KEIICHI YANAGI

小学校教員/社会科/Microsoft Innovative Education Ex…

KEIICHI YANAGI

小学校教員/社会科/Microsoft Innovative Education Expert(MIEE)2023−2024/Canvassador/Google Certified Educator Level 1/EDUBASE Crew

マガジン

  • 共育LIBRARY×共同運営マガジン

    • 31,046本

    noteで成長したい。もっとたくさんの人に記事を見てほしい。ㅤ仲間とつながりたい。少しでもよりよい未来の為にできることを発信したい。 そんな共通の「思い」をもつ方ならば、誰しも歓迎します。 共に手を取り合い、共に成長していきましょう!

  • 社会をつくる!社会科

    社会科授業がどうなれば社会科人気が高まるか。その答えは、社会をつくる力にあります!

  • すぐできそう!なクラスデザイン

    クラスづくりで、だれにでもすぐできそう!なことについて書いています。誰かの明日にお役にたてれば!

  • MIEE2023−2024

  • 冬の学び

    冬休み期間の学びについてまとめています。

最近の記事

論点整理③

論点整理の3では、資質・能力の育成に向けた効果的な目標・内容の構成方法について書かれています。 生成AIの出現により、これまで以上に単なる知識ではない深い意味が求められていることや、学ぶ意味や社会とのつながりの明確化ということが書かれています。 学校での学びが、社会とつながるような学びであると言う事は今後もますます必要になってくると思います。ただそれが学習指導要領の文脈でどれくらい書かれてくるのかと言う事は非常に興味深いです。 世の中は毎日刻一刻と変化しているので、それ

    • Canva×国語(ホワイトボード)

      Canvaのホワイトボードを使って、国語の物語単元、「一つの花」の単元の導入部分の学習活動を行いました。 使ったのは、題名読みと、初発の感想を取るところです。 ホワイトボードでは、一人一人が付箋と呼ばれる小さなカードに記入をすることができます。 ホワイトボード上では、キーボードのSを押すだけで、自分の名前の付箋が登場するので、とても使いやすいです。 Canvaのホワイトボードは、ページが無限に広がっていきますので、目印がないと自分がページ内のどこにいるのかわからなくな

      • 目指す資質・能力

        今回も論点整理を読み解きながら、自分が考えたことを書いていきたいと思います。 論点整理の中には、これからの社会像や現状の課題を踏まえた、資質・能力について書かれています。その中で学習指導要領における資質・能力の枠組みについてという項目があって、現行の学習指導要領で示されている資質、能力の3つの柱については妥当とされていますが、その理解についてはブレが見られるとされています。 これまでの4観点から3観点に整理されたときに、知識及び機能ととして示された資質・能力が、具体的には

        • 論点整理(1)

          文部科学省の「今後の教育課程、学習指導及び学習評価等の在り方に関する有識者検討会」から論点整理が出されました。 これは10年に1回改訂される学習指導要領を作っていくにあたって、必要な議論を行うための論点を示したものです。 現行の学習指導要領は小学校では平成29年に告示されて令和2年度に全面実施されていますので、まだ5年目と言うことになります。この段階で、もう次の学習指導要領と聞くと、まだ現行の学習指導要領もきちんと達成できていないのにと思ってしまう部分もあるかもしれません

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        記事

          CEC千葉オンラインミートアップ#2

          今日はイベントのお知らせです。 千葉県でCanvaに興味がある人、Canvaを使って教育より良くしようと考えてる人たちの集まりであるCanva Educators Community千葉(CEC千葉)のオンラインイベントが決まりました。 9月25日水曜日の21時30分からおこないます。オンラインでおこないますので、平日の夜ではありますが、ご都合がつく方はぜひご参加いただければと思います。 今回の内容は、「Canvaでポータルサイトを作ろう」と言うテーマです。 Canv

          CEC千葉オンラインミートアップ#2

          都道府県の学習の本質

          社会科で、学習指導要領の内容(1)の学習をしています。 この単元では、「自分たちの県の地理的環境の概要を理解すること、また47都道府県の名称と位置を理解すること」という知識、技能を身に付けることになっています。また、「わが国における自分たちの県の位置、県全体の地形や主な産業の分布、交通網や主な都市の位置などに着目して、県の様子を捉え、地理的環境の特色を考え、表現すること」と言う思考力、判断力、表現力等を身に付けることになっています。 これらは、4年生のこの単元で、子供たち

          都道府県の学習の本質

          未来の先生フォーラム2日目

          今日は未来の先生フォーラムの2日目に参加してきました。  今日の1つ目の講座は、毎回たくさんの学びをいただいている東京都の生井光治先生のご講演とワークショップでした。画像生成AIを使った深い学びについての内容でした。  画像生成については、どんな内容で使うのかということを指導者が考えた上で、授業の中で活用していくことが求められていると思います。昨日の坂本さんのAIの話の中でも、同じような話があったのですが、AIを道具としてどのように活用していくのかがポイントになりそうです。

          未来の先生フォーラム2日目

          未来の先生フォーラム1日目

          こんばんは。3連休の初日いかがお過ごしでしょうか?  今日は新宿にある桜美林大学と言うところで行われた未来の先生フォーラムに参加してきました。このイベントは大学の教室10ヶ所ほどで同時に様々な講師の先生が講演をしたりワークショップをしたりするイベントで、それが1日4セット行われる、かなり大きなイベントになります。廊下を歩くだけで著名な先生にたくさんお会いできました。  本日と明日の二日間にわたって行われるイベントになりますので、たくはんの学びが得られるんじゃないかなと思って

          未来の先生フォーラム1日目

          クラス会議の講演を拝聴して

          昨日、「クラス会議」の深見太一先生のお話を拝聴する機会がありました。 クラスに問題が起こった時、どのように解決するか。その方法は、実に多様です。 どのクラスを受け持っても、トラブルが起こらない年はありません。 教室は、育ってきた環境が違う多様な人の集まりであり、子どもたちが過ごしている社会のミニチュア版だからです。 子どもたちが世の中に出たときの練習として、トラブルが起きたときの問題解決方法を学んでおけるとよいですよね。 実際の社会では、関係ができていない多くの人間

          クラス会議の講演を拝聴して

          目的のあるインプットを!(社会「県の広がり」)

          4年生社会科の単元「わたしたちの県」の第1小単元、「県の広がり」の授業が始まりました。 この小単元では、都道府県の地理的環境の概要を理解することがねらいです。 この、地理的環境の概要というのは、かなり社会科をイメージしやすい内容です。人口、面積、市町村、土地利用、地形、交通網、産業といった、その都道府県の様子をよく表すような内容になっています。 調べ方の概要は、以前のこちらの記事をご読みください。 しかし、これを単純に調べる→理解するの授業をやると、どうなるでしょうか

          目的のあるインプットを!(社会「県の広がり」)

          ティーボール 単元計画

          体育で、ティーボールを行うので、単元計画を考えてみました。 ルールの設定や、学習カードなどを追加していきます。 おわりに 今回は「ティーボールの単元計画」をテーマに書きました。 お読みいただき、ありがとうございました。 ご参考になれば嬉しいです 社会科に関する記事をマガジンにしています!よかったらご覧ください! https://note.com/chike2/m/m9b72fec2a397 クラスづくりに関する記事をマガジンにしています。こちらもご覧ください!

          ティーボール 単元計画

          夏休み明けの生活リズム

          夏休みが終わってから1週間が経ちました。 子どもたちの様子をみていると、大きく生活が乱れることもなく、6時間授業にきちんと取り組むことができています。 長期休みの後は、生活リズムを取り戻すために、どのような方法を取ればよいのでしょうか。 一つは、あまり焦らずに、徐々にペースをあげていく方法です。最初から授業を行なっていくのではなく、休み前の授業を復習したり、短い時間での活動を繰り返すような構成をして、体を徐々に慣らしていきます。 もう一つは、通常の授業をいきなり再開し

          夏休み明けの生活リズム

          探究のサイクルを繰り返す

          総合的な学習の時間では、防災についての学習を進めています。 前期の初めから、探究のプロセスを繰り返しながら学習を深めているところです。 課題の設定→情報の収集→整理・分析→まとめというサイクルを、どれだけ繰り返すことができるのかで、子どもたちの、課題を解決していく資質・能力が身につくのかが決まるのだと思います。 市役所の方から話を聞いたり、本や資料で調べたりしながら調べていくのですが、どれだけ子どもたちが「自分の問い」になって調べられているのかが鍵になると思います。

          探究のサイクルを繰り返す

          算数の単元内での積み重ね

          算数は、「式と計算の順じょ」という単元に入っています。 この単元では、四則の混合した式や( )を用いた式について理解し、正しく計算することができるようにします。 ( )を先に計算する、乗法、除法を加法、減法より先に計算すると言った計算のきまりを、形だけ教えても子どもたちの理解は深まりません。 具体的な場面に即して、それを式と結びつける、という過程を経ることで、理解が深まるのだと思います。 啓林館の教科書では、買い物場面が取り上げられていて、お釣りを求める式をたてます。

          算数の単元内での積み重ね

          国語「写真から読み取る」

          教育出版4年上には、表題のような単元があります。 写真をみて、そこにみてるものからどんなことが想像できるのかを話したいました。 写真をみてそこから色々考えるのをは、テレビ番組でも大喜利の番組をやっているの見たことがあると思います。 1枚の写真からどれぐらい想像を膨らませられるのかは、子供たちのこれまでの生活経験などに影響されるのだと思います。 お互いの考えを交流することで、自分にはなかった視点が得られる活動になるのではないかと思います。 ここでは、生成AIを活用して

          国語「写真から読み取る」

          都道府県を覚えるには?

          4年生社会科の大きなポイントと言っても過言ではないのが、日本の都道府県の学習です。 これまでの市町村の学習から範囲が拡大し、都道府県の学習をするにあたって、47都道府県について学習をすることになります。 47都道府県の何を学習するのかというと、「名称と位置」を理解することです。 これは目標として位置付けられていますが、誤解されやすいのが、4年生で必ず覚えなければいけない、というものです。 小学校学習指導要領の社会編第4章(3)には、「小学校卒業までに身に付け活用できる

          都道府県を覚えるには?