KEIICHI YANAGI 柳圭一

小学校教員/社会科/Microsoft Innovative Education Ex…

KEIICHI YANAGI 柳圭一

小学校教員/社会科/Microsoft Innovative Education Expert(MIEE)2023−2024/Canvassador/Google Certified Educator Level 1/EDUBASE Crew

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特別活動で生徒指導!?

生徒指導等との関連については、学級経営の充実を図る中で、いじめの未然防止等も含めた生徒指導との関連を図るようにすることが示されています。 生徒指導のねらいとして、自己指導能力や自己実現のための態度や能力の育成があります。 生徒指導と聞くと、何か問題が起こった時に対処するような場面を想像する方もいらっしゃると思います。 これは、これまでのテレビドラマ等の影響も大きいですし、生徒「指導」となっているので、先生から生徒への矢印を想像させます。 もちろん、それも生徒指導の一つ

    • 特別活動と総合の違い

      特別活動と各教科等との関連の中で、総合的な学習の時間との関連についても述べられています。 特別活動と総合は、自分で課題を設定して解決していくという点では、同じようなことをしているように思います。 では、違いは何かというと、実践と探究というところだそうです。(解説p39) 特別活動では、実践して課題を改善していきますが、総合では、課題が解決されたときに新たな課題が生まれるという、目指すゴールが異なってきます。 このような理由から、例えば、総合的な学習の時間で、防災につい

      • 道徳と特別活動

        道徳と特別活動は、とても関係が深い事が述べられています。 それは、目標に共通点が多いからです。 道徳の時間では、例えばAの節度・節制の内容項目で、自分の長所や短所について話し合います。 道徳の時間は、その価値について話し合う時間ですので、反省会になったり、実際に行動したりする時間にならないように気をつけなくてはなりません。 実践は、あくまで特別活動や普段の学校生活の中で行なっていくものです。 自分の長所や短所がわかって、短所を改善していくための取り組みの計画を学級活

        • 授業⇄学級経営

          良い授業(この定義も幅広いですが)を行うためには、子どもたちとしっかりと関係ができている、つまり学級経営がきちんとできていることが前提になると思います。 良い授業実践を発信されている方は総じて、授業で学級経営をされているという趣旨の話をされます。 つまり、授業と学級経営、特別活動は、密接な関係にあるということが言えると思います。 解説にも、そのことが記載されています。 自分のことを振り返ると、経験が浅いうちは、授業も学級経営も未熟ですので、思ったような授業ができないわ

        特別活動で生徒指導!?

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          CEC千葉 対面イベントVol.1

          今日は、特別活動シリーズはお休みして、CEC千葉の対面イベントVol.1について書きたいと思います。 Canvaを通した先生方のコミュニティ、Canva Educators Community千葉。 3月から月1回、オンラインでの交流会はやってきたのですが、今日は対面でのイベントを行いました。 会場は、JR船橋駅徒歩9分の、クロスウェーブ船橋をお借りしました。 今回、会場を借りてのイベントは初めてでしたので、会場選定から契約など、わからないことも多かったのですが、運営

          CEC千葉 対面イベントVol.1

          特別活動の内容相互の関連

          解説P33では、特別活動の全体計画や各活動及び学校行事の年間指導計画について記載されています。 年度はじめの職員会議で全体計画の提案はあると思いますが、年間指導計画についてはどうでしょうか? 年間指導計画もさまざまなフォーマットがあるので、これまで在籍してきた学校でも、学校によって大きく違いがあります。 Webで検索すると、大分県教育委員会が作成されたフォーマットが出てきました。 学級活動でいうと、内容が3つに分かれていますので、それぞれを何時間ずつ配当するか、という

          特別活動の内容相互の関連

          特別活動と学級経営

          解説P30〜P32では、特別活動の教育活動全体における意義について述べられています。 特別活動は、集団活動と実践的な活動を特質とすることが強調されているのは、これまでも書いてきた通りです。 それを踏まえて、学級活動を中心として、学級経営の充実を図ることが示されています。 学級という集団を作ることは、学級経営の中心といえます。担任として、人間関係を作ったり、計画を立てたりすることは、必ず行わなければならないことです。 学級経営は、教師が意図的に行なっていくものですが、児

          特別活動と学級経営

          集団づくりの方法

          解説P24〜P30において、特別活動は、人間形成の統合的な時間として位置付けられているとあります。 多様な背景を持つ子が生活する集団において、どのように生活していくのかを考えることは、子どもたちの現在や将来に大きな影響を与えます。 そんな集団づくりを預かる学級担任としては、目の前の子どもたちの関係を育てつつ、将来に向けて大切なことを学んでほしいと思います。 解説では、発達的な特質を踏まえた指導についても記載があります。それぞれの発達段階において、どのようなことに気をつけ

          集団づくりの方法

          特別活動における「主体的・対話的で深い学び」

          解説P22とP23では、表題の内容について解説されています。 主体的・対話的で深い学びというと、各教科等の学習のイメージがありますが、特別活動においても、その学びが主体的・対話的で、深いものになるよう留意する必要があります。 これまでのシリーズですでに書いているように、特別活動は学習過程そのものが実践的になるように設計されていますので、その過程で進めていけば、主体的・対話的な学習になるはずです。 学級や学校などの生活において課題を見つけるのはもちろん、その解決に向けて粘

          特別活動における「主体的・対話的で深い学び」

          特別活動で目指す資質・能力

          特別活動で目指す資質・能力 特別活動の目標にも、各教科等と同じように、目指すべき三つの資質・能力が記されています。 指導要録にも、三つの資質・能力が記されていますが、記入欄は、特別活動を構成する各活動・学校行事のとくに良かったものに◯をつけるだけで、観点別にはなっていません。 どれかを切り取って評価をするということではなく、総合的に評価するということですね。 三つの資質・能力について、知識及び技能では、人間関係の形成や合意形成 意思決定をどのように行うのかということを

          特別活動で目指す資質・能力

          特別活動の学習過程

          特別活動の学習過程 特別活動の目標には、「様々な集団活動に自主的・実践的に取り組み、互いのよさや可能性を発揮しながら集団や自己の生活上の課題を解決する」とあります。 まずは、「様々な集団活動」をするとありますので、学級はもちろん、児童会活動など多様な集団が想定されます。 学級などの集団で経験したことが、社会にでたときに、家庭や会社など新たに所属する集団で生かされるということです。 次に「自主的・実践的に取り組む」とあるので、実際に何らかの集団に属してやってみることが

          特別活動の学習過程

          特別活動における見方・考え方とは

          集団や社会の形成者としての見方・考え方 各教科等の目標に位置付けられた「見方・考え方」は特別活動にもあります。 形成者、つまり集団や社会をつくる者として、働かせてほしい視点や考え方ということです。 集団といっても、家の周りの自治会から、国までその大きさは様々です。 それらの集団にはどのような問題があるのか? という視点や、 より良い人間関係や集団、社会をつくるためにはどうすれば良いのか? という視点を持っていることが、 「集団や社会の形成者としての見方・考え方」を

          特別活動における見方・考え方とは

          特別活動の三つの視点

          前回の記事に書いた三つの視点である「人間関係形成」「社会参画」「自己実現」について、解説に書かれていることを読み解いていきたいと思います。 人間関係形成 「集団の中で、人間関係を自主的、実践的により良いものへと形成する」という視点だそうです。人が社会の中で生きていくためには、一人では生きてはいけないよ、人とより良い関係を作るにはどうすればよいのかを、特別活動を通して学んでいこうということだと思います。  人とうまく付き合っていく方法は、人と付き合うことでしか学べないです

          特別活動の三つの視点

          特別活動の目標

          小学校の教育課程の中で行われる特別活動には、どのような意味があるのかな? そんなことをふと考えて、特別活動の学習指導要領解説を開きました。 学習指導要領には、目標が次のように示されています。 集団や社会の形成者としての見方・考え方を働かせ、様々な集団活動に自主的、実践的に取り組み、互いのよさや可能性を発揮しながら集団や自己の生活上の課題を解決することを通して、次のとおり資質・能力を育成することを目指す。 目標の書き方は、基本的にどの教科でも共通していますので、(見方・

          特別活動の目標

          社会科の指導案づくり(5)指導と評価の計画(単元計画)

          社会科の指導案づくりシリーズ(5)は、指導と評価の計画です。いわゆる単元計画というやつです。 いろいろな学習指導案をみていて、この指導と評価の計画が簡潔なものは、本時の部分だけしっかり書いているのかな〜と判断してしまいます。 授業を考える時は、単元を通した計画を立てることが重要だと考えます。 その1時間は、単発の1時間なのではなく、前後の時間とのつながりがどこかに必ずあるからです。 見方・考え方を働かせるのも、単元を通して積み重ねていくところもあるでしょうし、評価は、

          社会科の指導案づくり(5)指導と評価の計画(単元計画)

          長崎

          先日の広島に続き、本日は長崎の原爆投下から79年の節目の日になります。 長崎は、11時2分に投下ということで、時刻に合わせて黙祷が行われています。 6日と同じく、平和について考える大切な日です。 長崎でも、平和について学んだり、発表したりする機会があるそうです。 唯一の被爆国として、この2つの日を忘れないようにしなければならないと思います。 最後の被爆地、になるように、、、 おわりに 今回は、「長澤」をテーマに書きました。 お読みいただき、ありがとうございまし