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村田のちょっコラム✍🏻『くにたち音信71』国立音楽大学/楽器と作曲

さて、国立音大生、卒業生に送られてきます冊子があります。

付属小学校、付属中学校のお知らせ、演奏会など季節の行事ごとやコンクール入賞者、卒業後活躍する音楽家のお話、対談、事業報告などなど掲載されています。

私が最も注目して見ているのは"表紙"です。


国立音大には楽器学資料館があるんですが、
(今はコロナで学外の方は利用できないそうです。)

ここで、所蔵している楽器を撮影されています。

今回は「マユリ」と言う楽器。
美しい!!!!グリーンがなんとも美しい!!
孔雀🦚を意味するだけあり、優雅な美しさで見惚れてしまいます。
マユリは「タウス」という名でも呼ばれおり、同じく孔雀を意味するそうです🦚。

実物を観に行きたいですね😢。


そして村田的、今回の目玉はもう一つ。
【 大学の三つのチャイム 
国立音楽大学同調会副会長の藤沢章彦さんの記事です。抜粋、まとめますね。

大学では3種類のチャイムが鳴っています。

🔹業間(授業)のチャイム
昭和62年頃から使用されています。
それまでは全国の学校で聞かれるウェストミンスターの鐘(英国)のもので、本学のチャイムには単なる信号音ではなく、音楽的なふくらみを持たせたものを作曲されました。

🔹講堂の開演チャイム
講堂は昭和57年の完成で、当初はブザー音でした。
都内の演奏会用の大きなホールでは独自のチャイムがあった為、国立音大も音大らしいチャイムをと制作され、
平成5年あたりから使用されています。

▶︎大ホールは長めの音符で広さと大きさを意識した作曲です。


▶︎小ホールではかわいらしい小柄なイメージ。


⚠️もしかするとYouTubeは期間限定公開かも知れません。
国音のwebサイトに掲載されています。



そしてこちら!楽譜を掲載されています。
わぁ!手書きがあるじゃないですかー!貴重!!(キラキラ)

作曲者は全て同じ方。

国立音大卒業生で音楽理論の教員であった大ケ瀬邦生さん(平成26年逝去)。
藤沢さんは大ケ瀬さんと親しく直接ご本人からお聞きしたそう。当時は大ケ瀬さんが作曲しているとは広く知られていなかったそうです。

わたし、知りませんでした😓それどころか日々の事で意識して聴いた事がなかった様に思います。
勉強不足ですね。お恥ずかしい。
ですが、今回の冊子も興味深く拝見させて頂きました。



編集の皆さん。
これまでとは違う困難な状況で制作されたと思います。
こうやって私のように楽しみにしている卒業生もいます。十分お身体に気をつけてがんばって下さいね。


以前、カンロのど飴の抽選にもちゃっかり当選させて頂き、その節も大変うれしゅうございました。
ありがとうございます☺️


こちら、東京藝大、東京工芸大や美学校で教鞭をとる
高山博先生が"楽器学資料館へのお散歩コラム"を書いてらっしゃいます。
私は高山先生には楽譜を書いて頂いたりしてるのですが、本も出されていたりな音楽家であり著述家さんです。国音までお散歩されたなんて嬉しいですね。


こちらの本📚は今年発売されたもので、前に出版された「ポピュラー音楽作曲のための旋律法」の増補版です。前回のものはプレミアがついた程、名著だったそうです。作曲家を目指す方、お勉強されてる方はぜひぜひ。


#村田のちょっコラム✍🏻

🔫声、発声、機能を考える
ボイス・ボーカルレッスン/東京都 
音楽療法(医療行為は行わない)の観点からオーラルフレイル、口腔機能、老化防止を意識した呼吸法、発声のレッスンも行います。

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