは一切ありません。たまたまです)

新幹線に乗り、家族の労を称えながらもやることはひとつ。

今からやぞ!!


ということで1泊2日の旅はこれにて終わりました。

実のところ今回の旅はご挨拶などを含めたものだったのですが、それなりに充実感あるものだったのではと思います。私的には番長の美味だれを久々に味わえたので、数年間はこれの思い出に浸って生きていけます(酒クズ)。

何のひねりもオチもない文章でしたが、私的な旅の記録ということで。
あぁ、また日本酒飲みたいな…(結局そこかい)。

(了)

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