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ちまこのエッセイ

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エッセイをまとめました。 よかったら読んでください。
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2019年8月の記事一覧

8月31日が怖い君へ

8月31日の夜。あの頃の私は何を考えていただろうか。

小学校低学年の時は「夏休みがもう終わっちゃう…」と寂しがっていたのに。学年が上がるにつれて憂鬱になってゆく。人間関係って恐ろしいや。
自分の人生の「○○に行きたくない」という理由の大半が人だった。

あと、小学校での夏休み明けの授業で、「夏休みの思い出」みたいなものを作文やら絵やらで書かされることも嫌だった。夏休みだからって皆が思い出を作って

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あのときの言葉は今でも

ここまでの私の人生は、決して楽な道のりではないと思うし、これからのほうが、崩れそうな崖にしがみつくくらいに、大変なことが待っているとも思う。

生きていく中で、「この人の言葉に救われた」という事が多い気がする。

人間関係に早くも躓き学校に行きたくなくて、「明日から不登校になるか!」と意味不明な決意表明をしていた小学5年の秋。

その夜に担任の先生が電話をくれて、
「明日だけでも学校、来てみない?

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お味噌汁っていいよね

今日は雨が降るというから、早めに起きて洗濯をした。
そして昼ごはんを食べながら、紅茶クッキーの作り方を検索していた。

昨晩、突如「クッキーが食べたい!」という衝動に駆られた為、家にある材料を見て「よし、作ろう!」となった。
私がなにかを作りたいモードになるのは90%衝動。
クッキーを焼きながら、晩御飯の事を考えた。
温かいものが飲みたくなり、お味噌汁を作ることにした。

気分が落ち込んでいる時に

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意外な再会をした話

幼馴染(♂)が東京から2時間かけて会いに来てくれた。
昼頃に「暇だから、会いに行く」と連絡があった。

突然で驚いたけど、約6年ぶりに会う。
最後の記憶が中3で止まっていたから会った時に、お互い「こんな奴だったか?」と思った。
男の子の成長は早い。あっという間に背は伸びて、「その身長くれよ」と言いたくなった。

私の友達も含め、私を深く知っている人間は口を揃えて「生きているのか心配だ」と言う。

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