見出し画像

<my story>なりたい自分に向かっていることに気づいた①(20代)

就活の時、働くなら「あなただから頼みたい」そう頼りにされる存在を目指したいと思っていた。目の前のことでいっぱいになり、朝まで涙をしたことも、転職を考えたこともある。そうして働くうちに、気づくと周りから様々評価をもらえるようになってきた。そんな私が働く上で大事にしてきたこと、曲げられなかったこととは。

職業:アパレルWEBショップ運営担当  年齢:30代


【学生時代~就活】就職はマスコミはやめよって思いました。

生まれも育ちも大阪。

大学時代はマスコミ系の勉強をしていました。
マスコミに就職したいなと思っていて。その流れで、スポーツが強い大学だった為、スポーツ新聞を作る体育会系広報の部活で、取材に行って、写真撮ったり、記事を書いたりしていました。

スポーツが強かったこともあり、学内発行の新聞発行に携わる。

部活では編集長を2年間やりました。
学校側の人と調整したり、写真を撮って、紙面を組んで、レイアウトして発行しての日々。

バイトもせず、旅行も行かず、めちゃめちゃ明け暮れていましたね。

そして、辿り着いたのはこれを仕事にするのは大変だなと。

今思えば、とにかく夢中だったので面白かったとも思うのですが、これを仕事にしたらもっとしんどいことがたくさんあるだろうし、10年20年続けるのは私にとっては難しいなと。
嫌いになりそうだなと思って。

「就職はマスコミはやめよっ!」て思いました。
やりたいことが仕事にできる人と、そうじゃない人と別れるんだなって。

大学時代の友人は、同じくマスコミを目指して、実際に新聞社に入社をしました。様子を聞くと、仕事には昼夜がなく、災害なども取材したことなんかを聞いても、つくづく大変な仕事だなと思います。

でも媒体には興味があったので、今の会社がカタログを作っていることも何か縁があったのかと思います。

就活時、私は自分の就職のイメージが全然ついていませんでした。

何がしたいのかも全然わからず、みんな「軸」とか言っているじゃないですか。
全然わからんし、わからんけど、あんだけ大学時代に頑張れた分、どこ行ってもなんかできる自信はあると思ってて。

でもそれをうまく言葉にできなくて。
「うちの会社じゃなくてもできるんじゃない?」ってめちゃめちゃ落とされて。

飲食紙、ブライダル紙、紙媒体が残っている事業に興味があって、
営業は無理かもしれんなと思いつつも、30社くらい受けたんですかね。
でも全然内定がもらえなくて。

色々受けた結果、今の会社は本当に最後の最後。
12月から就活をはじめて、翌5月くらいでしたかね。
3回くらい心折れた後の、「もういいやっ」ってなってた状態で選考を受けました。

「もう何したいかわかりません。とりあえず言われたこと全部やれる自信があります。」

って取り繕わず素直に話をしたんです。
そうして拾ってくれた会社が今の会社です。

人事の方はめちゃ笑ってましたね。

「せやんなぁ。」って言って。(笑)

【入社後~3年目:営業】1位をとって辞める!と決めたら・・・

2015年に就職してこれまでの間、転職活動はしたことがあるんですけど、
ずっと今の会社です。

一人暮らししたのは社会人になってから。
配属で東京に行くことになってからです。

本社が京都の会社で働いているので、実家から京都に通おうと思っていたんですけどね。

大阪めっちゃ好きなんで。生まれも育ちも大阪。
家族も仲いいし、友人もいるし。
実家からならお金もたまるしって思っていたんですけど。

いざ就職したら東京配属になって。

でも一人暮らしをし始めて、一人暮らしって楽しいなって。
そこからは一人暮らしを満喫しています。(笑)

最初の配属は「やれないかも」って思っていた営業でした。

新規のゴリゴリのテレアポ営業。
決算システムや仕組みを売る営業です。
その当時の部署が女性私一人、同世代も同じ部署にいなくて。
目標も高くって。

1日100件ほど電話したり、訪問したりの日々。
毎週末出張もたくさんしていました。
常時300社くらい担当していましたね。

自分にとっては本当に大変でつらくって。
泣いて朝を迎えることもありました(笑)。

その内にだんだんと辞めたいと思うようになりました。

ただ、嫌だからと辞めるのは違うなとも思ったので、営業で1位とったら辞めよう!「こいつおらな!」って思わせてから辞めよう!

と決めて入社から3年ほど、営業成績1位を取りました。
そして、いよいよどう相談しようかなと思っていた矢先、

「絶対今の仕事(営業)じゃなくても、君はこの会社に必要な人材やから」

と、会社内で憧れていた上司に声をかけられ、私は同社の通販事業に異動することとなります。

その私の憧れの方は今、同社の子会社の社長をされています。

どんなところを憧れているかというと、とにかく人のことをすごく見ているところ。

無駄なことを言わず、モチベーションをあげることをさらっと言って、その人に認められたいと思わせる言い方をされるんです。

頭が切れる人で、人情的に、ドライに。
そして本当にやばい時だけ隣に座ってくれたり。
心動かされるんですよね。

こういう人になりたい。
と今まで出会った人の中で一番思った方です。

そんな人に「必要な人材」と言われたことはとても嬉しかったです!

そうして、通販事業で仕事を続けることとしたのですが。。。

<my story>なりたい自分にちゃんと向かっていることに気づいた②に続く

Q:働いている中で一番うれしかったことは?


パズルがはまったときのように、思った通りに進んだ時にはすごく面白く嬉しく感じますね。

全部が全部そうできるわけではないし、こうしたいって思っているけど、
まだできていないなんてこともたくさんありますが。

新しいフローを考えたりもするので、
「こんなことを考えているけれど、できそうですか?」
「これ誰誰さんに言ったらできるんじゃない?」
「あっできた!できるんやん!」みたいになるのは好きです。

今まで人が考えなかったことを考えついて、思った通りにできて、この人がこれをやっているからこうしているんだな!って理解ができたり。

分業されているから誰が何をやっているのか知らないこともあります。
点で仕事をすることが多いけれど、それを線で仕事をするようにめちゃめちゃ意識して仕事をしてるので、こことこことがつながっているんだ。ということに気づいたら、個人的に楽しいなって思います。

利益改善出来たり、効率よくなったり、それによって人との距離が近づいて、仕事がよりやりやすくなったり。

そういうことをしないと、誰でもできる仕事になってしまうので。
その一歩先をやらないと、正社員で働いている意味はないんじゃないかなって私はそう思っていて。
それは営業の時に叩き込まれててその感覚はあるかもしれないですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?