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本noteの趣旨と自己紹介


はじめまして。

本記事では、このnoteの記事の方向性と、筆者の自己紹介を書いていきます。

自己紹介 

職業:工業高校教員(情報)

年齢:20代後半

経歴:愛知→静岡大学→静岡大学大学院→愛知→浜松(社会人5年目)

現所属チーム:東海1部リーグ所属 男子バレーボール部 アナリスト


ざっくりと自己紹介をすると

教員(プログラミングやネットワーク等の情報系の学科)

大学チーム所属アナリスト(高校生のチームにも関わり有り)

という人間です。

前職では3年間、中学校の教員をしていましたが、その後工業高校の教員に転職して浜松に引っ越してきました。現在は仕事をしながら、大学の男子チームのアナリストとして活動をさせて頂いています。

アナリストとはAnalyze(アナライズ)、つまり分析をする人という意味で、最近では様々なスポーツにチーム専属のアナリストがつくようになりました。アナリストの主な仕事は、自チームならびに相手チームを分析してチームにとって有益な情報を提供することです。特定のシチュエーションに絞って映像を編集して選手に見せたり、データをグラフや図にまとめて次の試合の戦術を監督と相談したりします(このあたりの話は別途記事にしたいなと思います)。


アナリストというとなんだが大層な人がやっているイメージを持たれがちですが、自分自身のプレー歴は全く大したことありません。中学~高校では県大会に手がやや届かないぐらいのチームでプレーし、大学は当時東海2部リーグに所属していた静岡大学に進学。期待を胸に進学し、入学当初は順風満帆そのものな大学生活を送っていたものの、練習について行けなくなったり、勉学へのモチベーションの低下や失恋だったりが重なり、部活はたったの1年で退部してしまいました。

そのまま苦しい大学生活を送っていましたが、大学3年次にひょんなことから大学の女子バレー部のコーチをやることになり(この辺も長くなるのでそのうち記事にできたらなと思います)、そこが人生の転機になりました。

女子とは言え自分よりも圧倒的に上手いプレーヤー達に何を伝えればいいのかを模索するうちに、バレーボール学会関係の方々に出会い、世界が一気に広がったのを今でも覚えています。気付けば退部したはずの男子バレー部のコーチも平行してやって入れ替え戦を共に戦ったり、大学院に進学したり、なんやかんやあって社会人になってから母校ではない大学でアナリストとして活動するに至りました。

アナリストとしての活動は2019年から始めたので今年で3年目になります。プレーヤーとしての経験が薄い自分にとってコーチはやっていて苦しい場面が多かったのですが、アナリストは大学院で情報系のことを修士論文のテーマにして学んでいたこともあり、わりとすんなり入っていけました。これまで学んできたこと、経験してきたことが知らず知らずのうちにアナリストの活動に繋がっている感覚です。

来月からは大学生のリーグ戦も開幕しますので、チームの力になれるように頑張ってきます。


記事の方向性

Vリーグ Division2女子に所属している「ブレス浜松(BREATH HAMAMATSU)」の試合を観て、考えたことを書いていきたいと思っています。
加えて、一般の方からは謎が多いアナリストの世界を、自分なりに解説していきたいと思います。キャリアのどの時点でもいわゆる強豪校に所属していた訳でもなく、かつ母校ではない大学のアナリストをやっている、社会人スタートのアナリストって全国を探してもほとんどいないと思うので、自分なりの記事を書いていきたいと思います。

また、学生カテゴリとはいえアナリストをやっている人間が書く記事なので、できれば簡易的に数値などの客観的なデータやプレーの映像を示して、なるべく論理的に書いていくつもりです。

ただ、負担が大きくなると自分の性格上すぐ面倒くさくなるので、あくまで緩く、楽しくやっていければなと考えています。

所属チームでは「VolleyStation(※1)」という専用の分析ソフトを使って、試合の統計分析や映像の抽出などを行っていますが、本記事ではそういったことはせず、Vリーグの公式帳簿のデータを使う等をして記事を作成する予定です(やる気が出たら、そのうちちゃんと分析するかもしれません)。

記事について多くの意見を聞いてみたいと思っているので、様々な人からコメントがもらえると嬉しいです。

是非よろしくお願いします。


※1 バレーボールには分析ソフトが大きく分けて2種類あり、イタリアで開発されたDataVolleyと、ポーランドで開発されたVolleyStationがあります。現在のシェアとしてはDataVolleyの方が高いのですが、VolleyStationも着実にユーザーを増やしているようです。


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