神戸大学大学院地域連携センター A-Launch

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    農学研究科地域連携センターでは、昼休みの時間をつかった地域連携トークイベント「A-Launch」を平成24年度より開催しています。 これは、これまでセミナー形式にて開催してきた「地域連携研究会」を、より気軽に、幅広く、地域での実践活動や農学の先端研究・理論に触れる場として展開させたものです。 平成26年4月に連携センターは、語り合えるテーブルがあり、よりくつろげる空間へと引越しました。 食と農の現場とつながり、活躍されている神戸大学の研究者や地域の実践家との対話を、この連携センターという空間を活用し、ランチをとりながら、お茶を飲みながらなど、お好きなスタイルで楽しんでください。

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A-Launchとは?

神戸大学大学院農学研究科地域連携センターでは 昼休みの時間をつかった地域連携トークイベント 「A-Launch」を平成24年度より開催しています。 これは これまでセミナー形式にて開催してきた「地域連携研究会」を より気軽に、幅広く 地域での実践活動や農学の先端研究・理論に触れる場 として展開させたものです。 平成26年4月に連携センターは 語り合えるテーブルがあり、よりくつろげる空間へと引越しました。 食と農の現場とつながり 活躍されている神戸大学の研究者や

    • 第22回 綿づくりから地域活性化〜綿から生まれたマヨネーズ!?〜

      日時:令和5年10月17日(火)12:15~13:15 場所:神戸大学農学研究科 地域連携センター ゲスト メインスピーカー 神戸大学4年生 濱田 紗希さん サポート ため池みらい研究所 山田 真輝さん 今年の5月から10月にかけて、ため池みらい研究所で行われた《ため池アクション》。参加した学生が3つのチームに分かれ、それぞれ課題のある地域で地域活性化に取り組むプロジェクトであり、神戸大学の濱田さんはこのプロジェクトに参加し、その成果報告を今回のA-launchでの発表

      • 第21回 これからの米作りと農村を担うのは誰だー山口県の集落営農を参考にー

        日時:令和4年6月21日(火)12:15~13:15 場所:神戸大学農学研究科 地域連携センター ゲスト 農学研究科食料環境経済学講座 助教 小川景司先生 土地利用型農業、つまり日本の水田農業は国土保全や環境保全、 農村の経済や地域社会を維持するという重要な役割も担う産業です。 しかしながら土地利用型農業は相対的に収益性が低いのも事実です。 今回のゲストである小川先生は、 この「土地利用型農業」の持続可能性をキーワードに、 どうすれば持続可能な在り方を実現できるのか、

        • 第20回 日本茶の世界

          2021年11月9日(火) 12時15分〜13時15分 地域連携センタースタッフ 学術研究員 梅村 崇 (御茶村) こんにちは。センター新スタッフの梅村と申します。 今回、第20回のA-Launchは「日本茶」をテーマに、 私、梅村が新スタッフとしての自己紹介も兼ねてお話ししました。 新型コロナの流行がある程度落ち着いて、やっと少し人が集まれる状況になってきましたが、今回も前回に引き続き、リアルにオンラインを併用しての開催でした。 内容は「日本茶」。 今回は、身近なよ

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          第19回 ため池の現状と展望

          2021年3月9日(火) 12時15分〜13時15分 東播磨フィールドステーション 特命助教 柴崎浩平先生 2020年度,最後の「AーLaunch(エーランチ)」。今年度は新型コロナウィルス感染症拡大の影響もあり,ランチ形式からオンラインとリアルを融合した飲食なしのハイブリッド形式での会となりましたが,引き続き積極的なディスカッションが行われ,知の最前線を知る貴重な機会となりました。 2020年度2回目,通算第19回目のゲストは,農学研究科地域連携センターで特命助教をされ

          第18回 ポリフェノールの機能性のお話

          2020年12月22日(火) 12〜13時 生命機能科学専攻 応用生命化学コース 准教授 山下陽子先生 2012年から継続している「AーLaunch(エーランチ)」。これまでは,神戸大学の先生が普段どのような研究に取り組んでおられるかを知る機会として,昼食を取りながら,フラットな雰囲気のもと,ゲストの先生に研究の入り口的な内容をお話いただいておりましたが,今年度は新型コロナウィルス感染症拡大の影響もあり,一部形式を変更しての開催となりました。しかしながら,オンライン参加者か

          第18回 ポリフェノールの機能性のお話

          A-Launch 再開します。

          第18回目(2020年度の第1回目)のA-launchのご案内 今年度は 新型コロナウイルスの影響もありこれまで開催を控えておりましたが 今回,形式を変更する形で実施いたします。 具体的な変更点としては コロナ対策として会場には連携センタースタッフのみ参加可とし オンライン配信を実施します。 以下詳細,ご確認ください。 ーーーーーーーーーー 日時:12月22日(火) 12時〜13時 場所:E210(食料環境経済学講座ゼミ室) ゲスト:山下陽子先生 https://wee

          第17回 暮らしの足から考える持続可能な村づくり

          2020.01.21 衛藤彬史 地域連携センター 学術研究員 概要 山間部を含む多くの農村地域では、生活する上で自家用車が必要不可欠であり、自身で車を運転することが難しく、身近に同乗を依頼できる相手がいない場合、移動に多大な困難を伴う。そのことにより高齢になってから住み慣れた地域を離れざるを得ない事態や、危険を承知で自ら運転することによる事故が生じている。 対策は各地で実施されているものの、財政難もあり多くの地域で課題のまま残されている。一方、地域や住民が主体となり交通不便

          第17回 暮らしの足から考える持続可能な村づくり

          第16回 ウシの感染症‐予防・治療法へ向けて‐

          2019.06.13 松尾 栄子 応用動物学コース 感染症制御学 助教 概要 イバラキ病は1959年日本で初めて報告された嚥下障害を主徴とする牛の感染症(致死率~20%)で、家畜伝染病予防法の届出伝染病である。その原因ウイルスとして、二本鎖RNA(dsRNA)をゲノムとして持つイバラキウイルス(Ibaraki virus, IBAV)が、茨城県下の発病牛から分離された。イバラキ病は、近年も国内で流行しているが、感染牛に対しては対症療法しかなく、治療法の確立は急務である。ウイ

          第16回 ウシの感染症‐予防・治療法へ向けて‐

          第15回 ため池の総合治水への活用

          2019.02.05 田中丸 治哉 生産環境工学講座 水環境学教育研究分野 教授 概要 兵庫県は、県・市町・県民が協働して総合治水を推進することを目的として、平成24年4月1日に「総合治水条例」を施行した。 水環境学教育研究分野では、総合治水の流域対策の一つとしてため池の活用について検討してきた。本報告では、ため池の総合治水への活用に関する以下の内容について紹介する。 ①兵庫県の丹波篠山地区、淡路地区を対象として、ため池事前放流で確保できる雨水貯留容量を計算した結果を示した

          第15回 ため池の総合治水への活用

          第14回 好き嫌いは遺伝か?環境か?! -味がヒトに及ぼす作用ー

          2016.11.18 藍原 祥子 生命機能科学専攻 応用生命化学講座 食品・栄養化学教室 助教 概要 甘い、苦い、甘辛い、しょっぱい―― 。私たちは口にしたものをさまざまに表現する。ヒトはこの感覚を頼りに、味には共通の質があること、それらが自然界に存在する分子に由来することを見出してきた。そして味覚とは生来、動物が有用なものと有害なものを分けるために発達させてきた生理機能であると考えられる。さて、食べ物を商品とするほどヒトの文化が成熟してくると、味を調えることで付加価値を生

          第14回 好き嫌いは遺伝か?環境か?! -味がヒトに及ぼす作用ー

          第13回 ローカルから社会を変えるー中国から篠山、そして島根へー

          2016.01.09 高田 晋史 島根大学生物資源科学部 助教 概要 ここ20年ほどで社会は劇的に変化し、大学や学生に求められることは大きく変化しています。地域研究に携わる研究者に対しては、実際に現場に出て地域課題を解決するための研究やアクションを起こすことが求められています。今回は、これまでの取り組みの振り返りと、今後取り組みたいアクションについてお話しいただきました。 第13回は 島根大学生物資源科学部助教の高田晋史さんです。 45社にエントリーシートを送り 国会議

          第13回 ローカルから社会を変えるー中国から篠山、そして島根へー

          第12回 篠山フィールドステーションを拠点とした 地域連携活動の展開と今後の展望

          2015.09.29 清野未恵子 地域連携センター特命助教 概要 篠山フィールドステーションを拠点とした地域連携事業のコーディネートを約5 年間勤めた清野未恵子さん。地域連携事業として、研究・教育・交流活動を進めるなかで、地域側と大学側のメリット・デメリットのずれを感じることがあったそうです。そうしたずれが解消され、「うまくいった」事例から、地域と大学どちらにとってもメリットのある地域連携とは何かについて話題を提供くださりました。さらに、今後の神戸大学(または農学研究科)の

          第12回 篠山フィールドステーションを拠点とした 地域連携活動の展開と今後の展望

          第11回 ドイツの土壌から見る食文化

          2015.06.19 川西あゆみ 地域連携センター 学術研究員 概要 修士課程2年目にドイツに渡り、Hohenheim大学農学部植物栄養学科で博士号を取得。植物に重金属を吸収させて土壌を浄化する研究をはじめ、13年間をドイツで過ごした川西さん。 ドイツの土壌と食に関する講演のほか、ドイツの大学や農業インターンシップ事情を紹介くださいます。 第10回目は 地域連携センター学術研究員の川西あゆみさんです。 現在ドイツでは肥満が社会問題となっており 特に子供・青少年の47%が

          第11回 ドイツの土壌から見る食文化

          第10回 生体組織の巧みな構造から学ぶ細胞・組織のミクロの世界

          2014.11.21 上田修司 農学研究科 生命機能科学専攻 応用生命化学 動物資源利用化学 助教 概要 生命現象は、細胞と組織の連携が織りなす巧みな構造によって徹底的に合理化されており、その顕微鏡画像は非常に美しく、研究者を魅了します。 また、多くの病気は、細胞と組織の構造に異常が生じるため、世間一般においても馴染みの高い蛍光蛋白質(GFP)、人工多能性幹細胞(iPS)などの技術も生命を形作る生体組織の解明に活かされています。 上田先生は、近接蛋白質酵素標識法(BirA*

          第10回 生体組織の巧みな構造から学ぶ細胞・組織のミクロの世界

          第9回 地域問題の虫眼鏡~アートプロジェクトから生まれるルーラルデザインの形~

          2014.07.16 松本文子 農学研究科 食料共生システム学専攻 生産環境工学講座 地域共生計画学 助教 概要 アートプロジェクトって聞いたことありますか? 今、東京だけでなく地方都市や農村にアートプロジェクトが広がっています。そこでいうアートは、芸術作品やアーティストだけでなく、生きるものやその営み全てを含みます。複雑な現代社会で行き詰まる様々な問題に対して、感性から問いかけるアートプロジェクト。そこで見えるものは、地域問題の新しい答えになるのでしょうか? 松本先生はア

          第9回 地域問題の虫眼鏡~アートプロジェクトから生まれるルーラルデザインの形~