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鳥と自然 〜バードウィーク〜

降りしきる雨の中を
一羽の鳥が飛んでいく
何を思って
どこへ行くの

明るくなる雨の切れ間に
一羽の声が響いてた
何を思って
だれに歌うの

あんなふうに空が飛べたら
あんなふうに歌えたのなら
どんな気持ちになるのだろう

鳥は好きですか


愛鳥週間 【 Bird - week 】

毎年 5月10日から16日までの一週間

野鳥愛護のために日本において1950年(昭和25年)に設けられた

野鳥の活動が盛んになるこの時期に、野鳥をとりまく環境の自然の大切さを深め、広めていくことを目的としている


この写真は 先日投稿した記事の中の一枚です
先月京都で撮った地面に散っていた桜なのですが
何かお気づきでしょうか

そう、一枚ずつバラバラになった花びらなのではなくて
一輪ずつが咲いたままの状態で花の付け根から落ちたもの
これが木の周りにたくさん散らばっていたのでした

ふと目に留まって写真におさめたのだけれど、きっと風のしわざ ぐらいにしか考えなかったと思います
けれどもそれは違っていたようなのです

この時の一輪を拾って手帳に挟んできていました



どうやらこれは、スズメによるものだったようで
そのトリックを ー サントリー天然水の森 ー さんの記事が明かしてくださっていました

初めて知って とても興味深かったです
またひとつ勉強になりました




サントリーといえばみなさんご存知
日常的にロゴや商品を目にされていると思います

1899年(明治32年)鳥井信治郎さんが「鳥井商店」として大阪・西区で開業されたのがその前身
(現在の本社は大阪市北区)


サントリー(SUNTORY)という社名の由来は、明治40年に醸造をスタートした商品 “赤玉ポートワイン” の赤玉が表すという
太陽の“サン”+ 創業者の鳥井さんの“トリィ”
から付けられたものでした

大阪の実家が酒屋だったということもあって サントリーさんは ちょっぴり身近に感じています


お酒やジュース、水などの飲料の他にも
サプリメントや化粧品、
サントリー美術館や サントリーホールなどなど
健康、美容、芸術など 事業分野がとても幅広く
何かとお世話になっております


新しいことに果敢に挑戦していく
時代やニーズに合わせた たゆまぬ企業努力が窺えます

創業者の『やってみなはれ』の精神が 時代を超えて息づいているのですね


“人と自然と響き合う”
そんな理念のもと、サントリーさんは森づくりにも取り組んでいらっしゃいます

“ 水と生命いのちの未来を守る ”
そんな環境活動、愛鳥活動を続けてこられています

人と自然との共生
わたしも豊かで美しい自然と いのちが守られていくことを願います




わたしは 小学生の頃に小鳥をヒナから育てたことがあって、以来の鳥好きです

その子は青い鳥になりました
ほんの少し紫がかった落ち着いたブルーのセキセイインコです

残念ながら写真がほとんど残っていないので、一緒に過ごした記録を言葉で残しておきたいのだけど、まだうまくできずにいます

少し前の短歌で公開しましたが、その最後はとてもあっけなく哀しいお別れでした
思い出すと胸がきゅっとなって 切なくなってしまいます
あの子は幸せだったかな
野良猫に食べられてしまったのだけれど
猫のことを嫌いにはなれませんでした
今でも鳥も猫も大好きなのです


青いから “ぴーたろう”
安直すぎる名前を付けて育てていたある日、
「これ、女の子やけどな」と言われた時の 母とわたしのポカンといったら…
お腹の子は男の子だと信じてきって、生まれてみたら女の子だった みたいな(?)
いや 勝手に男の子と決めつけていただけなのだけど

インコの雄と雌はクチバシの上の鼻(?)の部分の色で見分けるのだとか

それでもぴーこに改名するつもりはなくて
ずっと ぴーたろうでした
この子も自分はぴーたろうだと思っているだろうし
まぁ別に女の子だって ぴーたろうでもいいもんね


私が歩けば後ろからちょこちょことついてきます
家の二階を探しまわって 誰もいないと、階段のふちでピーピーと鳴いて呼び続けます
下から「おいで」と言うと飛んできて、たまに着地に失敗します

一階の半分は立ち飲みの店舗で、大きくそちらのほうまで行き過ぎて、業務用のおでん鍋の中に着地してしまったことがありました
えらいこっちゃー!
咄嗟に母が熱々のおでんの中に両手をざぶんと入れて救い出し、水道水で冷やす なんてこともありました
ふたりとも無事でした
その時の衝撃映像は もはや伝説です


今でもいろんな思い出や かわいい仕草、鳴き声が浮かんできます
私はこの子を育てた時、初めて母性と自我が芽生えたのだと思っています
ぴーたろうとの数々のエピソード
そんなお話もまたいつか、別の機会に

それではどうぞよい一日を、よい一週間を



#73.   『 鳥 』

⭐︎たんぽぽの綿毛 ふたつの手のひらでそっとくるみて遠き日のヒナ

⭐︎透明にさえずる空を探せどもそこには風と雲だけがゆく

       ー ちる ー

レオ・レオニ 「チコときんいろのつばさ」
絵も美しくて大好きな絵本


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