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社会をつくる力を育てる授業づくり49 未来の食料生産を考えるプロジェクト〈1〉

5年生の第2単元は、農業や水産業についてのプロジェクトです。

我が国の食料生産が、自然条件を生かして営まれていることや、国民の食料を確保する重要な役割を果たしていることを理解します。

前単元で学んだように、自然条件は生活を決めるために重要な要素です。

自然条件は簡単に変えることはできないため、その条件でできることを考えることが求められます。

今、食料生産に従事している人がどのように自然条件を生かしているのかを学び、それを生かせるようなプロジェクトを提案できるな力をつけたいです。

食料生産に関わる人の工夫や努力を学び、紹介することを通して、みんなに知ってもらい、より興味を持ってもらうことをねらうプロジェクトも考えられます。

生産者がいろいろな工夫をして食料生産を支えてくれているから、これからの食料生産の在り方について考えて、提案していこう!という力をつけるのが、大きな流れだと考えています。

そのためには、どこでどのような食料生産が行われているのか?という食料生産の概要を学ぶとともに、ブランド化や6次産業化の取り組みをしている生産者の工夫や努力を知ることが必要です。

その上で、消費者の立場からの意見についても知った上で、今後の産業の発展について考えてほしいと思います。

プロジェクトを進めるにあたっては、取り扱う内容が、稲作ともう一つ、となっていますので、その点に留意する必要があります。

以上のような考えのもと、未来の食料生産について考えるプロジェクトを構想したいと思います。

次回は、実際のプロジェクトの進め方について考えてみます。

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