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キャッチコピーにまんまとキャッチされました

以前訪れた アド ミュージアム、
吹き抜けの真っ白な壁面に 次々と映し出されていくキャッチコピーに目を奪われました。

その言葉に、ハッとしたり ホッとしたりしながら しばらくじっと見入ってしまいました。

そうだよね、本は宇宙にも夢の世界にも、過去や未来、未知の世界へも連れて行ってくれるもんね

とか、

そうだよ そうだよ、 不器用だっていい。自分なりの言葉でいいんだから
伝えようとする気持ちが大事なんだから
想いはきっと伝わるんだよ
伝えないよりずっといい

とか…
そんなことを静かにぼんやり考えながら。



新聞、チラシ、CM、ポスター…
街や駅、普段の生活の中でなんとなく目や耳にしている広告の、ほんの数行、ほんの一言にはとても大切なメッセージが込められていました。


広告に関する書籍のライブラリースペースや、広告の歴史がよくわかる展示スペースもあり、小規模ながらも充実。

日本で唯一の広告ミュージアムだそうです。

アドミュージアム東京(2021.5.23現在は休館中)
https://www.admt.jp/

この時のことを思い出させてくれたのは、hiroさんの記事でした。その中で紹介されていた
『 ずっと読みたい0才から100才の広告コピー 』

惹かれて私も読みました。

この中にも 心に響くキャッチコピーがたくさんありました。
広告コピー集であり、これはもう名言集。
広告関連の書籍はたくさんあるけど、この本はとても見やすい構成で言葉がスッと入ってきます。

0才から100才まで各年齢にマッチした広告コピーに、その年齢の豆知識や偉人のちょっとしたエピソードなんかが添えられています。


人が生み出す優しい言葉には体温を感じます。
人生観に実感がこもってほのあったかいのです。

東京に出たから、
新潟という
かけがえのない故郷ができた。

(23 YEARS OLD)

ちょうど私が実家を離れたのも23才の時でした
たしかに…!だから大阪はわたしの故郷になったんだ。

いつもの一日のフリして、
人生の転機はやってくる。

(47 YEARS OLD)

何かのきっかけや 思いがけない出来事や出会い、心の変化も いつもの生活の中にフッと紛れ込んでくるものですよね。

私も一年前には、これからもずっと同じ職場で 同じ仲間と同じ仕事をしていくものだと思っていたし、
noteで発信をすることも、ここでの出会いも想像していなかった。
いつもの線上に自然に生まれたことでした。
だからきっと人生はおもしろいんですよね。



気付きや発見、笑いや感動、共感、、
そうだなぁ…とか、なるほどねぇ…とか、そうなんだぁ…とか、
経験したことへの感慨や、これから経験するかもしれない感情にひたひたと浸りながらひとつずつゆっくりと味わいました。

読む人によって刺さるフレーズはきっとそれぞれなのだと思います。


やっぱり言葉って面白いなぁ、楽しいなぁ。 
コピーライターさんの視点や感性って鋭くて豊かでほんとすごいなぁと思います。
コピーライターというお仕事にも興味津々。


hiroさんが2回に分けて丁寧にご紹介してくださっていますのでこちらを是非に↓↓



いろんなことがあるけれど、やっぱり年齢を重ねることって 経験を積むことって 自分を豊かにする大事なことなんですよね。

いいことばかりではないとは思う、けど、これから先の人生にもなんだか希望がわきました。

言葉って、こういうためのものじゃなきゃいけない気がします。
最終的に気持ちが前に進めるものであってほしい、そう思います。
言葉って 大きな威力を持つものだから。


また何が起こるかもわからないけど、
まだ何が起こるかもわからないから。

先が見えないと案じなさんな。
先が見えたと嘆きなさんな。

( 100 YEARS OLD )

まずは今日を元気に過ごせますように。
どうぞよい一日を、よい一週間を^^



#21.   『 広告 』

⭐︎スクランブル交差点の主張しあうサイン見上げて信号は赤

⭐︎大げさな広告のエクスクラメーション自分に甘くなりがちな雨
         ー ちる ー

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