実践!天才たちの小さな習慣
「忙しくて本を読む時間がないよ!」というあなたの為に、圧倒的な成功を生んだ天才たちの小さな習慣を紹介する「天才たちのライフハック」(著者:許成準)の要点をまとめました。
天才と普通の人との違いはなんだろうか?
ウォルト・ディズニーやスティーブ・ジョブズ、アルベルト・アインシュタイン…これらの天才たちと私たちは何が違うのでしょうか?
大人の知的能力の60%は先天的なもので、40%は後天的なもの。
生まれながらの天才も確かに存在しますが、後天的な素質を開花させた成功者も、世界には大勢います。
私たちが成功のためにできることはただ一つ!
後天的な40%を最大限に高める。
成功に必要な後天的要素として最も有力とされるのは「習慣」だと言われています。
この本では、古今東西の天才たち88名の習慣をまとめていて、どの習慣も再現可能なものです。
問題は続けられるかどうか…
この本から、私も取り入れている習慣についてご紹介します!
【集中力を強化するライフハック】
単純な仕事は音楽の力を借りる/ジョナサン・アイブ(1967〜)
ジョナサン・アイブは、iPhone、iPad、iMacなどをデザインした、Appleのデザインにおける最高責任者です。
インダストリアルデザインの分野で最高の知名度を持っている彼の習慣は、単純作業を楽しくするために、一日中トランス音楽を聴きながら働くことです。
クリエイティブな仕事はいつもエキサイティングなのかといえば、そうではありません。模型づくりなどの単純作業からは逃げられないのです…
この習慣を裏付けるものとして、「単純な仕事をするときに音楽を聴くと、仕事の生産性が高くなる」という研究結果があります。
音楽を聴きながら仕事をすることを禁止している職場がGoogleやMicrosoftを超える日は来るのでしょうか…あなたの職場はどうでしょう?
【アイデアが湧いてくるライフハック】
アイデアが欲しいときは散歩をする/ベートーヴェン(1770〜1827)
ルートヴィヒ・ベートーヴェンは、言うまでもなく音楽史上最も重要な作曲家のひとりです。
そんな彼には、作曲を机の上ではなく、散歩しながら進める習慣を持っていました。ランチを食べると、紙と鉛筆を持って3〜4時間も散歩するのです。
彼が習慣で行っていた散歩について、最近では科学者もその効果を立証しています。
2014年にスタンフォード大学の教育学部が中心となって行った研究では、座ったままよりも歩いているときの方が、「クリエイティブな能力」が平均して60%も高まることが明らかになっています。
私自身、昼休憩や夜、休日の朝など毎日30分〜60分程度ですが散歩しています。
誰にでもできることだからこそ続けることで差をつけましょう!
この本では、他にも「仕事の生産性をあげるライフハック」や「ストレスに打ち勝つライフハック」、「学び、自らを高めるライフハック」の5つのカテゴリーごとに88名もの成功者の習慣が語られています。
・ランチを減らしたディズニー
・常に泣いていたジョブズ
・戦場でも読書したナポレオン
・ラブレターを代筆したゲーテ
・徹底的に楽をした鳥山明 など
成功者の意外な習慣は楽しく読めるだけでなく、真似して自己肯定感を高め、友人との雑談のネタにもなる一石三鳥な本です!
是非読んでみてください!
それは、また会いましょう!
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