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百冊挑戦

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2021年の一年で、読んだ本を百冊挑戦しようというグループです。 今田素子、山崎亮、嶋田洋平、筧裕介、林千晶の5人で挑戦します。
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#民藝

12月に読んだ本

12月に読んだ本

百冊挑戦の最終月。1年間で百冊読もうという挑戦は目標を達成したのか。順に冊数を記してみよう。1月は9冊。2月は8冊。3月も8冊。4月は9冊。5月は8冊。6月は7冊。7月は10冊。8月は3冊。9月は12冊。10月は3冊。11月も3冊。そして12月は3冊。合計冊数は83冊。100冊は到達せず!後半の失速が著しい。コロナパンデミックの勢いが弱まったのと並行して、各地でのワークショップや講演が再開されたと

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11月に読んだ本

11月に読んだ本

今月は大阪日本民芸館で開催されている「三代澤本寿」展に影響されたのか、民藝、型絵染、松本市にまつわる本を多く読んだ。結果は3冊。1ヶ月の読書数としては3冊というのが心地よい冊数なのかもしれない。そんなふうに考え始めている自分がいる。

▼『型絵染:三代澤本寿』

民藝の型絵染作家として有名なのは芹沢銈介。その弟子は何人かいるが、有名なのは柚木沙弥郎。御年100歳の現在も活発に製作を続けているという

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9月に読んだ本

9月に読んだ本

先月はひどかった。1ヶ月に読めた本が3冊だったのだ。これには言い訳がある。併読していた本が10冊近くあって、そのいずれも読了できていなかっただけなのだ。苦しい言い訳だ。そんな言い訳、無くてもいい。無くてもいい言い訳をわざわざ引っ張り出してきたのはなぜか。今月は、併読していた本も含めて大量に読んだぜ、と言いたいからだ。その数、堂々の12冊!

▼『コンヴィヴィアリティのための道具』

とにかく読みに

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5月に読んだ本

5月に読んだ本

4月から建築学部の教員になったので、なるべく建築系の本を読みたいと思っている。そう思って読書を続けたら、今月は2冊ほど建築系の本を読むことができた。やはり建築本はスラスラと読める。改めて、私はここが故郷なのだと思わせてくれる分野である。とはいえ、興味の対象は故郷の外に広がり続けている。いまは資本主義や民藝についての本に興味がある。外の分野の本を読むと、母国語ではない言語の本を読んでいるような気分に

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3月に読んだ本

3月に読んだ本

月に9冊が目標なのだが、今月もやはり遠く届かない。図録を眺めてなんとかしのごうと思う。

以下が今月読んだ本である。

▼『リーチ先生』

九州の小鹿田焼の里から始まる物語。とても読み進めやすい。古風な文章表現も無いし、難しい漢字も登場しない。とにかくスラスラとテンポよく読み進められることに配慮された文章である。そして、各章の最後がものすごく盛り上がる。だから、次の章が読みたくて仕方なくなる。70

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