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職人性に走るな

本拠地は埼玉県朝霞市ですが、今年から川越市にも支部を設けることになりました。活動の幅も広がるので会社にとってかなりプラスになるでしょう。


まだまだ伸び代だらけの飽きない会社です。笑


最近はずっと職人の定義について考えを巡らせていました。前の記事にも書いた通り、ざっくりまとめると『スキル100点でも集客30点じゃ優れた職人とは言えない』という話でしたが、スキルに関してもう少し解像度を上げてみました。

市場にはニーズレベルが必ずあって、あるレベルまでクオリティが達するともうそれ以上求めてもポイントは加算されないという地点があります。それ以上のクオリティを求めるのは趣味です。
くれぐれも言っておきますがこれは良し悪しの話ではありません。

要するにオーバースペックよりもハイスペックを目指せということです。
オーバースペックになってしまうほどのリソース(時間とコスト)を技術の向上に割くのなら、ハイスペックの時点でリソースの分配をストップして他の分野に残りのリソースを使った方が市場にとって希少な人材になれます。


弱いやつが強くなるスピードよりも、強いやつがさらに強くなるスピードの方が速いので、ある程度のレベルまでいったらその競争からはとっとと撤退して違う分野を伸ばした方が良さそうです。

80点よりも90点、90点よりも100点を目指すことが美学とされる職人の世界ですが、少なくとも今の時代は“職人性“に走らない方が賢そうです。

その分金額を安く抑えた方がお客さんも喜ぶでしょうし。ビジネス的な視点から見てもそっちの方が“センスのある職人"な気がします。


今日の記事は、『職人性に走るな。その分のリソースを他のスキルに分配して、スキル×スキルで希少価値を上げよう』という話でした。

現場からは以上です。

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