タイル屋さん 

株式会社良元興業  タイル屋さんですタイル貼ってます。 スコットランド🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿の…

タイル屋さん 

株式会社良元興業  タイル屋さんですタイル貼ってます。 スコットランド🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿のエディンバラみたいな街を作るのが夢です。

最近の記事

この業界で10年。

高校卒業後すぐに18歳で建築業界に両足を突っ込み、父親がやっている会社(当時従業員6名ほど)でタイル屋一年生をスタートさせました。 朝6時前には出発して都内の現場に到着、朝7時過ぎから仕事を始めて気が付けば夕方。とにかく仕事を早く覚えたい一心でがむしゃらに働きました。 そんな調子で5年ほど経ち、転換機を迎えます。「このまま大手建設現場で仕事を続けていても先は明るくない」誰もが分かってはいるけど目を瞑っていた課題をとうとう無視できなくなった父親が決死の一歩を踏み出します。

    • これからの建築業界、組織を拡大することが果たして正しいのか

      人口が減り、現役世代が減り、経済の縮小が明らかな国『日本』で、人を雇ってガンガン仕事を取りにいくスタイルが果たして正しいのか。 貧乏暇なしとはよく言ったもので、忙しいだけで利益が上がらない悪循環まっしぐらではないのか。 「人が減っているんだから職人の奪い合いになって単価は上がるよ」と皆さんゴリゴリに正常性バイアスが働いておりますが、もちろん仕事も減っていくし何より、どうせ他社より単価を下げて仕事を奪い合うじゃないですか。そこはもう変わらないですよねこれからも。 ビジネスを

      • 言葉を磨く。

        相手に分かるように伝える。 相手の話を聞く。 社会に出て思ったのは、これが徹底してできている人の数があまりにも少ない。日本人だから当然日本語ができていると思い込んでいる人がほとんどだけど、伝える聞くに関しては全く別の話だと思う。 文脈がぐちゃぐちゃで何言ってるか分からない人、相手の話を勝手な解釈だらけで受け取る人、こういう人はコミュニケーションに労力割くからなるべく距離を置くようにしてる。 社会を生き延びるのに1番役立つスキルはやっぱり“言葉”で、仕事が人と人との営みであ

        • 正しいリスクを負え

          今思っていることをつらつら書く。 挑戦し続けなくては生き残れない。 ここでいう挑戦とは無謀なモノではなく、負うべきリスクと生存ラインの担保とのバランスを取った、正しい挑戦。失敗しても死なない挑戦だ。 挑戦するということは新しい領域へ足を踏み入れ、新しい知見とスキルを身につけるということ。すなわち、死ぬ確率を下げるということ。 未来を予測したって分かりやしないし、一年先でさえ何が起こるか分からない。時代のルールがコロコロ変わる現代で、過去のデータと現時点での自分の知識を駆

        この業界で10年。

          律する

          いつだって戦うべき相手は自分。 こいつはいつどこに居ても厄介で、邪魔ばかりする。勝っては負けての一進一退。勝つコツとかはなくて、ゴリゴリの精神力勝負。 ただ、勝つコツはないが、戦わずに済む方法はある。 ①精神力勝負に持ち込む前に、無意識に行動するレベルまで環境を作り上げる。 ②ご褒美をトリガーにする。 筋トレが良い例で、ずっと続けてると逆にやらないことの方が不自然な環境になり、身体が綺麗になるというご褒美がある。 話は筋トレに変わるが、筋トレは本当に良い。 ここ数日体調

          目的地に向かって旗を振る

          漠然と会社を経営していても人はついてこない。 ①『お金を稼いで会社を存続させる』これは会社経営の本質であることは間違いないが、人生の本質とは違う。 ②経営者でいる以上は、人生と会社経営を切り離すことは難しい。 ③24時間会社のことが頭から離れないのが経営者の宿命。 であるならば、経営と人生の目的地を重ねるのが良さそう。『楽しいことをするためにお金を稼ぐ』というのはどうだろうか? 会社単位で楽しいこと面白いことをするにはやはり軍資金が必要だし、第一に、従業員とその家族の

          目的地に向かって旗を振る

          世の便利さに比例する仕事量

          ✅私たちの仕事は、『お客様に身体にとっても精神にとっても快適な住宅環境を提供すること』 ✅私たちの理念は、『ファーストクラスを身近にする』『労働環境をアップデートする』 忙しくなると作業で1日が終わり、それが1ヶ月も2ヶ月も続くと会社としては何も成長しないまま長い時を過ごすことになってしまう。 今現状忙しいく、売り上げが伸びているのは過去に努力した結果であり、その今をただただ現場仕事で忙殺されていてはこの先また売り上げが下がってしまう。売り上げが出ている状況でも次の打ち手、

          世の便利さに比例する仕事量

          信頼できる仲間

          この1年で我々に大きな変化が2つありました。 1つ目は取引先。心からリスペクトし合える関係を築けている取引先が数社増えました。元請け下請けという上下関係で成り立つビジネスモデルである以上、お互いをリスペクトする、というのはとても大切です。ここを疎かにしてしまうと脆い関係しか築けず、関係が断ち切れてしまうのも時間の問題です。 取引先と良好な関係を築けている要因として挙げられるのは、 ①需要と供給の“高いマッチング” ②任せ合える“信頼性” ③健康的な“利害関係” の3つです

          信頼できる仲間

          重層下請構造まだやってんの?

          施主さんから仕事を受注した会社と施工業者の間に何社も入ることを『重層下請構造』と呼びます。 これが諸悪の根源。施主さんにメリットなんか一つもありません。工事をどこかの会社や工務店に依頼するのであれば、ここを調べることをおすすめします。 依頼した会社や工務店の社員である職人が施工する、もしくは直下の職人さんが施工するのであれば問題ありません。 が、その間に一社二社入っているのであれば問題です。 理由はシンプルで、大きく3つです。 ①元請と施工業者の距離が離れるほど施主さ

          重層下請構造まだやってんの?

          漢字一文字『人』

          今年一年を振り返って漢字一文字、『人』。 人は一人では生きられない。共存する生き物である。 今年はチームにメンバーが2人加わりました。間違いなく今後の我々のチームの根幹になり、チームの形作りに大きく貢献してくださるだろうと確信しています。 どうして急にこれほど素晴らしいメンバーが集まったのか。会社理念を明確にして、発信し始めたのがきっかけになったのではないだろうかと考えています。 やはり大切な事なんだなと思わされたのは、『目標は何で、そこに向かってどの様なアプローチを

          漢字一文字『人』

          求めていた『真っ黒なスケジュール帳』

          タイル工事の一本槍から外構工事との二足の草鞋に切り替えて6年ほど経過した。 当然最初は仕事もなく、厳しい条件で取ってきた仕事をこなしては休み、こなしては休みの繰り返し。 幸運だったのは、会社員であったこと。空いた時間を利用して勉強の日々。これが経営者だったらきっと血眼になって仕事を探していたことでしょう。 その期間に自分のスタンスを確立させて、実行に移ってから徐々に仕事が増え始め、今では身動きの取れないほど真っ黒なスケジュール帳。 が、仕事が少しでもオーバーフローする

          求めていた『真っ黒なスケジュール帳』

          リーダーの仕事

          チームに人が集まるかどうかは、 リーダーの器 × プロダクトの魅力 で決まる。 リーダーの器がゼロだといくら魅力的な事業を展開していても人は寄ってこない。だからリーダーは常に学び続けなくてはならない。 器と一言で言ってもさまざまなモノサシがある。 そこに答えはないが間違いなく言えるのは学ぶ姿勢がないリーダーに器なんてものがあるわけがなく、アップデートの歩みを止めてはならないのがリーダーだ。 『リーダー力 = 人間力』と言われるくらいリーダーは人としての深みが求められる。

          リーダーの仕事

          職人性に走るな

          本拠地は埼玉県朝霞市ですが、今年から川越市にも支部を設けることになりました。活動の幅も広がるので会社にとってかなりプラスになるでしょう。 まだまだ伸び代だらけの飽きない会社です。笑 最近はずっと職人の定義について考えを巡らせていました。前の記事にも書いた通り、ざっくりまとめると『スキル100点でも集客30点じゃ優れた職人とは言えない』という話でしたが、スキルに関してもう少し解像度を上げてみました。 市場にはニーズレベルが必ずあって、あるレベルまでクオリティが達するともう

          職人性に走るな

          『知ってる業者』知られるって大事

          最近街の看板に興味があり意識して見ていると、比較的塗装屋さんの看板が多い印象があります。 バスのペイント広告でも多く見かける… そして知り合いの塗装屋さんは皆自分のところで住宅に営業して仕事を取ってきている… 看板もバス広告も自社営業も、理に適っているからやっているわけで、おそらくどの塗装屋さんも『投資』という意識では行っていないと思います。(僕の肌感です) これは『外壁塗装は塗装屋さんにお願いする』という一般意識があるからこそ成り立つビジネスモデルですね。外壁塗装をする

          『知ってる業者』知られるって大事

          身体を資本だと売り上げは落ちる一方

          今回の記事は支離滅裂になってしまうかもしれませんが本音を書きます。 僕たちが従事している建築業界では、身体が資本となります。身体が元気なうちはバリバリ現場で働くことができるので、20代後半から独立して40代までの15年間ほどはまぁまぁ稼げて気分が良くなってその後に地獄を見る、と言う構図が業界内で蔓延っています。 身体を資本とする職業柄、40代から下り坂で売り上げはどんどん落ちていきます。そうして今日苦しんでいる先輩方をたくさん知っています。 もうひと世代前の大先輩方は、

          身体を資本だと売り上げは落ちる一方

          羅針盤🧭

          会社の惰性を阻止するためにも、定期的に理念を確認もしくはアップデートしなきゃいけないな。 人間は気を抜くとすぐに楽な方に行こうとするしダラける生き物ですからね。 最近は"仲間を集める"が僕の中でトレンドになっています。やっぱりやりたいことを実現しようとすると到底1人では辿り着けなくて、仲間の存在が必要ですからね。 もちろん人が増えればその分エラーも多発するだろうけど、システムの改善はエラーからしか生まれないので、その都度会社をアップデートしていけば良いだけの話です。 僕